俺ガス(サバトラの猫)
今日は雨
アスファルトを打ち付ける激しい雨音に、蓄えられない水を感じ・・・
お水が飲みたくなった俺
何か所かに水飲み場があるが、落ち着いて飲めるちょっとばかり高い位置の器を選択
お水とごはんの場所に隣接した狭小箱ベットには、初老わびが鎮座も、お互い心に距離を持っているので攻撃の心配はない
静かにお水を飲める
ドタ!
っという振動と共に、俺の横にでっかい物体が~
暴れん坊ビーコンだった
何をすることもなく、俺の横に並んでなぜか毛づくろい
わざわざ狭いところでなぜ?
気が済むと
そのまま初老わびの前を悠然と通り過ぎ
そしてどこかへ行ってしまった
ビーコンの意表を突く行動もここ最近は慣れ、ただひたすらいつも通りに欲しいだけ水を飲んだ
そういえば、以前飼育放棄され我が家の猫となったアジと言う18歳の猫が、雨上りのお外に散歩しに出かけた時、葉っぱについた雨水を器用に舐めて飲んでいた
彼女は外の生活を十分知っていて、散歩の度に半野良の生活が見え隠れしていた
ますます水はけのよくなってきたアスファルトの地面が歯がゆい
暴れん坊ビーコンは完璧野良猫の子だという
そんなビーコンの親や兄弟にとって、今日の雨は貴重な命の水なのだろうと・・・
ふとそんなことを思った