9月9日 神宮球場にて
國學院大対拓殖大 東都大学野球1部
5回1アウト1・2塁
初の勝ち点をかけたマウンド

その背には大きな期待・
土倉将
こんにちは わたしグレ♪
東都2部担当のガスに、
『拓大のセカンドの鈴木さん、お上手ね』
というと、ガス曰く
『鈴木くん代えられてないんだ~。頑張ってるんだね。』
と・・・え?下手だったの?と思って聞くと、ガスが
『拓大は基本“セカンド重視”し、少しでもミスすれば代えられてしまうから、セカンドにつく子はみんな上手な子だよ。』
と・・・、ならわたしの好きなショートの守備は?と聞くと
『ショートはよっぽどのことがない限り交代しないし・・・捕れなくてもせいぜいシングルヒットになるだけだしね~。だから9番でも若い子使って育ったらいいなって感じじゃない?』
とか。
この日の國學院大に、いつものショート重視に加え、拓大のセカンド重視の香りも感じちゃったりして・・・
本日の審判さん
國學院大
1 [4] 春田 (瓊浦) 4 井村 (横浜創学館)
2 [8] 藤本 (都城商業)
3 [D] 菅原 (常総学院)
4 [2] 石川 (桐蔭学園)
5 [9] 小木曽 (中京大中京)
6 [5] 山下(幸) (関東第一)
7 [7] 水野 (遊学館)
8 [6] 柴田 (岡山理大付属)
9 [3] 櫻吉 (金沢)
P-土倉(遊学館) 柿田(旭川大学)
拓殖大
1 [9] 野添 (天理)
2 [7] 村岡 (志学館)
3 [5] 吉池 (水戸葵陵)
4 [3] 高橋(弘) (拓大紅陵)
5 [D] 北條 (志学館) RD 垣花 (糸満) H 岡田 (鳴門工) R 石内 (下妻二)
6 [4] 鈴木(孝) (山梨学院大附)
7 [8] 井田 (前橋育英)
8 [2] 杉原 (明徳義塾)
9 [6] 今里 (明徳義塾) H 水野(敬) (静清) 6 秋山 (伊那弥生ヶ丘)
P-尾松(明徳義塾)
1回表(國)
拓殖大の先発は尾松投手

中1日の試合に挑みます
1 [4] 春田 108K・128kポンポンとストライク、3球目121K高めファーストゴロ
2 [8] 藤本 連続ファール後、上下ストレートで誘うもボール、2-2から3連続ファールも、8球目

118Kで空振り三振に
3 [D] 菅原 115K・98K・112K・112Kユルっと誘うも

ストレートの四球
4 [2] 石川 低めに集め1-2から

137K見逃し三振
相変わらずの四球ありましたが、中一日としてはいい立ち上がりだと・・・
1回裏(拓)
國學院大の先発は土倉投手

身長168cmの割には立ち姿が大きく見える2年生
1 [9] 野添 2球目叩きつけた打球も、ピッチャー素早い処理で瞬足を封じ込めます
2 [7] 村岡 初球

三遊間への打球は、

サード抜けるもショートが追いつき捕球

しかし、足速く内野安打に
3 [5] 吉池 0-1から連続牽制球も、しっかりスタートし、

ピッチャー右前へ送りバント成功
4 [3] 高橋(弘) フルカウントから

120K低め空振り三振
2回表(國)
5 [9] 小木曽 初球

シャープに叩き

サード頭上を越しながらのレフト線手前のヒット
6 [5] 山下(幸) 連続牽制球アウトも、

ボークのコール
ノーアウト2塁
ユルっと牽制球挟んで

初球をバントし、

ピッチャー猛ダッシュで好捕球し、素早い3塁送球も、

瞬足ランナーの好スタートに加えタッチプレーだったので

ぎりぎりセーフで野選に
ノーアウト1・3塁
7 [7] 水野 内野手、バリバリ前進守備というより、

気持ち前目の中間守備風?
フルカウントから叩いた打球は、

セカンド捕球しながら3塁ランナーを目で牽制しながら2塁送球併殺に・・・と思ったら、

ショートも3塁ランナー目で牽制して2塁ベースに向かうこと忘れちゃったかのような動きで、慌てて2塁に向かい、セカンドも待ちきれずぎりぎりで2塁送球

2塁のみアウト
1アウト1・3塁
8 [6] 柴田 初球スクイズ防御のインハイボール球も、

スクイズ決行!

