11月9日のお話・・・
柱に巻きついたあの物体は、もしや!
俺ガス(サバトラの猫)
飼い主バキは、たいしてウルトラシリーズの怪獣の名を覚えているわけではないが、ウルトラ好きの夫・おにゃじの影響で、期間限定の怪獣酒場にハマっている
そんな中年夫婦の怪獣酒場探検記を・・・
※怪獣酒場カテゴリー記事は
こちらクリック
この日案内された席は、
怪獣酋長 ジェロニモン の席
ジェロニモン柄が、想像を膨らませる
背もたれのふわふわに、
ついスリスリしたくなる
ジェロニモンは、死んだ怪獣60匹以上を復活させた、いわゆる強い怪獣なのだが、バキはそんなジェロニモンを
『あの短い足がかわいい♪』
と、威厳無視!
席につき、天井を見上げると、
ジェロニモンの羽♪
ほんのちょっとのことかもしれないが、想像を掻き立てる空間作り
ジェロニモンのテーブルには、復活させた怪獣が紹介されている
ドラコ・・・
ウルトラマンレッドキング(Hくん指導の下)に翼をもぎ取られ、復活の際は翼の代わりに角が増えたそうだ
(追記 Hくん指導『再生ドラコはイデに倒されたの~』)
テレスドン・・・再生されたのに弱くなってしまった
本当はおとなしい性質なのかも
そして人間の味方だったピグモンも、間違っちゃってついでに復活させちゃったそうだ
バキ曰く『絶対ガラモンじゃん!』と不服を漏らす
ガラモンとは、TV白黒時代のウルトラQシリーズに出てきた怪獣なのだが、バキの不服は納得できるほど、姿かたちが近しい。
メニューごと、怪獣のコースターが付いてくる
紅茶の香りで、たかが枝豆も、されど枝豆と言いたくなる
『薫る枝豆~紅茶枝豆~』 (紅茶はアールグレーらしい)
・・・で、頂いた怪獣コースターは
マゼラン星人
〝 マヤ ”
このストーリーは、一言でいえば、お隣の独裁国家の匂いと同じである
ダン「聞こえるか」
マヤ「誰? 地球人ならテレパシーは使えないはずよ。分かったわ、あなたはセブンね」
ダン「ウルトラアイを何故取った」
マヤ「それがあたしの任務だから」
ダン「地球を侵略するつもりなのか」
マヤ「こんな狂った星を? 見て御覧なさいこんな狂った星、侵略する価値があると思って?」退廃的な香り漂うクラブで、ひとりステップを踏む少女 それがマヤだった
マヤ「この星の命も午前0時で終わりです」
ダン「君も死ぬのか」
マヤ「私は仲間が迎えに来てくれるわ」
ダン(テープを取り出し)「誰も来ない、君は初めから見捨てられてたんだ」
マゼラン星から迎えには行かない返信テープを読むマヤ、愕然として声を失う。
ダン「この星で生きよう。この星と一緒に」
しかし作戦の失敗を知ったマヤは、自ら命を絶つ・・・
工作員として地球に潜入するも、自国に〝たかが工作員ひとり”とすてられ、作戦も失敗してマヤは自害
見るたびごとに、多くの課題を突き付けられている気がする
以前、ジェロニモンの席だった時はなかったものが・・・
その色、その模様、バキお気に入りの
〝シッポ♪” ピット星人のペット、エレキングの尻尾の先が
柱に巻き巻き
居酒屋らしいが、ワインにもピッタリの
『烏賊軟骨の唐揚げ』は、
から揚げって歳でもないおにゃじとバキには、ちょうどいいこってり感
ドリンクメニューの紹介・・・というより、その箱のデザインが凝ってること♪
まずは
地球人バージョン
そして
宇宙人&怪獣バージョン
怪獣酒場は、深夜0時からは怪獣たちの酒場となる
そのお酒は、怪獣たち自ら作ってる?・・・働き者である
そんなお酒の箱のデザイン見てたら頼みたくなっちゃったのか、和風メニュー
『あつあつ大判焼き~造り醤油と青葱』 栃尾揚げをだし汁に漬け込んでから焼くらしい
山盛りの鰹節は、ランナーにはありがたいメニューだとか・・・
店内を見渡すと話題は尽きず、
最後に頼むのは
『アンチョビと酒盗のキャベツ』 ダダの梅酒の箱の側面に載っていた働いてるダダを見て、バキがつい注文したのは
『ダダの梅酒』
楽しい時間はあっという間
中年夫婦は、満足しながら帰路に・・・