5月25日 神宮球場にて
青学大対亜細亜大 東都大学野球1部
ここ最近、不動の東都ナンバー1ショート・高田知季の座を揺るがすショートの選手が見当たらなかった
しかし、自チーム内に居たのだ!
“戦国”東都ナンバー1ショートの座を脅かす下剋上狙ってる(?)選手が・・・
鋭く抜けるタイムリーも、秦氏の血が阻止!
こんにちは わたしグレ♪
スタメンに長曽我部選手の名が・・・
歴史好きのおにゃじ(飼い主バキの夫)は、ずっと前から気になっていました
この日の長曽我部選手のファインプレーをバキから聞くと、すかさず
『戦国東都へ来たのは血が騒いだんだよ、きっと♪』
と・・・バキは守備力を凄いといったのに、おにゃじは違った喜びを感じていたようです
この日の夜は、ずっと戦国時代のことばっかり話し続けておりました。
青学大
1 [3] 佐野 (大阪桐蔭)
2 [4] 筒井 (桐光学園)
3 [9] 内藤 (千葉経済大附)
4 [7] 井上 (報徳学園)
5 [D] 吉田(正) (敦賀気比)
6 [8] 杉本 (徳島商業)
7 [6] 小林(諭) (日大藤沢)
8 [5] 安田(紘) (天理)
9 [2] 谷 (千葉経済大附)
亜細亜大
1 [D] 山下(翼) (九州学院)
2 [8] 茶原 (世田谷学園) 8 池知 (高知)
3 [3] 柴田 (東京学館船橋) R 田代 (日大三) 3 渡 (福岡第一)
4 [9] 中村(篤) (青森山田)
5 [7] 俵 (神戸国際大附) H7 中村(毅) (中京)
6 [5] 岩崎 (天理) H5 井野川 (玉野光南) H 藤岡 (岡山理大附)
7 [6] 長曽我部 (新田)
8 [4] 廣畑 (大阪桐蔭) H4 北村 (星稜)
9 [2] 坂井 (九州学院) H 日下 (日大三) 2 中村(亮)
1回表(青)
亜細亜大先発は九里投手
1 [3] 佐野 1-0からショートフライ
早速長曽我部さんの出番!
2 [4] 筒井 0-2から133K見逃し三振
3 [9] 内藤 1-0から124K変化球も、
真っ直ぐを捉えた時のような鋭いスイングでライナーを叩き出すも、
ファーストガッツリ好捕球
1回裏(亜)
青学大の先発は田中投手
1 [D] 山下(翼) 2-0から
詰まりながらも
左中間手前へ落とし出塁
この瞬間、脳裏には“盗塁”を越え、“3盗”という文字が浮かびます
2 [8] 茶原 1-0から
三遊間を割って
レフトへヒット
そして今度は
Wスチール可能な俊足2人(山下&茶原)と谷捕手の戦い!が頭をよぎります
3 [3] 柴田 初球124Kボールも、すかさず2塁へ3塁寄り(ベース左)へ好牽制
急いで戻ろうとした瞬間、雨で濡れていた芝に足をとられベース前で滑って
ベースに届かずタッチアウト
1アウトランナー1塁で、3-2から
センター返しは
クリーンヒットに
4 [9] 中村(篤) 3-2からセカンドゴロは
4-6-3の併殺
2回表(青)
4 [7] 井上 1-2から一二塁間ファースト寄りの強くライトに抜けそうだった当たりも、
この日スタメン廣瀬さんが好捕球
5 [D] 吉田(正) セカンド後方
ライトキャッチ&センターも俊足だからカバーが速い!
6 [8] 杉本 2連続ファールで0-2も、そのスイングに坂井捕手驚かれたのでは?