1塁線沿いへの超ナイスなスクイズ決め、

國學院大先制

1塁送球し1塁はアウト
9 [3] 櫻吉 連続空振りも、1-2から

粘り腰で

センター前へ飛ばし、

2塁ランナー一気にホームインし

タイムリーに
3日間を通して感じたことは、拓大外野手陣の捕球力なかなかのもので感心も、返球に関しては乱れてちょっと・・・
決して肩が弱い訳ではなく、単にコントロールが悪いだけだと思われます。
この時の送球は、ちょっぴりコントロールを意識されたようですが、その分スピードが落ち・・・でも、良くしようとする意識が感じられ、次回はきっと刺せると思います
1 [4] 春田 2-0からファーストゴロ
2回裏(拓)
5 [D] 北條 初球109Kいい角度もセンターフライ
6 [4] 鈴木(孝) 134Kストライクの入り、2球目132Kファーストゴロは、

ピッチャーのカバーを制し自らベースに駆け込みアウトに
7 [8] 井田 2ナッシングから140Kレフト手前に打ち上げ、ショートも一緒に追うも、

声の連携でレフトが捕球
3回表(國)
2 [8] 藤本 1-0からファーストゴロに、速いピッチャー1塁のカバーでアウト
3 [D] 菅原 1球も振らず3-2から6球目112K引っ掛けファーストゴロは、またも素早いピッチャーカバーでアウト
尾松投手、瞬発力能力高く短距離得意なのでは?
4 [2] 石川 110K・125K空振り、3球目眩しい日差しの中、

センター手前のフライはしっかりキャッチ
3回裏(拓)
8 [2] 杉原 0-1から

センター返し・・・にならず!

ショート捕ってる~!

絶対打球の速さからもセンター前ヒットだったのに~

ファインプレーでヒット阻止!
9 [6] 今里 2-2から

またもセンター返しが抜けるかと・・・

セカンド追いつくも、

体ひねっての送球は、打者も足があった分、

セーフで内野安打
1 [9] 野添 1-1から

エンドランは、

セカンド前をスタートの速かったランナーがかぶるも、

セカンド無事捕球

セカンドゴロは進塁打に
2 [7] 村岡 2-2からファーストゴロ

低い体勢のまま自らベースに
4回表(國)
5 [9] 小木曽 2-2から

強く叩くも

好反応でのサードライナー
6 [5] 山下(幸) 初球打ちは

ユルっと二遊間を抜けるセンター前ヒットに
7 [7] 水野 1-2からエンドランぽくも、

サードゴロ捕球後、

2塁送球しても1塁間に合うと見て素早く2塁送球し、

2塁はセーフも2塁から1塁送球は、

ファーストも体をめいっぱい伸ばしての好捕球でアウトに
5-4-3の流れは、サードがセカンドの技量を知っているからこそのアウトに貪欲ないいプレーに見えました。ファーストも長身に加えしっかり股割りできていることを実感!
8 [6] 柴田 粘るもフルカウントから

120K見逃し三振
4回裏(拓)
3 [5] 吉池 1-0からボテボテのサードゴロに、

サード猛ダッシュで捕球

強肩生かしアウト
4 [3] 高橋(弘) 初球叩き3塁線深いゴロは、強肩遠投でアウト
5 [D] 北條 2-1から118Kファーストゴロ
5回表(國)
9 [3] 櫻吉 初球打ちセカンドゴロ
1 [4] 春田 2-2からショート正面のゴロもぎりぎりのアウト
2 [8] 藤本 1-0から強烈な当たりは、一二塁間抜けてライト前ヒット・・・と思ったら、

