新御茶ノ水駅から地上に
8K地点の小川町交差点にて
夫は結婚後、ぐんぐん育っておデブちゃんになった
妻として、あまり気にならなかったが、
40代後半になると膝にダメージを覚えたらしい
それを機にランニングを始めた夫
50歳に手が届くころ、いつしかマラソンの魅力を知ったかのように
マラソン大会に出るようになった
そして51歳秋、
初のサブ3をマークも
2時間59分50秒
(ネット2時間59分15秒)
と、超ギリギリタイム
そうは言っても、50歳にしての初サブ3
妻としてついて行きながら
まともに写真を撮ってあげられなかったことが悔やまれた
先日(2月25日)の東京マラソンだった
52歳での参加となった
走りやすくタイムが出やすいとか?
52歳にして人生2度目のサブ3が可能かも♪
ただし・・・
一週間前どころか、12日間の禁酒はきつかった!
きつかったのは、妻である走らない私自信なのだが。
まず、前々日の金曜日にゼッケンを貰いに
東京ビッグサイトへ行った夫の腕には
何かが巻かれていた
夫曰く『大会終わるまで外しちゃダメなんだって』と
もしやテロ対策か!?= 大会当日 =早朝4時に夫は起きた
私は5時すぎに猫に起こされ
そのノリで、夫の背中のテーピングを貼る
夫への興味が薄いのか、間違っちゃってやり直し♪
何度も何度も荷物の確認をして出て行った
出て行ってから気付いた
『あっ、今日着るユニはどんなんだ?』
この後、私は8K付近と40K付近で応援だったのだが
どんな格好で走っているのかわからないとなると
あの参加人数だ
見つけたら奇跡に近い!
私は7時50分に家を出た
千代田線の新御茶ノ水で下車
地上に出てランナーの通過する反対側から見学することにした
くもりで寒いが、ランナーにはちょうどいいのかもしれない気候
ボランティアさんが多くいるも
警備の警察官の方が大忙し
なぜなら、心理上困ったらおまわりさん?
テロ防止から、道案内に
もれなく慣れないボランティアさんの雑用のお手伝いまで・・・
そんな私も、側にいらしたおまわりさんに
ランナーの通過する道を確認したり♪
思いがけず、多くの方法を頂いたのだが、
東京に居て東京を知らない私には
車いすランナーがどこそこ通過したと教えていただいても
そこがどこやら・・・
それでも何となくそろそろかな~?
タイム計測表示車が現れて
その向こうにトップの車イスランナーが見えた
あっという間に過ぎて行った2台
後に2台ついて行き
その後方遅れながら来たのは
車いすランナーの長い列
程よい距離とは言えず、曇りで私のカメラの腕もなく
ピントが沿道の人々にあってしまう
次はランナーを待つことに・・・
上空にヘリ
それを合図に自動車の列?
・・・って、なんか他の大会に比べ車が多い!?
タイム計測表示車がみえたが
23分は通過予想時刻通り
来ました
まずペーサーが見えた
〝2時間切りかも?期待のランナーたち♪”
ワクワクしながらも、
〝失敗したー!”
晴れていたらいいのだが、この日は曇り
腕の無い私には、全くもって反対側からの離れた馬車からは
まともな写真撮れず
それも、やっととれたと思ったら、
沿道の人たちにピントがあっちゃいます
とりあえず夫の応援と、地下道を通って反対側に移動
一応大口叩いた夫は、
2時間55分切りを目指すと言っていた
無理だと思うが、8K地点までは調子に乗ってやってくるだろうと予想し
目安はサブ3のペーサーの風船の前までのランナー
風船が見えるまで探そうと必死に目を皿にして探した
側のボランティアの女性も一緒に探してくれた
目印は
〝デカあたま♪”
しかし、いくら待っても見当たらず・・・
ついにサブ3の風船が姿を見せた
見失ったのか?それともリタイアか?
風船が過ぎると、今度は夫の友人のAくんを待つことにした
それまでカメラを下ろし、拍手しながら沿道でランナー応援に徹することにした
ボランティアの女性と、大会のお話をしながら拍手していると
〝 ば きー ”と一瞬聞こえたような、聞こえないような・・・
ボランティアの女性が反応するも
まさかと思いながらも、何事もなく過ごした
到底サブ3は無理な時間なのではないか?
その声が夫であってほしくない気持ちも働いていたのかもしれない
あんなに鮭食べさせたのに
あんなに赤パプリカでマリネ作ったのに
そして走らないのに
私もカーボローディング付き合って
使わないエネルギー貯め込んだのに!
Aくんは4時間切り
通過予測時間は9時54分
10時まで探した
夫に続き、Aくんも探せず
10時の時報と共に地下道へ・・・
千代田線に乗車し、次なる駅は
〝霞が関”
つづく・・・