7月20日 東京ドームにて観戦
富士重工業対セガサミー 第85回都市対抗野球
五回表
一点を確実に取るための打撃は、一アウト満塁で内野前進守備の中、狙い澄ましたようにあえて通常のショートゴロを叩く
これぞベテランの味!
こんにちは わたしグレ♪
東都1部担当キャットからすれば、セガサミーのショート坂本さんの応援も、実はスタメンの東都率が高いのは富士重工業・・・それも、東都2部担当だったガスが好きだった日置さんが、なんとショートのポジション
大学時代、セカンド・サード、そしてファーストとつき、すべてそれなりにお上手だった選手だったのですが、ショートはガスも観たことがないとのこと!
東都ショート対決!でもあります
(ちなみに、この日の3試合ともすべてショートは東都出身者でした)
10年連続出場
平井選手と二村選手
●先発メンバー
【富士重工業】
1(遊)日置2(一)小杉3(中)竹田4(右)林5(左)大熊6(二)小川7(指)田辺8(捕)唐谷9(三)船引
【セガサミー】
1(左)政野2(右)増野3(二)江藤4(指)川端5(捕)佐藤6(一)沢良木7(中)富田8(三)宮之原9(遊)坂本
セガサミーは、照屋選手や谷澤選手と言う経験値高く守備の要でもあるベテラン2人を外したスタメン
守備好きのバキ(わたしの飼い主)は、この2人の存在は大会には必要不可欠だと言い張ってましたが、その結果は・・・
●一回表・富士重工業
セガサミーの先発は横田投手
1番・日置 日置さんの最初の打席で、もう東都2部担当だったガスウキウキしながら
『日置くんにゃんばれー♪』
と・・・懐かしさと、スタメンも1番と言ううれしさと。
2球目
打ち上げて
センターフライ。
ガスすかさず
『日置くんかわらないな~、初球打ち多いんだよ、この子♪』
と、アウトも嬉しそう。
1アウト
2番・小杉 1-2から
強く叩いた
三塁線へのゴロに
瞬時に飛びついてナイスキャッチも、
高い悪送球になり出塁。
1アウト一塁
3番・竹田 2-1から
打ち取ったピッチャー右のゴロも
ピッチャー捕球できず、
セカンドカバーも気持ち遅れて内野安打。
ストライク送球に、ピッチャーのフィールディングが普通にできていればここでチェンジのはずなのですが・・・
1アウト一、二塁
4番・林 1ボール2ストライクから
外角の変化球に空振り三振。2アウト一、二塁
5番・大熊 2球目を
打ち上げて
レフト政野さんがフライ捕球。
大熊さんは日置さんの後輩も5番に入ってるから嬉しそう♪
3アウト
●一回裏・セガサミー
富士重工業の先発は小野投手
1番・政野 初球
逆方向
レフトフライ。1アウト
2番・増野 初球
センター右手前へのヒットかと思いきや、
センター飛び込みナイスキャッチでセンターフライに。
ヒット阻止!