セカンド一歩目速く好捕球しアウトに
5回裏(拓)
6 [4] 鈴木(孝) セーフティーも空振り、ファールで2ナッシング、138Kボール、4球目避けるも足先に当たり

足先を指差しながら“ここ、ここ!”と
わざと当たったわけでもなく、かなり痛かったと思いますが、それ以上に出塁のことが頭いっぱいで猛アピールし、審判『わかってるから・・・ハイハイ』って1塁へ送り出します
7 [8] 井田 初球

1塁線へ

ナイスバントでランナー2塁へ
8 [2] 杉原 1-1から切れ込んでの

足元へのデッドボール
1アウト1・2塁
ここで國學院大ベンチから監督さんが出てきて、相談
9 代打 水野(敬) 126K・120K連続空振りで2ナッシング、140K・120K低め丁寧に緩急つけて誘うも2-2に・・・
ファール挟んで6球目、攻めての投球に対し打ち返すも

つまって右中間手前のセンターフライ
2アウト1・2塁
1 [9] 野添 初球叩きつけたピッチャー前のゴロは、ピッチャーの前で大きくバウンドして頭を越しそうになりましたが、そこはさすが國學院大!

自慢のフィールディングで素早くジャンプして好捕球しピッチャーゴロに
土倉投手よく踏ん張りました
6回表(國)
3 [D] 菅原 2-2から

ユルっと空振り三振
4 [2] 石川 1-0から

快音とともに飛ばした打球は、

ライナー性の当たりも、左中間寄りのレフトフライ
5 [9] 小木曽 2-1からファーストゴロ

ピッチャーのカバー、

瞬足相手もやっぱり速くてしっかり身についてます
6回裏(拓)
2 [7] 村岡 1-0から一二塁間への打ち取ったゴロは、

セカンドがサラッと処理
3 [5] 吉池 2-2からの6球目ピッチャー返しは、

ピッチャーの足元抜けセンター前へ・・・行く前に、

ショートがしっかり捕球し、楽勝アウトに
ピッチャーのフィールディングに、少々疲れを感じます。
4 [3] 高橋(弘) 初球打ちは、ボテボテのショート方向へのゴロも、

打ったと同時に動くので、

楽勝にショート処理
7回表(國)
6 [5] 山下(幸) ストレートの四球
7 [7] 水野 初球

勢い殺したナイスバントでランナー2塁
8 [6] 柴田 國學院大スタンドから
『や~ち~、りょ~た~♫』
と、なぜか谷内さんのフルネームのままの応援歌が・・・
今や守備に関しては、追いつけ追い越せの勢いの柴田さんだから、ちょっぴり納得。
力が入ったのか、打ち上げセンターフライ
9 [3] 櫻吉 1-2から

134K空振り三振
この回、投手の球に疲れが見えるも、捕手があれやこれや細かな仕草でいろいろやってる風で投手を助けます
7回裏(拓)
5 [D] 北條 1球も振ることなく四球
代走 垣花
6 [4] 鈴木(孝) 初球

エンドランは、

一二塁間へ飛び、

セカンド必死に捕球に行くも

わずかに届かずライト前ヒット
ノーアウト1・2塁
7 [8] 井田 初球バントはボールで見逃すも、ランナー大きなリードで慌てて捕手からの牽制球で戻り、

ぎりぎりセーフ
2-0から

叩いた打球は

一二塁間へのゴロも、セカンドが捕球の瞬間、

“グン!”と伸びるようなイレギュラーをみせ、ライトへ抜けて2塁ランナーホームイン
打者走者は

一二塁間に挟まれアウトに
1アウト3塁
ここで投手交代は、なんと前日完封勝利した柿田投手
セカンドも交代・・・一見厳しそうですが、春田さんならもっとレベルの高い守備を求められているのだと思いました。この交代によって、土倉投手は自分だけのせいで打たれて交代したという嫌なイメージは消されることになるのではないでしょうか。
土倉投手は、試合慣れされてた訳でもないはずなのに、責任重大の試合でよくぞここまで頑張られました
8 [2] 杉原 初球

スクイズはファールに
2球目低めボール、3球目外ボール、4球目
キター! 
スクイズ成功で


同点に
9 [6] 秋山 1-1からショートフライ
8回表(國)
1 [4] 井村 1球も振ることなくフルカウントに、6球目

三遊間手前のゴロに、サード待つことなく捌き

サードゴロに
2 [8] 藤本 2-2からの6球目

叩いた打球はレフトへグングン伸びて、

レフト必死の追い

追いついたか!?