3球目は外れてカウント1-2に
4球目ファールを見てバキは坂井捕手に語りかけるかのごとく
『坂井くん、凄いでしょ~、杉本のお兄さんの急に振り下ろされるスイング~♪』
5球目外ボールにバット止まると、またバキ曰く
『坂井くん、ドキドキものの捕球でしょう~♪』
6球目サードゴロは、
この日スタメンの岩崎さんが頑張って捕球
坂井捕手をオープン戦で観て以来、バキはかわいくって仕方ないらしく、目じりを下げながらそのキャッチングにいちいちチャチャを入れてました。
2回裏(亜)
5 [7] 俵 0-1から左中間前方に打つも、センターフライ
6 [5] 岩崎 3-1から四球
7 [6] 長曽我部 1-0からサードファールフライ
8 [4] 廣畑 2-2からの6球目セカンドゴロ
3回表(青)
7 [6] 小林(諭) 初球細身も打撃に力があり、
左中間フェンスまで飛ばし2塁打
8 [5] 安田(紘) 初球
3塁線寄りのバントは、3塁させるようなバントシフトも
九里投手が捕球し1塁送球アウト
このとき坂井捕手を観て、バキ曰く
『あ~、一塁か三塁か坂井くん指示に迷ったみたい~、背中が悩んでる~♪』
と・・・新人さんらしい戸惑いも、バキには新鮮らしい
嶺井先輩みたいに、躊躇なく指示が出せるようになるといいにゃん。
9 [2] 谷 ストレートの四球
1 [3] 佐野 0-1からセンター前へタイムリー
2 [4] 筒井 ランナー1・2塁で、
バントは3塁間に合うかな?と観てましたが、普通に投手が捌いてそのまま1塁送球アウトに
3 [9] 内藤 初球
ライトへ痛烈な“内藤ライナー”が飛び、
2アウトなので当然ランナースタート切っており、2点タイムリーに
4 [7] 井上 初球センターフライ
3回裏(亜)
9 [2] 坂井 1-0からセーフティーバントは1塁線ギリギリも、
ちょっぴり強すぎてファースト正面のゴロになり、
捕球後タッチせずにベースへ戻ってアウト
1 [D] 山下(翼) セーフティーバントはピッチャーフライ
2 [8] 茶原 1-0から飛ばすもセンターフライ
どうも隣にいるバキ(飼い主)が落ち着かず
亜細亜控えの子がチェンジのたびにベンチ前に並ぶのですが、その背を見ながら独り言を・・・
バキ(いない、いない・・・6番がいない)と。
4回表(青)
5 [D] 吉田(正) 0-2から123Kいつものような強振をせず、センター返しで出塁
6 [8] 杉本 1-0からサードゴロは、
2塁へ送られるも、
足のある打者走者なので併殺ならず、フォースアウトのみ
7 [6] 小林(諭) 4連続牽制後、牽制挟みながらの1-1からの3球目後逸でランナー2塁へ
このとき、以前も観たスライディングで
一生懸命ボールを止める坂井捕手
結局ボール球が続き四球
1アウト1・2塁
8 [5] 安田(紘) 1-1から
捉えた当たりは三遊間を抜け、レフトへのタイムリー・・・のはずが、サードを越すもその後ろで長曽我部さんが
捕ったー! それも飛びついてではなく、駆け込みながらの捕球ではないですか!