2アウト
3番・江藤 2球目を打って
ショートゴロ。3アウト
●二回表・富士重工業
6番・小川 2球目
バットの先も
きれいなセンター前ヒット。ノーアウト一塁
7番・田辺 初球
ピッチャー前に転がし
送りバント成功。1アウト二塁
8番・唐谷 一球も振ることなくフルカウントから低めの変化球が外れフォアボール。1アウト一、二塁
9番・船引 1-1から変化球を打って
サード併殺コースのゴロ、
二塁送球アウトも
二塁から一塁送球はセーフで2アウト一、三塁
1番・日置 初球
ピッチャー返しの打球は、
グラブ弾き方向右に変わってセンター前へ行き、タイムリーに
センターから
三塁への送球も一塁ランナー好走塁で
セーフになり、
バッターランナーも返球を見ながらの好走塁で二塁へ
2番・小杉 初球打ち上げ
レフト手前のフライ。3アウト
併殺コースをしっかり取れていればチェンジだったのにな~
その上好走塁を魅せつけられ・・・
●二回裏・セガサミー
4番・川端 2球目を打って
ショート深めも
間に合わせショートゴロ。1アウト
5番・佐藤 2ストライクから
117K変化球に空振りの3球三振。2アウト
6番・沢良木 2ボール2ストライクから
127K外角変化球に空振り三振。3アウト
●三回表・富士重工業
3番・竹田 2ボール2ストライクからの6球目
良い角度に叩くも右中間へのフライ。
ライトがフェンス手前まで下がってキャッチし1アウト
4番・林 1-0からフルスイングの空振りも、2-1からの4球目、
今度は133Kをシャープに叩いて
ショート頭上を越えるレフト前ヒット。1アウト一塁
5番・大熊 1ボール2ストライクから
120K外角の変化球に空振り三振。
ベテランに挟まれ、自由に振らせてもらってる感じ・・・大熊さん、良いチームに入ったね♪
2アウト一塁
6番・小川 フルカウントから
134kイン空振り三振。3アウト
●三回裏・セガサミー
7番・富田 2ストライクから3球目を打ってセカンド後方のフライは
素早いバックで難なく捕球。1アウト
8番・宮之原 2ボール2ストライクから内角のストレートに詰まって
ボテボテのショート前方のゴロ
日置さんナイスな後ろへの送球で2塁アウト、
2塁から1塁送球セーフも、好連係を感じます。2アウト
9番・坂本 連続ファール後、3球目
ひっかけファーストゴロ。3アウト
●四回表・富士重工業
7番・田辺 2-1から
セカンド左への打球に
セカンド追いつき、
送球間に合ってアウト。
1アウト
8番・唐谷 初球を打って
サード頭上ジャンプのタイミング合わず
グラブ弾かれレフト線へのツーベース。1アウト二塁
9番・船引 2ストライクから3球目を打たされ
レフトフライ。2アウト二塁
1番・日置 2ボール1ストライクから打って
ファーストゴロは、ピッチャーに渡ってアウトも、
良い足魅せます。3アウト
●四回裏・セガサミー
1番・政野 3ボール1ストライクから
きっちり叩いた一二塁間への強い当たりは
ライト前ヒット!と思った瞬間、
サーッと追いつき、追いついたかと思った瞬間足ある政野さん相手に
セカンド素早い送球一塁間に合って1アウト
軽快な守備力でセンター前ヒット阻止!
2番・増野 初球
146Kを打って
センターへのヒット。1アウト一塁
3番・江藤 1ボールから変化球ひっかけ、
ショート手前のゴロに、ショート好ダッシュでの捕球後、1塁へ投げるかと思った瞬間、
すぐさま斜め後ろの2塁へ送って
アウト。
ここでまた好守備が観られ、得点の芽を早めに摘んでいきます!
二塁フォースアウトで2アウト一塁
4番・川端 1ボール2ストライクから
内角低めの変化球に空振り三振。3アウト
●五回表・富士重工業
エラー連続、怒涛の攻撃!
2番・小杉 2ボール2ストライクから
センターフライ。1アウト
3番・竹田 1ボール2ストライクから
変化球を打ち上げライト右手前のフライ・・と思ったら、
ライトが止まって少々バックしてバウンド捕球
この日ライトの照屋さんに代わり、補強選手・増野選手が入ってました。決して下手な選手ではないのですが、補強選手ならではの“必要以上に慎重になってしまう”意識からの捕球ミスに見えました
ライト前に落ちる(記録上)ヒット。
1アウト一塁
4番・林 初球を打って、
三遊間サードゴロを
サード抜け、ショートが捕球も
送球高く間に合わず内野安打。
守備の良い強豪チームは、必ずと言っていいほど送球が美しく乱れません
坂本さん、せっかくのスタメン起用なので、送球がんばってー!
打撃でサードについていると思われる宮原選手ですが、セガサミーにはサード守備の安定している谷澤選手がいるはず・・・この時は怪我で出られないかと思っていたのですが、ファーストのエラーから途中出場で出られたので、セガサミーは守備を捨て打撃重視のスタメンだったことがわかりました。
2つともアウトを取れそうだったのですが、出塁させてしまい1アウト一、二塁
5番・大熊 大熊さんは新人の左打者でおもいっきり振らせてもらってるようですし、まだまだ小技やあえてボテボテの進塁打を打てる高度の技術はあまり期待できず、その上捕手が佐藤貴穂捕手ときたら、インコースひっかけさせ3-6-1の併殺なんかありそうな雰囲気
そんなことを考えてファースト見たら、一塁線上深~く守ってました
もしかしたら、森さんの打球が人一倍強烈にくるとか思っているのか?それとも・・・いろいろ考えながら観てると、1ボール2ストライクから
引っ張った打球は
ファーストへのゴロも
ボールがグラブからこぼれエラー。
1アウト満塁
三連続のミス!
