9月26日 神宮球場にて
亜細亜大対國學院大 東都大学野球1部
ドラックバント(右ならプッシュバント)は、動かないファーストだと成功しにくい
しかし動くファーストなら、セカンドと共に捕球しに来るため、カバー入りにくく、成功の確率がグンと上がる・・・と。
以前、あるチームの練習中、監督さんが
『ドラックバントが成功しやすいのはどんな状況?』
そんな質問を選手達にしてました
そしてその答えと

この日出会うこととなりました♪
こんにちは わたしグレ♪
大好きな亜大の東浜巨投手、バキお気に入りの高田知季内野手がプロ届け
中大・西銘内野手、鍵谷投手、飯田捕手、駒大・白崎内野手・・・
うれしくって♪
もっともっと出していい選手がいますから、今後もプロ届け期待!
國學院・谷内さんも絶対出していただかないと・・・
以前だったら安定を求めて社会人野球チームにって考えがありましたが、社会人チームに行ってもチーム次第で大きく内容が変わってきています。
ならば、行けるものならプロへ一人でも多く行って欲しいと思う今日この頃
プロに行っても、谷内VS高田のショート対決が観たいわたしです。
プロでは、小島さん(現オリバで、やっと内野で使ってもらい始め・・・)みたいに外野なんかさせられないように、くれぐれもショート(譲ってもサード)にこだわってくださいね
亜細亜大
1 [6] 高田 (岡山理大附)
2 [4] 北村 (星稜)
3 [7] 大月 (岡山理大附) H 雪下 (志学館) 3 岩崎 (天理)
4 [9] 中村(篤) (青森山田)
5 [3] 遠藤(雅) (聖光学院) 3 原田 (福岡第一) H7 堀尾 (神港学園)
6 [D] 柴田 (東京学館船橋)
7 [5] 藤岡 (岡山理大附)
8 [8] 茶原 (世田谷学園) 8 田代 (日大三)
9 [2] 嶺井 (沖縄尚学)
P-東浜(沖縄尚学)
國學院大
1 [6] 谷内 (金沢西)
2 [5] 山下(幸) (関東第一)
3 [4] 春田 (瓊浦)
4 [2] 石川 (桐蔭学園)
5 [8] 上村 (中京)
6 [D] 岡田 (明石商業) HD 上林 (八幡商業)
7 [3] 村上(直) (近大高専)
8 [9] 小木曽 (中京大中京)
9 [7] 水野 (遊学館)
P-杉浦(帯広大谷) 山崎(福)(聖望学園)
1回表(亜)
國學院大の先発は杉浦投手
1 [6] 高田 1-1から133Kボールの下叩き上げてライト手前のフライ

当然の様にセカンドがカバーに・・・
2 [4] 北村 107Kの次は140Kとストライクを入れて、緩急付けての配球も、1-2から

119K叩き

センター返しで出塁
3 [7] 大月 1-2からピッチャー返しは、フィールディング指導が行き届いている國學院ですので、

瞬時に捕球後、すぐさま2塁送球し、



1-6-3の併殺に
しっかりとした守備力を初回から魅せる國學院大
1回裏(國)
亜細亜大の先発は東浜投手
1 [6] 谷内 ユルッとした

ショートゴロ

“ショート高田”がサラサラ~っと捌き、


谷内さんの足も頭に入っているので超高速送球で1塁余裕でアウト
実は、普段からこの“余裕”の送球を身につけ、今では当然のプレーにしているのが、高田さん以外にもうひとり・・・谷内さんです
2 [5] 山下(幸) 3-1から141K捉えるも、

ライトライナー
3 [4] 春田 1-2から

強く叩かれたピッチャー返しは、ピッチャー足元辺りで、当たったか、マウンドで弾かれたかていう打球は、大きく跳ねあがって、

セカンドの逆をついたようなライト方向へと飛び強襲ヒットに
このあと、何球か試し投げをされていたので、当たって弾いたのかも・・・
4 [2] 石川 1-2からライトライナーもファールに・・・
5球目叩いた打球は、

セカンド飛びつくも一二塁間を鋭く抜け、2アウトランナー1・2塁に
5 [8] 上村 1-0から詰まりながらのセカンド後方へのポテンヒットになりそうな当たりに、

センター茶原さんがすべり込みながらナイスキャッチ
2回表(亜)
4 [9] 中村(篤) 1-2から一二塁間を詰めてたセカンド左を抜けそうな当たりでしたが、

そこは國學院守備!

