3月15日 神宮球場にて
三菱重工名古屋対JFE東日本
アマ界の最強プロフェッショナルな男 三橋尚文投手
こんにちは わたしグレ♪
スポニチ大会は12日から行なわれました
12日のマリンスタジアムで行なわれたJFE東日本対JR東日本東北の試合で、JFE東日本のエース・三橋尚文投手がノーヒットノーランに!
三橋投手を初めて観たのは、2010年12月同じマリンスタジアムでの千葉市長杯争奪戦でした(記事はこちら→
クリック)
球速の出にくいマリンスタジアムで簡単に150K以上をマーク
そんな投手も、単に速球派と言うわけではなく、そこにベテランならではの緩急付けての上手さも加わります
3月15日の先発と聞き、12日にノーヒットノーランをやったという事で、失礼ながら同じ投球は無理だろうと・・・
そんな中、どんな投球をされるか楽しみでもありました。
三菱重工名古屋
1(7)山田
2(5)薮花
3(8)花山
4(3)吉田
5(D)前田
6(6)馬場
7(9)千歳 H東
8(4)脇山 H4村田
9(2)安田 2上野
P-水野(1~7回の2アウト2塁まで)→高木(~8)
JFE東日本
1(4)生多
2(8)落合
3(3)大澤
4(D)岡崎 R長谷川
5(7)金森
6(9)木村
7(6)津留
8(5)丹羽 Hトマセン 5山本
9(2)中野
P-三橋(1~9)
1回表(三)
JFE東日本先発投手
三橋投手
今シーズン、タバコをやめてバージョンアップを図ったそうです
細身に感じた2010年の体型から、ガッチリとした体型になられてました
もし若いうちに、昨今のアスリートの為のタバコのマイナス点を知っていれば、今頃プロだったのかも・・・
1(7)山田 140K後半の球で攻め、3-2から148K打ち返し、ピッチャー右を越すも、
回り込むようにセカンドが処理・・・球が速いというより、重いという感じでした
2(5)薮花 2-1から144K圧されるような打球はセカンドゴロ
3(8)花山 初球ボールも117Kで次の125K空振りし、3球目のストレート狙いで144Kしっかり叩くもレフトフライ
重いのかなかなか伸びていかないようです
12日ノーヒットノーランをやったばかりなので、ストレートはそれほど走っていないかもしれません
しかし、117~147Kの緩急は素晴しい
1回裏(J)
三菱重工名古屋先発投手はアンダースロー
水野投手
1(4)生多 124K4連続で1-2
5球目96K叩くも泳がされるようにセカンドフライ
2(8)落合 2-1から124K上手く捉え
右中間手前へ飛ばし
ライトフライ捕球に突っ込むも僅かに及ばず・・・しっかり2塁へ進んでいます
三橋投手同様、落合選手も素晴しいアマ界最強プロフェッショナルの選手だと思っております
3(3)大澤 粘りに粘って四球を選びます
4(D)岡崎 110~125Kの緩急見せ、
最後は112Kで空振り三振
5(7)金森 初球打ち上げ
1塁好方へのセカンドファールフライ
水野投手は、三橋投手とは正反対な軟投派
投球フォームだけでなく、ロッテの渡辺俊介投手に大変似た緩急の使い方を感じます
対照的ですが、両投手の投球に魅了され♪
2回表(三)
4(3)吉田 142K引っ掛けショートゴロ
5(D)前田 145Kストライクの入りから、最後は134K落として空振り三振
6(6)馬場 専修大出身と知って、いつしか応援している選手
2-1から
120Kサード方向へ叩き、
サードのグラブを強く弾いて、
打球はレフト線へ
ヘッドスライディングで2塁打に
7(9)千歳 145K打ち上げサード後方へのフライも、ランナー2塁だったので
レフトが追いついてレフトフライ
2回裏(J)
6(9)木村 初球ストライクも遅すぎて表示でず・・・こんな球だ~い好き♪
2球目108K打ち上げレフトフライ
7(6)津留 124Kインコースにズバッと決まり
見逃し三振
8(5)丹羽 初球
3塁前へのセーフティーバントも、水野投手の好フィールディングで
間に合ってアウト
3回表(三)
8(4)脇山 変化球で攻めて行き、2-2から
148Kで空振り三振
9(2)安田 140K後半を見せておきながら、最後は130K台の変化球で
空振り三振
1(7)山田 125K見逃し、145K空振り、そして3球目
127K外いっぱいで見逃し三振
三者三振も中味はいろんなパターンの攻めで抑えます
3回裏(J)
9(2)中野 初球95Kストライクの入り
2球目
狙って128K強振せずにセンター返しの
クリーンヒット
1(4)生多 次が落合選手なのでバントかと思いましたが、打たせていって
サード正面もユルッとした分併殺とれず
2(8)落合 右中間手前にあげてしまいセンターフライ
3(3)大澤 粘るも115Kピッチャーゴロ
4回表(三)
2(5)薮花 入りは変化球でユルッとストライクで、1-1から142Kファールにさせた後、
135K見逃し三振に
3(8)花山 初球130Kファールさせ、2球目136K外に決まり、3球目
145Kで空振り三振に
4(3)吉田 2-2から147K叩くもセンターフライ
4回裏(J)
4(D)岡崎 初球112Kファールし、2球目128Kインコースに当たって?当たりに行った?