そして捕っただけでも凄いのに、
そこから投げ・・・惜しくも内野安打になりましたが、もし止めていなかったら、足もありスピードの落ちない杉本さんなら確実にホームインされていたことでしょう
ちなみに、打者の安田さんはいつも強い打球を叩く打者で、このときも当たりは強かったのです
“名手高田”ファンのバキが、すかさず
『そっかー、ライバルはここにいたのかー!』
と・・・
高田さんが1~3年の頃、高田さんを脅かす上手な内野手がいつも何人かいました。
今は高田さんを刺激するショートは、東都2部に2、3名見かけたくらいです
天下になるとその成長が止まりやすく心配してましたが・・・
自チームにその守備力を脅かすライバルがいたことで一安心♪
秋には亜細亜内で下剋上があるかも~
高田さん、ウカウカしてられませんね♪
9 [2] 谷 満塁でピッチャー返し捕球し、
1-2-3のWプレー
ショート長曽我部さんが内野安打で止めたプレーが、無失点に繋がりました
4回裏(亜)
3 [3] 柴田 0-2から見逃し三振
4 [9] 中村(篤) 1-2から見逃し三振
5 [7] 俵 1-1から引き付けて
捉えた当たりは前ライトへのライナーも
内藤さんが駆け込みながら好捕球
5回表(青)
1 [3] 佐野 三遊間への打球も、
ショート長曽我部さんが、亜細亜内野らしい素早い処理でアウトに
2 [4] 筒井 0-1から
ショートフライ
3 [9] 内藤 2-1から凄い弾丸ライナーがライトスタンドへ突き刺さりHR
(曇っていて球が速ければ速いほど流れて映ります)
入った瞬間“ドン!”という凄い音がしたほどです
『さすがプロドラフト候補・・・この選手を逃す理由が見当たらない!』彼の打球を見るたびに、そんな気持ちにさせられます
4 [7] 井上 初球
一二塁間のゴロは、
カバーの投手に渡りアウトに
5回裏(亜)
6 [5] 岩崎 2-2からライトフライ
7 [6] 長曽我部 1-0からファースト正面のゴロ
8 [4] 廣畑 3-2から140K上手く掬うも、サードライナー
6回表(青)
亜細亜大投手交代は飯田投手
5 [D] 吉田(正) ファールで粘るも6球目空振り三振
ちょっと後逸する間に1塁へ走り、
少々悪送球も1塁しっかり止め無事アウトに
坂井捕手、悩んでるのかニャ?
6 [8] 杉本 137K空振り、141K見逃し、
133K空振り三振
飯田投手に余裕がある様で、坂井捕手をリードされてる感じ・・・飯田投手に大きく育ててもらいましょう♪
7 [6] 小林(諭) 1-2から空振り三振
淡々と三者連続三振に
飯田投手、腐ることなく着実に力をつけているようで、来年は先輩の大山さんや北原さんのような活躍をされそうな予感♪
6回裏(亜)
9 [2] 坂井 3-0から見逃すも、5球目積極的にファールにしたことで6球目見送り四球を選びます
1 [D] 山下(翼) 2-1からピッチャー返しは、
1-6-3の併殺コースも、
半端ではない俊足活かし1塁はセーフ
2 [8] 茶原 飛ばすもライトフライ
3 [3] 柴田 初球ランナースタート
送球暴投気味になり、ランナー2塁へ
4 [9] 中村(篤) 初球ファーストゴロ
7回表(青)
8 [5] 安田(紘) 3-1から四球
9 [2] 谷 1-0から
バントできっちりランナー2塁へ
1 [3] 佐野 1-0からサードゴロ
2塁ランナー3塁に向かって2アウト3塁
2 [4] 筒井 1-2から
後逸し、3塁ランナーホームイン
2-2からサードゴロはストライク送球
青学5対1亜細亜
7回裏(亜)
青学大、豊富な投手陣から次は福本投手がマウンドへ
5 代打 中村(毅) 1-2からレフトへヒット
何気にさすがです!