6番・小川 1-1から内野前進守備の中、
強振せず“一点を確実に上げる”通常のショートゴロを叩き、
つまり前進守備の三遊間を抜くレフト前へのヒット
三塁ランナーがホームイン、富士重工業2点目。
二塁ランナーは三塁ストップでなおも1アウト満塁
セガサミー、ピッチャー横田に代わり上津原投手
上津原投手は、コントロール勝負も球が軽いので、できれば満塁ではなくせいぜい一・二塁の時点で交代させてあげたかった気がします
ファースト沢良木に代わり谷沢
7番・田辺 尚も内野前進守備の中、初球ファール、連続ボール後、4球目
シャープに叩いた打球は、ライト前へのヒット、三塁ランナーに続き
二塁ランナーも生還し4点目。一塁ランナーは三塁へ。
1アウト一、三塁
8番・唐谷 初球ストライクもバッテリースクイズ警戒全くしておらず・・・パニクッてるのかな?
2球目急いでスクイズ警戒のボール
2-2からの5球目
併殺で二塁方向へ動くことを予測して、
あえて引っ張ることをせず一二塁間へゴロを叩き、
セカンド倒れながらの捕球、そこから一塁へ送球アウトも、ゴロの間に三塁ランナーがホームインして5点目。
一塁ランナーは進塁して2アウト二塁
9番・船引 1-2から
一二塁間への緩いセカンドゴロ
斜め前に出てこず
待って捕球した分送球遅れ
送球間に合わず記録につかないエラーで出塁(記録は内野安打に)。
2アウト一、三塁
セガサミー、ピッチャー上津原に代わり赤間投手
鷺ノ宮製作所からの補強選手も、高山投手、そして藤丸投手の2人がいつもほとんど投げているイメージの鷺ノ宮投手陣・・・どんな投球をされるのかしら?
1番・日置 0-1から
左中間後方への打球に、
政野さんがバックしながらフライ好捕球。
3アウト
この回、エラーに記録にならないミスが四つ出て、上手い打撃で一挙4得点の富士重工業
●五回裏・セガサミー
5番・佐藤 0-1から
三遊間へのゴロ、
サードが追いつき
一塁へ送るが
送球が逸れてベンチに入りました
野手の送球なので本来2塁へ行けるのですが、打者自身が1塁で止まったままその意思が全く見られず(佐藤さんは大学時代から観てるので、余計にその様子からそれが読み取れます)
そうなると、進塁の意思がないと判断され1塁ストップで試合が進められるのですが、ここでセガサミーベンチが抗議
抗議が通り、打者は2塁へ・・・
記録は内野安打とサードの悪送球、バッターランナーは二塁へ
バキが
『サードなんであんなに焦ったんだろう?貴穂くんの足なら余裕アウト取れるのに・・・』
と、毒づいてましたが、確かになぜか焦った送球されてました。
6番・谷沢 122K外角の変化球に
空振り三振。1アウト二塁
7番・富田 左中間へ
深めに飛ばすも、斜めバックしながらの好捕球は
センターフライ。2アウト二塁
8番・宮之原 2ボールから3球目
叩いた当たりは
右中間へ飛び、二塁ランナーが生還も、
バッターランナーを2塁に進ませない得点を考慮した堅実な判断でランナー1塁。
セガサミー、1点を返して2アウト一塁
9番・坂本 1-2から
空振り三振。3アウト
シャープな鋭い叩きと、卒のない走塁、守っては堅実な守備多く、何よりベテランの使い方が上手な富士重工に対し、HR狙いたいな~や走塁よりヒット待ち、守備より打撃重視に、経験豊富は関係ないとベテランを切ったセガサミー
対照的な考え方の2チームです
5回終了し、
富士重工業5対1セガサミー
後半につづく・・・