デッドボールで出塁
5(7)金森 初球
引っ掛けショートゴロは
ちょっと捕球に戸惑うも
ベースに近く自らベースを踏んで
6-6-3の併殺に
6(9)木村 1-2から
114K高く打ち上げ右中間ライトフライも、何かあったのか
ワンバウンドで捕球し、ライトフライが2塁打に
7(6)津留 初球叩いた打球は、サードへの難しいバウンドになるも、
前に突っ込みながらしっかり処理
隠れファインプレー♪
5回表(三)
5(D)前田 2-2から142K打たされセカンドゴロ
6(6)馬場 1-1からあえて変化球を待っていたような打撃で
134Kをライナーでセカンド横を通過の
ライト前ヒットを飛ばし出塁
大学時代を知らないのに、専修大出身って言うだけで、なぜかうれしくなっちゃってます♪
7代打東 0-2から強振せず
125K打ち返し
センター返しでランナー1・2塁に
8(4)脇山 セーフティー気味のバントで
ランナー進めます
9(2)安田 142~147Kの攻めの後、128Kストライクを挟み、
3-2から148Kで空振り三振に
疲れの見えそうな5回に、148Kで空振り三振を取ってくる三橋投手に、改めて熱くさせられます
5回裏(J)
8(5)丹羽 2-2からファーストゴロに投手もナイスカバーでアウト
9(2)中野 98K打ち上げセンターフライ
1(4)生多 1-1から
叩いた打球はライトスタンドへ
ホームラン♪
2(8)落合 2-1から98K打ち上げるも、強風も手伝ってショート後方へのポテンヒットに
3(3)大澤 2球目
投球も、ボーク・・・みたい
ランナー2塁爾進まれるも、ここは踏ん張り128Kでショートゴロに
6回表(三)
1(7)山田 127K・147Kとファールするも、
3球目の147K空振り三振
2(5)薮花 ピッチャーゴロ
3(8)花山 レフトフライ
6回裏(J)
4(D)岡崎 2-2から打ち上げ右中間センターフライ
5(7)金森 1-2から
二遊間セカンドよりへの強い打球も、セカンド追いつき好捕球
しかし送球間に合わず内野安打に
6(9)木村 エンドランの打球はセンターへ良い当たりも、センターライナー
センター捕球し、すぐさま1塁送球も
ギリギリセーフに
7(6)津留 123K捉えた打球もファーストライナー
7回表(三)
4(3)吉田 145K叩くもショートゴロ
5(D)前田 初球サードファールフライも、
強風に遊ばれ落球
しかし、三橋投手動じることなく
サラッと空振り三振に
6(6)馬場 3-1から外れて四球・・・珍しいので、もしかしたら疲れかニャ?
7(9)千歳 ボークでランナー2塁も、ライトライナーで何とか抑えました
7回裏(J)
8代打トマセン 農大の分校って言われていた東農大産業学部出身の新人さん・・・神宮大会で良い打撃を披露されてました♪
アンダースローの球はなかなか新人さんには難しいのか、1-2からの128K
空振り三振
9(2)中野 115K叩き、
三遊間を上手く抜いて
レフト前ヒット
1(4)生多 1アウトも、初球123Kバントでランナー進めます
前の打席でHRも、次の強打者落合選手にまわすための堅実な攻撃に拍手♪
ここで投手交代・・・高木投手
2(8)落合 0-1から
ライトへ飛ばし
タイムリー
3(3)大澤 粘るも空振り三振
8回表(三)
8代打村田 140K後半をよく使うも、148K外れ四球
9(2)安田 0-1から叩くも、
ショートが捕球し、
2塁に送られ、
6-4-3の併殺に
1(7)山田 セカンドゴロ
8回裏(J)
4(D)岡崎
逆方向へ飛ばし
ライトへのヒット
代走長谷川
5(7)金森 ランナースタートし、捕手からの送球暴投となり、
盗塁成功
ファーストゴロでランナー3塁に
6(9)木村
初球叩き、
レフトへのタイムリー
7(6)津留 バントでランナー進めます
8(5)山本 ここは踏ん張って三振に
9回表(三)
2(5)薮花 一二塁間への打球に、
セカンド追いつき
セカンドゴロ
3(8)花山
ピッチャー返しはセンターへ抜け、
センター前へのヒット
4(3)吉田 1-1から叩くも、
ショートゴロになり、
6-4-3の併殺で試合終了
試合結果 三菱重工名古屋0対3JFE東日本
対照的な両投手の投球内容は、対照的だからこその面白さがありました。
ロッテの渡辺投手のファンでもあるわたしにとって、水野投手がダブって見えるくらい“力強い遅い球”が印象的でしたし、剛速球のイメージが先行する三橋投手の思いがけない押したり引いたりの繊細な投球にも感動させていただきました。
野手に関して・・・
どうしてもプロへの夢が遠ざかると、その気持ちが切れてしまったような選手を見かけます。
しかし、JFEの落合選手は、その年々、三橋投手同様に年々味わい深いプロフェッショナルさを披露してくれます
応援や選手の顔ではなく、野球の試合が好きという野球ファンが、プロ野球だけでなく社会人・東都もたまに観ていただきたいと思うこの頃です。
(社会人野球は、都市対抗など大きな試合を賭けたガチの予選、東都は入替戦がハズレがないです)
野球ってやっぱりたのしい~♪