わずかに及ばず、頭越されて2塁打に

レフト足の調子が・・・

拓大ベンチから、監督さんがレフトに向かって一直線に走ります

『大丈夫です』と言いたげな足の動かしを見せ、監督さんベンチに戻ることに・・・
1アウト2塁
3 [D] 菅原 2-2から空振り三振
2アウト2塁・・・当然ランナーのスタートは速まります
4 [2] 石川 2-0から

捉えた当たりは

レフトへのヒット

当然2塁ランナーは

3塁蹴って


一気にホームに向かい、失礼ながら送球のコントロールに難ありと見ていたので、余裕のセーフかと思っていました。
しかし、お怪我が功を奏したのか、スムーズな送球は変な力みなく

ホームに綺麗に返球され、

なんとドンピシャ!

ホームアウト~
3試合の戦いの中、送球上達し・・・これが若い吸収力と成長なのかも♪
8回裏(拓)
1 [9] 野添 2-2からの6球目

叩きつけた大きなバウンドのゴロは、

サードが素早く送球

瞬足相手も強肩生かしアウトに
2 [7] 村岡 0-1からファースト右への強烈なライナーはファールかフェアーかの打球

ファースト瞬時に反応し、飛びつき好捕球で

こぼしておらず、アウトに
3 [5] 吉池 初球

足に当たってデッドボール
4 [3] 高橋(弘) 初球打ちは

ショートゴロで

2塁に送られチェンジに
9回表(國)
5 [9] 小木曽 100Kストライクの入り、3-2からの6球目

131K空振り三振に
6 [5] 山下(幸) 1-2から

片手打ちになった当たりも

右中間前方、セカンド後方へのポテンヒットに
7 [7] 水野 1-2から

外見逃し三振
8 [6] 柴田 1-1から

ランナースタート

盗塁成功
ランナー2塁に置いて、

強烈な打球が

ピッチャーの足元抜けて、

センター前ヒット

ランナー瞬足飛ばし一気にホームに走り、送球タイミングはアウトも、

右に大きく逸れてセーフに
9 [3] 櫻吉 2-1から

捉えた当たりは右中間抜けるかと思ったら、

センター斜め後ろへ走りながらのナイスキャッチ!
9回裏(拓)
5 代打 岡田 3-2から四球
代走 石内
6 [4] 鈴木(孝) 牽制挟みながら、初球バントはファールも、2球目

サード前へ

送りバント成功
7 [8] 井田 2ナッシングから、

ランナースタートさせ、

ショートゴロの間にランナー3塁へ
8 [2] 杉原 2-1から

捉えたライナー

抜ければ同点・・・って抜けることなく、

セカンドライナーを好捕球で

試合終了

杉原さん、捉えてたのにね~、次頑張れ!
3試合中、負けた初戦が一番國學院を強く感じました
点差がついて負けていても、手を抜かない攻撃的守備
この試合の土倉投手もよく頑張り、前日完封して再びマウンドへ上がった柿田投手もできる限りの投球をされたと思います。
そしてなにより感動させられた投手は、尾松投手
初戦9回途中まで、中1日での完投は勝ち点落とすもこれからが楽しみ♪
酷使と違う、プロでよく言う“フォームを固め”って感じに見え、確かに初戦以上に3戦目の方が踏み込みに安定感を感じ、コントロールも着実によくなって・・・
でも、國學院大野手陣本当に強いな~、今シーズンも!
試合結果 國學院大3対2拓殖大