まだ帰れぬ福島の人たちの中に
にゃんこを飼っていた人もいただろう
原発が無かったら、にゃんこと一緒に四季を楽しむことだって・・・飼い主と、若猫ビーコンと秋の空気を楽しむ
俺ガス(サバトラの猫)めっきり晩夏の姿さえも消え
朝夕ヒンヤリとした秋の装いが漂う
それでもベランダに出たくなる俺
飼い主がフリースを敷いてくれた
これならひんやりとした秋の空気も心地よい
そっとやってきた若猫ビーコン
御挨拶はちゃんとしにゃいとね今日は大人しいではないか~♪
なんか肉の固まりが側にあると、ほんわか暖まる気がする飼い主が
『秋だね~』としみじみ言う
東京にいると、緑少なく
秋を感じるものは非常に少ない環境である
それなのに、日々庭付きの古い建物がどんどん解体され
コンクリートだらけの建物が増えていく近所
田舎で育った飼い主バキは、
解体と共にたくさんの木々も切られる姿を見て
いつも残念に思うと言っていた
そんな中、空気で四季を感じるようになった飼い主バキ
二酸化炭素を生き物に必要な〝酸素”にしてくれるのは緑
小学校の理科で皆が習ったはずも、
人間たちはそれを忘れている
言っておくが、動物たちは決して緑をぞんざいに扱わない
若猫ビーコンも、ちゃんと本能でそれを知っている