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ヒットエンドにゃんEX
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2011年 11月 12日
決定!勝手に選んだ東都大学野球2部ベストナイン 2011秋 試合回顧編
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11月2日 閉会式にて
各チーム別この秋のベストゲームを勝手に決めて、勝手に振り返ってみた





拓殖大
9月5日 対國學院大戦
拓殖大の試合は、延長サヨナラで優勝を決めた専修大戦、東農大戦のサヨナラ勝ち等、1点差、2点差の試合が多く、最後まで目の離せない面白さに溢れている
選択に迷うのだが、その中でも開幕の國学院大戦を取り上げてみたい
昨秋1部優勝の國学院大は、春最下位で入替戦にも破れ2部に降格
拓殖大は、昨年秋にも同様な立場の立正大から連勝で勝点を奪っている
その再現となったこの試合
後に巨人からドラフト4位指名を受ける高木投手から、浦くんが先制の2ランホームラン
このシーンは南くん(立正大 現ロッテ)から岡田くん(拓殖大、現鷺宮製作所)がホームランを叩き込んだ事を思い出させた
さらに打順が1番から3番と背負う物が大きくなった山下くんが、左の高木くんを苦にもせずしぶとくタイムリーで追加点
先発の池田くんが要所を押さえ、6回には浦くんの好ブロックで得点を阻止
しかし國學院も8回に2点を返し1点差に詰め寄る
9回には出場が懸念された石橋くんがマウンドに
最後のセンターへの大飛球を、周防くんがジャンプしてフェンスに激しく当たりながらもキャッチして試合終了
この時点では石橋くんの出来にまだ不安感があったが、池田くんが先発して、石橋くんが後半締めるという勝利の図式が出来上がった
第2戦は國學院が塁上を賑やかすも、1年生の佃くんが5回無失点で試合を作り、石橋くんも数多のランナー背負いながら、1点差を逃げ切っての勝利で勝点を上げた 


國学院大
9月22日 対立正大戦
國学院大は開幕カード連敗、立正大との1回戦もサヨナラ負けで落とし、勝ちなしの3連敗
これはプロ野球と違って試合数の少なく、捨て試合がない東都では致命的な出遅れ
それも全て1点差負けとくれば、かなり重々しい雰囲気になってくる
2回戦は立正大が沼田くん、國学院大が高木くんの先発
3回國學院大が庄司くん、上村くんのタイムリーで2点を先制
何としても勝ちたい、しかし先発の高木くんの出来がもう一つ
打線は間違いなく2部最強の立正打線が8回高木くんを捉え、1死2,3塁
代打の青木くんが同点タイムリーで試合は振り出しに
高木くんの代え時が遅かったと感じた
今日も勝てないのか・・・、しかしこの日の國學院は泥臭くもう一アクセル踏み込めた
同点に追いつかれたその裏に、庄司くんの四球から2死2塁に
後に4番を任される石川くんの当たりは酷くも何かが乗移ったかのように打球は、三遊間サードのグラブを弾きレフト前に
3対2と勝ち越し、3番手の鷲尾くんが逃げ切った
開幕拓殖大に負けてから2部降格初勝利には17日を要した
次週に持ち越された3回戦には破れ勝点は落とすも、残り3カードは勝って勝点3の2位に滑り込んだ

立正大
10月6日 対拓殖大戦
前週まで勝点3の拓殖大、勝点2の立正大(共に勝点を失っていない)の直接対決は優勝の行方を握る天王山
1回戦は拓殖大の勝利、2回戦は立正大がサヨナラホームランで1勝1敗に
雌雄を決する3回戦、先発は立正大が沼田くん、拓殖大が池田くん
先手を取ったのは打力で勝る立正大
3回表、日置くんのタイムリー3塁打、原田くんのタイムリーで鮮やかに2点を先制
しかし前週の金曜日、2回戦の水曜日 そして1日空けての先発となった沼田くんの制球に狂いが生じだす
5回拓殖大は谷口くんの2塁打を足掛かりに、1番野添くんの打席でワイルドピッチで1点
8回には安田くん、野添くんのヒットから2死満塁 4番馬淵くんの必死の形相にボールが逃げて頭を垂れるが如く跳ね上がってのワイルドピッチで同点に
2対2となって試合は硬直状態に
6回から登板の石橋くんと崎田くんが譲らず延長戦に
そして13回裏拓殖大のチャンスを退けた立正大5番の塩田くんがライトへ勝ち越しのアーチを架けた
勝点は立正大に
この時点で優勝は9割方立正大だと信じていた
しかし何が起こるかわからない戦国東都2部
この後引き分け挟んで4連敗の立正大は3位に、この日の勝利がリーグ戦最後の勝ち試合になってしまうとは誰が予測できたであろうか・・・

