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ヒットエンドにゃんEX
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2014年 01月 10日
“ターサー”にたずねよ 『許可下る』 2
俺の飼い主・バキが、ランナー用のベンチコート購入   
“ターサー”にたずねよ 『許可下る』 2_b0166128_9463154.jpg
ランナーでもなんでもないのに・・・   

俺ガス(サバトラのオス猫)

俺の飼い主の夫おにゃじは、2012年1月13日、意を決しランニングシューズを購入した
それから約二年経とうとしていた先日・・・



初めて買ったランニングシューズを履いて走ったのは購入翌日
何K走ったかなんてわからない・・・ただ、10分を2回
2日目の1月15日、5Kを走ってみた
汗だくになり、息を切らせて走ったタイムは5K40分

それからもうすぐ2年目を迎える
妻バキ(俺の飼い主)は、一度は走ろうとしたが、三日坊主で未だ1K8分の女のままだ
しかし、夫おにゃじはコツコツ走って、痩せるためのマラソンだったが、決して速いとは言えないなりにも今や趣味になりつつある。

走るおにゃじと走らないバキも、たった一つ同じ価値観を持っている
それは

   ターサーへの あ・こ・が・れ♪

走らないバキは、いつもおにゃじのマラソン大会にくっついていき、おにゃじの参考書にと、せっせとトップグループの写真を撮っていた。
いつしか、フォームや筋肉の付き方以外にも、シューズにも興味を持ち始めた
まずはメーカー・・・
バキは走らない観点からデザインはアディダスが好きらしいが、見る側としてはアシックスのターサーやらソーティーなどが好みらしい

先日渋谷で待ち合わせて、夫婦でお買いものに出かけた
行き先は渋谷のスポーツ店
実ははじめてマラソンシューズを購入したのも、そこのお店だった

おにゃじはバキにベンチコートを買ってやろうと連れて行った・・・だけでなく、意を決し

   ターサージール購入!

に、挑みに行ったのだ
しかし、この時点ではまだ妻の許可は得てない!
買うシューズは決まっていた
白地に赤とメタルチックな黒っぽいのラインが綺麗な“ターサージール2”だった

まずはすぐシューズ売り場に直行せず、地下へ行きバキのご機嫌を伺うかのようにバキ用ベンチコートを購入
そこでおにゃじがボソと
『もう、ターサー履けるかな~?俺?』
と、耳打ちするとバキは
『うん、履けるとは思うけど・・・5分今よりタイムが上がった頃にすれば~、そうしたら型落ちで安く買えるじゃん』
と・・・さすが走る意義を尊重しない主婦バキである。

    しかし、いつものおにゃじとは違っていた

高ぶる気持ちを抑え、1階のシューズ売り場へ・・・

おにゃじとバキは夫婦だ・・・が、各自自分の世界へ入り込んでいった
おにゃじの表情はいつになく高揚していた
親切そうな、でもその体型から100%ランナーを感じさせるオーラを持つ店員さんが、優しい笑顔で対応してくれた
なかなか『ターサー』が言い出せないおにゃじ
店員さんが少しずつ導いてくれる

妻バキはそんなことお構いなしに、まったくもってその体型からは縁のないソーティーやらターサージャパンを手に取り・・・というか、“なでなで”しながら幸せそうに見入っていた
とりあえず店員さんたちは、この女はマラソンには関係ないことは素早く悟ったらしく、ただただ野放しにされたバキからマラソンシューズ達を見守っていた

おにゃじはバキがどんな行動を取ろうが、自分のことでいっぱいいっぱいだった
勇気をもって、ついに言ってしまった!

 『これを・・・・ターサーを
  
      ・・・今、履いてもいいですか? 』
と・・・
ドキドキしているおにゃじを見て、バキがニヤニヤしながら近寄ってきた
嬉しさを隠しきれないおにゃじを冷静に見ながら珍しく黙っていたバキ
黙っていたのではなく、おにゃじと店員さんの会話を、全身を耳にして聞いていたのだ

おにゃじは初めてこの店で買ったシューズを履いて行った
初心者用というが、紺地のパッと見普段着にも似合う便利なシューズであった
『これ、マラソンを始める時、ここで進められて買ったシューズなんです』
と、ちょっと恥ずかしそうに言いながら靴を脱いだ
靴を脱いだおにゃじの足には、5本指のラン用ソックスが・・・
         それだけターサー購入に力が入っていたのだ!

