3月30日・・・東農大グラウンドにて
農大グラウンドは東都2部が開幕のとき使用します
ヤクルトさんに1部が譲ることになり、その日は1部が神宮第二かな?と思いましたが、なんか開幕3試合になりそうな・・・朝、早起きしなくっちゃ!
農大の大好きな風景♪
お約束のお馬さん・・・3塁側に座ると、すぐ側を通り過ぎて行きます♪

いつも“ナデナデ”したいにゃ~って見ています。
こんにちは わたしグレ♪
東農大は一番近いご近所さんグラウンド。
しかし、震災以来東農大は練習も休止・・・3月29日が久しぶりの野球だったらしいです。
調整というより、感覚を取り戻すのに急ピッチ!
この日相手は、急に決まった東大さん
今シーズンのオープン戦の記録を拝見すると、良い試合をされているようで、どんな変身をされたのかとちょっと興味も・・・
スタメン発表を聞くと、東大は聞き慣れた選手ばかり・・・東大は新人さんはまだ入部前なのでおりません。いつものメンバーにゃのね♪
詳しくは存じませんが、農大の監督さんは福島商高出身、前NTT東北の監督さんもされてたそうで、今回の震災ではご心配だったのではないでしょうか。
途中からそのお姿を見つけましたが、本当にあれこれ大変だと思われます。

試合結果
東大4対3東農大
スタメン
東大
1(6)岩崎
2(9)永井
3(5)成瀬
4(8)高山
5(2)田中
6(4)内海
7(7)加藤 山下
8(P)香取 (P)平泉
9(3)舘
東農大
1(9)高津 H36番 H奥谷
2(5)原 H水野 (5)安田 H龍沢
3(4)陽川
4(6)樺澤 R千葉(?) (6)竹田
5(7)吉野
6(3)対馬 (3)富山
7(D)杉村 H長谷川 (P)久谷
8(2)中台
9(8)池田
P-吉原 小見 小島(新人) 九谷
1回表(東)
農大の先発はエースの座を争う(?)吉原投手
1 岩崎

ピッチャーゴロ
2 永井

1-1から変化球を空振りしたあとの球を叩かれ、

ファースト横を抜けるライトへのヒット
3 成瀬 2-1からまたもライトへのヒットで、

ランナー1塁から3塁狙いタッチアウト
4 高山 2-3から四球
5 田中 2-0からセンターフライ
0点には抑えたものの、何かが違う気がして・・・
1回裏(農)
東大の先発は香取投手
公式戦で初めて見た時は肩の強い野手兼投手いないとき様の投手っぽい立場でしたが、東大1の球速だという印象がありました
ただ、コントロールが心配・・・(当てにゃいでね)と願うばかりです。
1 高津 ショートゴロ
2 原 サードエラーで出塁
3 陽川 盗塁失敗・・・


盗塁チャレンジはいいのですが、どうも公式戦同様見抜かれちゃったり、焦っちゃったり
生意気ですが、次が陽川さん・樺沢さんと、東都1部でも見劣りしない打者が続くのだから、ランナーをもっと大切にして欲しいニャって。。。
陽川さん、

ライトへ3塁打
4 樺澤、ストレートの四球
5 吉野 0-3からボール球を振ってショートゴロ
本来、ランナー1・3塁で0-3なら、とりあえずストライクが来るだろうと読みますが、基本的に塁が空いていると0-3からボールにしちゃう東大なので、0-3ならじっとしてれば四球になりやすいです。
ただ、それをしてしまうとダラダラ時間がかかり、見ている方も疲れるだけで面白さは全く無くなります。
勝ちたければ見ていく、試合の練習としてなら振っていく・・・どう考えるかなのでしょう
2回表(東)
6 内海 ショート頭上のライナーをジャンプし捕球しようとするも、グラブに当って落下で出塁
7 加藤 膝元のストライク見逃し三振
8 香取 0-1から盗塁

アウトに見えるもタッチが甘かったのかセーフ・・・ベース前で片足入れて構えて送球待つと、走者はスピード落とすのでアウトになりやすいようです(上手と言われるショートのベースへの入り方の共通点)
2-3後

