文:ふじきせき
東都大学野球が大好きである
ただ、毎年秋は『この子も卒業か~』と、寂しくもなるのも事実で、社会人野球に進んだ選手を見るためには、関東近郊なら予選やOP戦、それ以外ならひたすら都市対抗戦を待つしかない
強いとか弱いとかではなく、印象深くなんだか応援したくなる選手も多い
何気なくスポーツ
スポーツニュースを眺めていると、信じられない記事を見つけた
ロッテのアジャ、人生初のランニング弾
井上(左)はイチローそっくりさんのニッチローから初本塁打を祝福される 走った。ロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)は、115キロの巨体を揺らしながら激走した。三塁をまわる直前、三塁コーチを探した。本塁のすぐ脇で手をまわしているのを見つけた。「これ、ヤバイやつだ」。そう思いながら、最後の力を振り絞った。本塁に滑り込み、右拳を握りしめた。チームの今季1号は、まさかの足で生まれた。
12日の紅白戦、7回の第3打席。打球は左中間へ上がった。中堅手の伊志嶺が捕球できず、ボールを蹴っ飛ばした。右翼手の清田も逆を突かれ、ボールは転々。イチローが米国の球宴で放ったような当たり。井上は50メートル6秒9、ベース1周16秒の足を懸命に動かした。「三塁からホームの間は覚えてない」。フェンスのある球場では人生初のランニング本塁打だった。
日本生命のチームメートだった巨人小林からのメールが刺激になっていた。前夜、紅白戦で初打席初安打を放ったことを知らされた。気負いは空回りし、第1打席は3球三振。しかし、「それで冷静になれた」と、第2打席は左中間への適時二塁打。そして第3打席には観客のハートもつかんだ。この日は2打点で、4番の仕事も果たした。
いきなりの存在感に伊東勤監督(51)は「自分のスイングができるだけでもいいと思っていたけど、結果もついてきた。できる限りは帯同したい」と、15日の振り分けを前に1軍に残留させる考えを明かした。まさに一発回答。やはり、ただ者ではない?【竹内智信】
タイトル見た瞬間、
『外野手おーまつ?それともサブ?・・・誰?』
と・・・絶対とんでもないことがあったと思った。
外野手は伊志嶺選手&清田選手だった・・・何があったんだ?
(大松選手、サブロー選手ごめんちゃい)
どんな速さの打球だったのだろう
彼が大学1年生の時、このまま行けばプロに行ける選手だと、神宮で見ていたファンは誰もが思ったと思う
一瞬にしてライナーが外野の向こうに飛んでいく
飛距離以上に、その打球の速さが素晴らしかった
新人の頃は、楽しそうに野球をやっていた彼も、その後は野球から楽しさを感じられなかった
大きくなったお腹が邪魔をして、カットできていたコースも空を切る
打撃はどんどん落ちていった
足技の出来る選手が多かったのに作戦のないチームのため、毎回長打を期待されるだけで、細かなアドバイスらしいものはあったのだろうか?といつも歯がゆい思いで観ていた
『○○投手は素晴らしい投手なのに・・・入ったところが悪かった』と、他校から言われているが、それは否定できないとつくづく感じる昨今
彼が社会人に進み、偶然お気に入りの吉原投手とおなじチームになったこともあり、OP戦や都市対抗が待ち遠しかった
お世辞にも急激なる進歩(特に守備)は感じられなかったが、なんか野球を楽しんでいるようだった
まさかまさかのプロ入りで、心から下敷領スカウトに感謝した・・・それも吉原くんもとっていただき♪
ドラフト5位なのに、なんやかんや話題にのぼる、野球以外でだが。
そして今回、奇跡のランニングホームラン!
彼が今やっと野球を楽しんでる気がする
ひとつだけ気になるのが・・・
大学時代以上に下手っぴになた守備!
それこそ福浦選手のいる間に、ファーストの守備と柔軟体操を教えてもらおう♪
弾丸ライナーというが、彼の左中間へのライナーは大好きだ
ファン以上に、チームメイトに愛される選手になって欲しいと願ってる
それにしても、左中間へ上がった打球がセンター抜け、なぜかライトが逆をつかれ・・・って、
やっぱり不思議 レフトは誰?