セカンド春田さんが追いつき好捕球し、送球間に合いアウトに
5 [3] 遠藤(雅) 初球140K捉えたライナー性の当たりもセンター正面
6 [D] 柴田 2-2から122K外ボール球に空振り三振
2回裏(國)
6 [D] 岡田 0-1から137K引っ掛けファーストゴロ
7 [3] 村上(直) 1-2から142k見逃し三振
8 [9] 小木曽 141K・141Kポンポンっとストライクを入れ、3球目140K空振り三振に
3回表(亜)
7 [5] 藤岡 2-2から良い当たりのライトライナーもファール、7球目143Kライナー性の良い当たりもレフトフライ
8 [8] 茶原 初球138Kボール下を叩き、レフトフライ
9 [2] 嶺井 3-0から138K・138Kストライクをしっかり入れてきて3-2にし、6球目

ピッチャー返しが抜けるも、


流れるようにショート谷内さんが現われアウトに
3回裏(國)
9 [7] 水野 1-2から141K一二塁間ユルッとライナーが抜けるかと・・・

セカンド右への打球に飛びつかず、しっかり移動しながらタイミング合わせキャッチ
1 [6] 谷内 2-2から128K空振り三振
2 [5] 山下(幸) 1-2から135K膝元見逃し三振
4回表(亜)
1 [6] 高田 0-1から

137K一二塁間を強く抜ける

ライトへのヒット
2 [4] 北村 0-1からバントの構えも手を出さず・・・

捕手からの素早い牽制でランナー慌てて戻ります
次もバントの構えで、今度はバントしに・・・

“あ~れ?”とボールがバットを避けて捕手のミットにイン♪
またまた捕手から牽制

必死に戻ります
國學院大はバント技術だけでなく、それをかわす技術の高さは目を引きます
高校時代バントに縁のない選手にとっては、國學院大バッテリー相手では難しいのも当たり前。
3 [7] 大月 3-2から

エンドランは、

1塁横を抜け

ライトへのヒットに
ランナー当然の如く

1塁から3塁へ
ここで國學院大ベンチから監督さんが・・・

どのような指示でしょう?
4 [9] 中村(篤) 1アウト1・3塁

内野は中間守備
粘りに粘って3-2からの9球目見て行き四球で満塁に
5 [3] 遠藤(雅) 0-1からライトへ上げるも浅かったのでランナーそのまま
6 [D] 柴田 109~114Kの緩急見せ、141Kバットの先で叩き、レフト手前のフライに
國學院大踏ん張ります
4回裏(國)
3 [4] 春田 初球133K強く叩いたピッチャー返しに、

怯まず好反応で好捕球
4 [2] 石川 途中でタイム

センターにゴミが舞ってきて、センター茶原さんが急いで処理♪
隣にいたバキが
『今日は亜細亜が勝つね』
と・・・実は、プロ野球観戦で何度かこんなシーンに出会ったとき、“快く”素早く拾ったチームは勝っているとの、バキの思い込み神話があるのです。
粘りに粘って8球目

142K叩き


センター返しで出塁
5 [8] 上村 1-0から131K豪快なスイングでの空振りで1-1に
次の球をまたまた豪快に空振りし、ランナースタート

嶺井さんがきっちりコントロール&強肩でランナー刺します
ランナー無しで叩いた打球は、

三遊間を抜けるレフト前ヒット・・・のはずが、


え?捕っちゃった~!