6 代打 井野川 1-0からデッドボールで出塁
ノーアウト1・2塁
7 [6] 長曽我部 バントの構えで1-2からバントファールでアウトに
1アウト1・2塁
ここで再び交代は小畑投手
8 代打 北村 0-2と追い込まれるも冷静に1-2になった後、
右中間センターへ飛ばすタイムリー
1アウト1・3塁
9 代打 日下 1-1から
ショートゴロの間に
3塁ランナーホームイン
1 [D] 山下(翼) ランナー2塁に置いて、
右中間手前に飛ばす
タイムリー
山下さんは、この日DH出場でした。初めて彼を見た時、素晴しい足も打撃は金属バット打撃風・・・しかし、この日は変な大振りをせず、芯で捉えようとする意識が伝わってくる基本的センター返しで2本のヒットを打てました。
そうなると、自慢の足も披露でき、楽しみ倍増です♪
2 [8] 茶原 0-1からセカンドゴロ
8回表(青)
亜細亜大投手時交代は山崎投手
3 [9] 内藤 1-2から空振り三振
4 [7] 井上 1-0から
捉えた打球は高~く上がって
バックスクリーンに向かって飛んで行き、
スタンドの境の黄色のライン上に入って、茶原さんの“バシャン!”というフェンス激突音と共に、グラウンドへ落ちてきたHR
5 [D] 吉田(正) 146Kマークするも、粘られピッチャー返しの打球が頭を越えるも、
そこは控えも亜細亜内野守備らしく、
ショート長曽我部さんが素早いカバーで処理
バキ曰く
『高田くんのショートの座、危うし!』
と、なぜかライバル心を燃やしてましたが・・・ここまで来てもバキって“高田”ファンなのね~
6 [8] 杉本 ファールで粘るも、2-2からの8球目
142K見逃し三振
HR打たれながらも、なぜか怖い内藤さんと杉本さんは空振り三振・・・不思議だニャ~
8回裏(亜)
2点差を逃げ切るためか、ここで好投手・福島投手の登場
不調ながらも経験豊富な上、やっぱり全国選手権前に勉強させてもらうには最高に良い投手だと思われます
3 [3] 柴田 初球イン入りすぎてデッドボール
代走 田代
4 [9] 中村(篤) 0-2からセンター返しも、
セカンド筒井さんが必死の捕球で止め、急いで側の2塁へ送り、
4-6-3の併殺
5 [7] 中村(毅) 2-2から落とされ空振り三振
9回表(青)
7 [6] 小林(諭) 初球138Kレフトフライ
レフトは途中交代で毅さんね・・・と、
バックスクリーンに目をやると、亜細亜大は案外いっぱい交代してることに気付きました。
8 [5] 安田(紘) 3-2からの8球目139K空振り三振
9 [2] 谷 2-1から
捉えた打球はグングン伸びてセンターへのHRか!と思いましたが、
わずかに及ばず
カバーも来ていましたが、
打者走者は一気に3塁へ
1 [3] 佐野 セカンドゴロ
9回裏(亜)
6 代打 藤岡 124K~141Kで、2-2からの7球目134Kも切れてくる球に空振り三振
これが捌ける様になるといいにゃん♪
7 [6] 長曽我部 0-1からファーストゴロ
8 [4] 北村 0-1からファーストフライ
試合終了
正直楽しい試合でした
亜細亜は普段見られない多くの選手を観ることができ、内野の層の厚さを知りました
もともとシステム自体少人数なので青学はいつものメンバーなので強力
亜細亜は優勝も決まった試合だという事もあり、来年も見据えながら、大変良い経験をさせる機会を得られたのではないでしょうか。
素人にゃんこ視線で言うと、どんなにメンバーを入れ替えても、4番は中村篤さんはそのままというのも良いと思いました。
ちょっぴり残念だったのは、青学は最初から最後までいつものメンバーだったのですが、優勝争いならともかく消化試合ということなのに、ベンチ入りの控えの選手を全く使わないのは寂しくもありました。
この日、試合後亜細亜ファンのバキは、初めて東都ナンバー1ショート・高田選手のスーツ姿を目にしました。
1年生からベンチ入りをしてスタンドからの応援とは無縁の高田選手が、この日はスタンドから声援を送っていたようです。
お怪我なのかは存じ上げませんが、客観的に試合を観るのも良いかもしれません
つくづく、野球は一人でやるものではない
スタメン、ベンチ入り登録者だけでもない
ベンチに入れない選手達、マネージャーさん、諸々の多くの人たちが一緒に戦っているのだと・・・
わたしだけでなく、きっと高田さんも感じられていたことでしょう
そしてもうひとり・・・
亜細亜大のコーチはいつも大きな声を出し続け、指示も学生コーチっぽくないのでてっきりサードコーチャーと同じ“しっかり大人”のコーチだと思っていましたが、この日ファーストコーチャーは学生コーチだったことを知りました。
やる以上は徹底してプロフェッショナルを求める亜細亜野球を垣間見ました
消化試合の使い方は全く違いましたが、青学選手も亜細亜選手も良いプレーを披露して下さり、東都ファンとしては満足のいく試合でした♪
試合結果 青学大6対4亜細亜大