国士舘大
10月17日 対立正大戦
農大戦にて、まさかの連敗で勝点を落とした立正大は、もう落とすことが許されない状況に
国士舘大は、優勝は消えたものの最下位の可能性が残るだけに、こちらも易々とは譲れない
1回裏立正大が4番関本くんの3ランホームラン、6番吉田くんも豪快にレフトに放り込み2発で早々と4点を先制
立正大の楽勝試合の様相
しかし2回表立正大の先発沼田くんを 単打、盗塁、単打、単打タイムリー、内野安打タイムリー、内野安打、四球押し出し、沼田くんは降板し天城くんに、そして犠牲フライで4対4に追いつく
今リーグの国士舘大はホームランでの得点に強い印象があるが、この回は徹底して全員が繋いで繋いで得意の足技も絡めての同点劇
国士舘先発の久保田くんは2回の満塁のピンチを凌ぐと、3~7回はガラリ一変しての好投を演じた
4回には途中出場の西川くんが勝ち越しのタイムリー、7回にも再び西川くんが久々の6号ホームランをレフトへ放って6対4に
久保田くんの後を受けた、三橋くん、坂寄くんが走者を背負いながらも凌ぎきって立正大を下した
あまりにも痛すぎる敗戦で立正大の優勝は遠のくことに

専修大
10月4日 対東農大戦
拓殖大同様に選ぶのに迷う専修大のベストゲーム
何故なら勝った試合よりも負けた試合のほうが印象が強いからだ
例えば國学院大戦の池田駿くんと高木くんとの投げあいの末、10回ソロホームランで負けた試合
また拓殖大が優勝を決めた試合は、今季1番選手たちの勝ちたい気持ちが全面に溢れていたナイスゲームだった
2季連続の最下位専修大は、とにかく勝点2が最低限の目標(春は勝点2でも最下位だったのだが・・・)
前日の1回戦を2対1と、鈴木亮くんの好投で先勝
2回戦は池田駿くんと吉原くんの対決
2人とも好きな投手なので、力の入った投げ合いを期待したにだが・・・
4回鈴木亮くんのタイムリー、河合くんの2点タイムリー3塁打で専修大が3点を先制
吉原くんは早々とマウンドを降り、6回には牽制悪送球、鈴木亮くんのタイムリー3塁打、スクイズで再び3得点で6対0とワンサイドゲーム
投げては池田駿くんが無四球の完封試合で勝点2つ目を上げた
試合的には少しも面白くはないのだが、専修大オールドOBファンには気持ちのいい勝利だった出あろう

東農大
10月13日 対立正大戦
東農大今季上げた僅か3勝の内、この1勝は東農大には待望の勝点を上げた勝利であったが、優勝の行方を左右したという点でも大きな意味を持った試合であった
立正大が先制し、農大が差を詰めては再び立正大が突き放す展開で5対2で8回裏に
ここで今季東都2部最大の逆転劇が・・・
エラー、四球で無死1,2塁も、お決まりのバント失敗で1死1,2塁
3番陽川くんがセンター返しのタイムリーで1点
4番樺澤くんが三遊間破るタイムリーでさらに1点で5対4に
ここで立正大は2番手崎田くんから沼田くんに投手交代
変化球が浮き気味の沼田くんは四球で1死満塁
次打者から三振奪って2アウトになるも、7番中台くんが右中間を破って3人のランナーを還すタイムリー2塁打
7対5とひっくり返し大逆転
立正大は勝点の無かった最下位農大に、まさかの連敗で首位から転落

正に戦国東都を象徴した結果だった

この記事を書くに当たって全試合を省みた
忘れていた数多の好プレーが思い起こされる
当然の如く、待ち遠しい来春に早や思いを馳せる自分がいるのだ
by fujiki-seki | 2011-11-12 08:16 | 2011秋東都大学2部Ⅳ
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