そして送球
当然の様に超高速送球で、打球が速ければ速いほど余裕アウト
5回表(亜)
7 [5] 藤岡 1-1から

137Kきちっと強く叩いているので、


強く跳ねながら上手な國學院内野の一二塁間を抜けてライトへヒット
当てに行かず、しっかり叩くところが魅力です・・・調子が落ちても当てに行かず、今のままきちっと叩き振りぬくことを忘れずに頑張って欲しいです
8 [8] 茶原 初球バント空振り、2球目バントするも、普通だったら1塁から2塁へのバントとしては問題ないのですが、何せ相手は國學院大です!

投げた瞬間駆け込みながら2塁送球も頭に入っての捕球で、


なんの迷いもなく2塁送球し、


2塁から1塁へ送られ併殺に
このあと茶原さんは交代に・・・もしかしたらですが、バント失敗ではなく、茶原さんの足を考えると迷わず1塁へ走っていればもしかしたらセーフだったかもと。。。
まさかの2塁送球に、一瞬1塁への全力疾走集中を忘れてしまったかのような走りに見えました。
國學院大のバント阻止の技術は、練習の賜物なのでしょう♪
9 [2] 嶺井 1-2からバウンドが変化し、難しいはずの捕球も、

膝を落としてきちっと処理
5回裏(國)
6 [D] 岡田 1-2から前にダッシュしながら前に弾くも落ち着いて処理
7 [3] 村上(直) 初球セカンド後方へのフライは、

真っ直ぐバックし捕球
8 [9] 小木曽 初球

ピッチャーとファーストの間の、セカンド方向へのプッシュバントを試み、みんなで捕球に向かって

カバーおらず・・・
実はこのプッシュバントは、裏を返せば國學院が“ファーストの動きが良い!”と考えていた証拠でもあります。
ファーストの動きが悪ければ、優先的にセカンドが捕球しますが、動きが良い選手なら、捕球に向かいやすいのです。
相手の長所を逆手に取ったプッシュバントは、守備好きのファンにはたまらなく面白いシーンだったと思います。
9 [7] 水野 サード前のボテゴロ

素早い反応での


ダッシュ捕球は良かったのですが、ストライク送球できず、流れてしまうも、ファースト好捕球&ランナー直接タッチでアウトに
6回表(亜)
1 [6] 高田 0-2から137K

しっかり三遊間へ叩くも、

ショート谷内さんが素早く正面に入り込んで捕球

体の中で受け止めるも、

打球が回転して外へこぼれ落ちるように出てしまいエラー出塁
普通なら正面なんて入れない打球です・・・
同じエラーでも、上手な選手のエラーと上手でない選手のエラーってこれほど違うものかと・・・エラーの形で谷内さんの打球に対する速い動きをつくづく知ることができました。
2 [4] 北村 1-0から併殺意識があるはずなので、あえて一二塁間を狙ったかのような打撃も、逆を突かれることなく、

セカンド春山さんが強い打球も素早く捕球し、

体勢不利も腰をぶらさずすぐさま2塁へ速い送球、4-6-3の併殺に
3 [7] 大月 1-0から


左中間手前へヒット
4 [9] 中村(篤) 1-1から空振りの際、ランナー飛び出し、

そのまま2塁へ向かってアウトに
2塁セーフなら4番中村さんのヒットにかけ、空振りで2塁アウトでも、次の回は中村さんから・・・どちらに転んでも安定した4番の存在がしっかりわかります
6回裏(國)
1 [6] 谷内 1-1からピッチャー左への打球に、打った瞬間ショート前へダッシュしながら捕球し、低空超高速送球がファーストへ・・・速すぎる上、低かったので捕れず。
記録はファーストのエラーも、プロのファーストはチームによっては送球が速すぎると捕球出来ない選手もおりますが、悪送球でなくともほとんど送球した野手にエラーがつきます。
以前、小坂誠がストライク送球するも、送球速すぎて捕球の寸前避けてしまったファースト(バキお気に入りのマティー選手♪)がいましたが、記録はなぜかE6でした。
2 [5] 山下(幸) 牽制挟んでの初球、