店員さんは丁寧におにゃじの頼んだ白地に赤のラインの入った憧れのターサージール2を履かせてくれた
かかとをしっかり合わせ、指先やら甲の高さやら細かく触れながら確認していく
おにゃじは今までの僅かな経験の中、伝えるべきことをしっかり伝えなければと懸命に今までの足とシューズの関係を伝える
指先の空き具合がちょうど良さそうでも甲の辺りに緩みを感じ、甲がちょうどいいと指先に狭さを感じるらしい
僅かな違和感がぬぐい去れないのは、実は店員さんの方だった

おにゃじは自分のことしかデーターがないが、店員さんは多くのデーターを持っている
おにゃじの足には、本当にターサージール2が適しているのか?
しかし、意を決して購入に挑むおにゃじの気持ちも汲んであげたいという気持ちが言葉の端々に感じられ、
   『ちょっとお客さんの足には合わない』
と言い出しにくかったような・・・
そんな時、珍しくず~っと黙って聞いていたバキが突然口を開いた
『甲が細いから、指に合わせるとゆるくって、甲に合わせると小さく感じるとか?足が変なんですよね、きっと』
と・・・すると、店員さんが
『お客さんの足はスリムタイプなんで・・・試しに・・・(ターサージール)slimを試されてみませんか?』
と、白地に青のラインの入ったシューズを持ってきた
その時バキの目が輝いた!
そのシューズは、先日のつくばマラソンの時、そばにいらした格好いいランナーが履いていたものだった
バキにはその青ラインも美しく見えた

おにゃじが意を決して購入しようとした赤とメタルチックな黒っぽいラインの美しい“ターサージール2”は、バキの一言で一変!
店員さんに進められるがままに、想定していなかったターサージール2・slimを履いてみた
色とりどりのシューズの中では、一見シンプルすぎるようにも見えるが、マラソン見学者からすると、実は走ってる時足が長く綺麗に見える色合いなのである
おにゃじは、自分の目的のシューズと違ったこともあってか気持ちきつめに感じたらしい
立ち上がったりすわったり・・・決めきれない!

どこからどう見ても走らないバキは、調子づいて
『もうターサーしか頼るものなくって・・・ターサー履いたら今より速く走れます?』
というと、店員さんが自信に満ちた笑顔で
『はい!今より(アクションつけながら) 
      “絶対”速く走れます』
と・・・そこからバキ得意の値掘り葉掘りが始まった。
店員さんもターサー愛好者だった

調子に乗って走らないバキが
『もう(おにゃじは)ターサー履いてもいいんですかね~』
と言うと、店員さんが
『大体3時間半位の方が・・・』
店員さんの言葉が終わらないうちに、突然おにゃじが嬉しそうに立ち上がり、
 『先日のフル、3時間22分だったんです♪』
と・・・
すると店員さんから
  『ターサー履けます!
       十分ターサーの記録です!』

と言ってくださり、おにゃじはターサーから選ばれたような嬉しい錯覚に陥った
いくら店員さんが気を使ってくれたとしても、おにゃじにはこの時
  『 そろそろ履いてもいいよ 』
と、ターサーから許可をもらった気がしたという

おにゃじにフルマラソンのタイムを言わせることで、店員さんのタイムまで聞き出したバキ
おにゃじの悩みも店員さんにとっては過去の苦労であり歩んだ道・・・ってことで、おにゃじは安心して会話を楽しんでいた
実はこれも店員さんの心遣いだったのか・・・ 
いつしか、試し履きのままだったターサージール2・slimがおにゃじの足にフィットしていた

おにゃじはまるで子供のような疑いのないキラキラした眼差しで、
  『これください♪』
と、店員さんに頼んでいた

『安くなるまで待てば~』と言っていたバキも、憧れ(おにゃじには一生縁のなさそうなスピードシューズ)のシューズたちを目の前にご機嫌になっていたので、おにゃじのターサー購入に茶々入れず、無事おにゃじはターサー購入

包装してもらっている間、バキは再び背伸びして
“ターサー”にたずねよ 『許可下る』 2_b0166128_9501718.jpg
一番上のシューズの底をナデナデ

下に置いてあるシューズは手にとってナデナデ  
“ターサー”にたずねよ 『許可下る』 2_b0166128_9495833.jpg
すべておにゃじには一生縁のなさそうなトップグループ用シューズたちばかりだったが・・・

ご機嫌なおにゃじは買ったものを預け、バキと遅~い遅~い昼食に・・・(ちなみにバキは2度目の昼食)
再び店に戻り荷物を受け取り帰路に・・・

帰宅後いよいよ開封となったのだが・・・
   つづく
by fujiki-seki | 2014-01-10 10:07 | 2014 おにゃじ“走る” 
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