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ヒットエンドにゃんEX
nekoumeume.exblog.jp
2019年 12月 25日
〝みんなのマイケル” 無責任な猫好き パート1
いまだ吹っ切れないある猫の死も
その子がこの世にいたことを綴るため書いておくことにした

猫は人間の心を癒すおもちゃではない
でも、猫の為の猫好きと、自分の癒しのための猫好きを区別できなかった私が悪かったのかも・・・
〝みんなのマイケル” 無責任な猫好き パート1_b0166128_08181279.jpg
ごめんね、マイケル

ご近所に愛されていた人懐っこい猫

マイケルと呼ばれていた




3、4年前突然現れ、
ご近所さんの飼い猫と仲良しになり
地域猫として愛されていた
『マイケル♪』
と呼ぶと、振り返り返事もした

猫を飼っていたご近所さん何件かで
病院でしか買えないようなキャットフードを与え
触ったりすることもできる懐き方だったようだ
後々我が家で飼おうと思うと名乗ってくれていたお宅も2軒あった

徐々に遊びには毎日来ていたが
キャットフードには手をつけなくなったそうだ
どこかでもっとおいしいごはんでも貰っているのかと話していたが
だんだん毛並みがボサボサになってきた
老猫飼いのご近所さんが
『もしかしたら、どこかで総合栄養食でないおやつフードばかりや
塩分の多い人間の食べ物を与えられ
味を覚えて総合栄養食のキャットフードを食べなくなったのかも・・・
このままでは一気に肝臓とか弱っちゃうかも』
と心配されていた

我が家では、老猫が立て続けに亡くなり
一匹になったビーコン(雌猫)が
ベランダからマイケルの寝姿を見るのが日課になっていた

時折おやつのカリカリをあげる位の付き合い

ある日突然、見なくなった

案の定、ご近所さんたちの情報交換が始まり・・・

10日くらいたった頃、
ガリガリに痩せジャンプもほとんど無理な状態でマイケルが現れた

すぐにでも保護したいが、
この時〝後々飼う”と言って下さっていたお宅は
一件は毎日点滴の老猫を抱え
もう一件は、三匹飼っていたが、
癌で一匹失ってすぐ、
マイケルを飼おうと準備していた矢先
もう一匹が顎に癌
飼い主さんが倒れるんじゃないかと言うほど大変な状況になっていた
無責任に飼うなんてなかなか言えないことは
病気持ちの老猫を保護し看取った経験から、
その方たちのお気持ちがよくわかる

〝私暇人だし
今、ビーコンしかいないし・・・
マイケルどんな子かな?
保護して飼っても脱走するだろうな~”
なんて煮え切らないものの
ご近所さんに、
『捕まえさえしてくれれば
病院連れてけるし、なんなら飼っちゃいますよ』
と伝えると、連絡を取り合い保護チャレンジされていた

捕獲チャンスがあり、
驚かさないようそっとそばへ・・・

しかし、その時
『にゃーにゃ♪・・・』
と走ってきた接触の無かったおばちゃんが乱入!
弱った猫は当然警戒し、一目散に逃げる
そんなことが2度3度続き、
困ってしまったご近所さんと共に
なんで?と思いながら
おばちゃんに話を伺うと

おばちゃん曰く
『よく家に来るのよ。
私に懐いてるの
撫でることできるし、ブラッシングもさせてくれるし~
あの子カニカマ(人間用)が大好きなのよ♪
他にもね・・・・云々』
と・・・
(ん?カニカマ?
人間の食べ物やっていたのはこのおばちゃんだったのか~)
でも、ご家族が猫嫌いとかで飼えないのだそうだ

いろいろ察し、
『捕獲の際はご迷惑をおかけするかもしれませんが
静かにそっと見守ってください』
とお願いすると、
『いいえ、私にまかせて!
すぐ飛んでいくわ。
だってあの子私に凄く懐いているし
家まで入って来るもの♪』
と・・・察していただけて無いようで嫌な予感さえした
(おばちゃん、ならすぐ捕獲してよ!)
と内心思いながら、
捕獲してすぐに病院へ連れて行かなければならない状況と
その後我が家で家猫として飼う旨を伝えた

捕獲器を持って来てとおばちゃんに頼まれたが
その道のプロではないので用意できないこと
代わりに、亡き愛猫が使っていたキャリーケースを
マイケル捕獲用に私が留守していても持っていけるよう用意した

すると2日後
キャリーケースがない
しかし、保護使用の連絡もない
盗まれたのか?と不安になる中
その後、空っぽもキャリーケースが元に戻されていた
後で他の方から知らされたのは、
あのおばちゃんが持って行ってマイケルを保護し
その後病院へ連れて行くのだと・・・

あの状態なら、入院か、薬飲ませられるなら家でゆっくりしてるのか?
キャリーケースが空っぽで返されたということは
飼ってくれるってことなのだろうと・・・
甘かった!

キャリーケースが戻った次の日の早朝
小さな小さな鳴き声がした気がした
そっと窓を開けるとそこには
今まで以上に弱った姿のマイケルが
老猫野良ちゃんと鉢合わせしていた

保護した時よりますます弱っていた
何があったのか、もう人間が信じられないのだろう
近くに行くとひたすらよろめき逃げる

ご近所さんに連絡

その2日後だったか・・・
マイケルが現れた
10月23日
『今日午前中なら病院行けますよ~』
のメールで、ご近所さんからすかさず連絡が入った
マイケルが車の下にいるので、保護したらお願いしたいと。

皆であの手この手で動かそうにも動じない
みなさん出勤時間ギリギリまで悪戦苦闘

一旦部屋に戻った時
亡き愛猫にお供えしていた
サーモンが目に入った

試しにサーモン刺しで釣ってみると
動かない体をヨロヨロさせながら車の下から出て来た
もう捕まえる云々ではなく
歩くことさえままならなかった状態だった

その姿に、今日か明日か・・・

暴れるなんて程遠く
最期の力を振り絞ってと言うくらいの弱り方も、
皆の心には
『屋根のあるところで最期を送れる』
という安堵しかなかった

この時思った
なぜおばちゃんはマイケルを保護したのに
外に放してしまったのか?

おばちゃんにとって、
マイケルは可愛いおもちゃで
面倒を見るというのは嫌だということだったのか?

この後病院での検査で分かったことは
保護された後、本当に病院へ行ったのか?
行ったとしてもどんな検査をしたのか?
点滴さえしてもらってなかったのではないかということ
なぜなら、姿かたちから脱水が進んでいたのは明らかで
数値にも出ていた

つづく・・・

by fujiki-seki | 2019-12-25 14:19 | 猫だって歳をとる
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