勢いしっかり殺して3塁線への内野安打も可能なくらいのナイスバント

サードが猛チャージをかけながらのダッシュ好捕球で、

足のある山下さん相手に強肩唸らせアウトに
3 [4] 春田 1-0からエンドランは、

三遊間への打球で、

ランナーの進む方向へ同じように移動しながらの捕球も、

惑わされることなく、目を離さず

抱え込むようにきっちり捕球し1塁アウトに
4 [2] 石川 ランナー3塁に置いて、2-2から変なバウンドの仕方のショートゴロに、正面に体を入れて、体の中心で抱えて丁寧に捕球・・・どんな回転をしても逃がさない捕球!
得点できずとも、先の塁に進めようとする意識がいいにゃ~
7回表(亜)
4 [9] 中村(篤) 2-0からライトへあげてライトフライ
5 [3] 原田 1-0から良い角度の右中間深い当たりも、

ライトフライ
6 [D] 柴田 1-1から118Kあげてレフトフライ
7回裏(國)
5 [8] 上村 2-2から129K低め空振り三振
6 [D] 上林 初球セカンドゴロ
7 [3] 村上(直) 0-2から124K外ボールを振って空振り三球三振
8回表(亜)
7 [5] 藤岡 1-0から129Kセカンドゴロ
8 [8] 田代 初球セーフティーバントを試みるも、ファーストゴロ
9 [2] 嶺井 1-0から135Kに上体突っ込んでしまいサードファールフライ
8回裏(國)
8 [9] 小木曽 粘りながらの2-2からの7球目捉えた当たり

左中間へ飛ばし、前目に守っていたセンター越された~!と思った当たりに、

斜め後ろに向かって一直線に駆け込みながら、


打球に飛び込みキャ~ッチ

小技プッシュバントを魅せた後は、惜しくも捕球されましたが、2塁打張りのライナー性の素晴しい当たりを飛ばした小木曽・・・まだ2年生♪
ここから『三振数逆算して、慌てて稼ぐ東浜ショー♪』スタート
9 [7] 水野 1-2から

138K見逃し三振
1 [6] 谷内 2-2から

133K空振り三振
9回表(亜)
1 [6] 高田 初球捉えたかと思った打球も、

レフト線ギリギリファール
3-2からの7球目インロー131K空振り三振
2 [4] 北村 1-0から

132K低空ライナーで

三遊間へ飛ばし、

レフトへのヒットで出塁
3 代打 雪下 100%バント
バントの職人VSバント阻止技術東都№1チームの戦い!
初球バントするも、小フライに・・・

フィールディング徹底指導されている國學院大ならではの素早いフィールディングで杉浦投手がフライに飛び込み一瞬グラブインするも、単なるバントとは違い、雪下さんのバント打球は回転が違うらしく、

グラブから飛び出てファールゾーンへ・・・
内野安打となりました
こぼしたといっても、もし普通のバントの打球なら捕球していたと思います。
1アウト1・2塁
4 [9] 中村(篤) 外野守備は前進守備
そんな中、不動の4番の打球が

グングン伸びて、

レフトフェンス直撃


1塁ランナーも生還し2点タイムリー
ここで投手交代

山崎投手
5 代打 堀尾 3-2からサード正面のゴロ
6 [D] 柴田 粘りながらの7球目見送って四球
2アウト1・2塁
7 [5] 藤岡 2-2から見逃し三振
9回裏(國)
2 [5] 山下(幸) 初球ストライク、2球目

捉えた打球はライトHRか~!も、

惜しくもファール
3球目

136K空振り三振
3 [4] 春田 1-2から

136K空振り三振
4 [2] 石川 0-2から

142K空振り三振
8回から9回にかけて、一気に5連続三振で、三振数を稼いだ東浜さん♪
勝敗を忘れ、一球一球のかけ引きにワクワクしながらの大変面白い(選手&ベンチは大変だと思いますが)試合でした。
國學院大の面白さは、ぜひとも来シーズンも1部で観たいと思わせてくれました。
試合結果 亜細亜大2対0國學院大