センター返しのヒットで1・3塁に
9 舘 スイングしようかしまいかもボールのコールで結局四球
1アウト満塁
1 岩崎 当然初球狙いで

センター前へのタイムリー
2 永井 見逃し三振も、ボール球とかなり手前でわかる無駄なボール球が多すぎ
3 成瀬


サードゴロ
東大先制で1対0
吉原さん、勝手に一人相撲
それ以上に東大の打撃が昨年までのスタイルと全く違ってます!
2回裏(農)
6 対馬 0-1から高めボール球を右中間へ飛ばすもライトフライ
7 杉村 2-2から背中に死球・・・

背中を通過しようとする球にビックリされていたようで。
オープン戦では勘弁にゃん!
東都の子はずっとスタメン安泰って訳じゃないんだから!
8 中台 1-0から

レフトへヒット
9 池田 ランナー1・2塁も、2塁牽制アウト

今度は1塁牽制悪送球で、ランナー2塁に

腰を前に出して逃げるも、またも背中を通過しながらの死球
東都なら、普通ここまで酷いと即交代も、東大はこれくらいの荒れ方は普通なので交代なし!
インコースの練習なのかも知れませんが、ここまで酷いと・・・勘弁して欲しいです
1 高津 ボールしか来ないけど、叩かなければ終わりが見えません・・・ボール球とわかっていても、打って~と思ってみていると
0-1からボール球引っ掛けショートゴロ
変に粘って打撃フォームを崩すのだけは避けていただきたいので、とりあえずサラッと・・・
3回表(東)
4 高山 ゆるっとストライクを取りに行ったところを叩かれレフトへヒット
5 田中 なぜかストレートの四球
ノーアウト1・2塁
6 内海

バントも


吉原さんが瞬時に動きピッチャーファールフライ
7 加藤

空振り三振
8 香取 サードファールフライ
3回裏(農)
2 原 0-1からボール球ファール、そしてセンターフライ
3 陽川

力でレフトへヒット
4 樺澤 振らずに四球
5 吉野 ボール球、詰まってセンターフライ
6 対馬 振らなくても四球なのに、ファールなんかしてフォーム崩れちゃうぞ~・・・でも四球
満塁
7 杉村0-1から(とりあえず振らないで押し出し同点に)と思ったけど、2球目振ってショートゴロ
とりあえず、四球だらけでグダグダの試合が嫌いな私には、ちょっとホッとした気分
4回表(東)
9 舘 ボール先行の1-2から三遊間を抜けるレフトへヒット
1 岩崎 盗塁タイミングは完璧アウトも


こぼしたのか?セーフに
ランナー2塁に置いて簡単にバントを成功させます
バスターはなかなかできるとは思いませんので、バントの構えは確実にバントなので、もしバスターでも確率を考えた時はバントと見て、攻め込む投球で失敗(例えばフライ)にさせて欲しかったような・・・簡単にはさせて欲しく無かったです
2アウトランナー3塁
2 永井 当然立場を有利にするにはストライクから・・・を読み取って、ストレートに絞ったような打撃でセンター返しのタイムリー
3 成瀬 1塁ランナー走るも

盗塁失敗
空振り三振
この回も東大が追加点
それも三振は見逃し三振ではなく、空振り三振・・・得点以上に、攻めのスイングに昨年までとは違う東大の打撃を感じます
4回裏(農)
8 中台 ゆるっと来たボール球をセカンドフライ
9 池田 軽く当てただけだが、ライナーで伸びすぎてレフトライナー
1 高津 ボール・ボ-ル球ファールで1-1からショートゴロ
5回表(東)
4 高山 1-1からファーストゴロ
5 田中 1-0からサードゴロ
6 内海 2-3から空振り三振
5回裏(農)
2 代打水野 初球ストライクを見逃し、その後2球ボール球を振って空振り三振
3 陽川 2球ボール球、3球目ボール球もタイミング合わせるファール、しかし逃げるボール球しか来ず、四球
下手に手を出しフォームを崩すよりはと判断・・・彼はそれができる選手
4 樺澤 2打席全くストライクが来ず連続四球も、

やはり練習の為かボール球でも手を出すことに

低空飛行のレフトライナーのヒット
5 吉野 0-1からボール球を引っ掛けサードゴロ、サードベースに入りアウト
6 対馬 2塁ランナー3塁へ走るも3盗失敗
6回表(東)
この回からマウンドには左腕・小見投手

3年生ですが、昨シーズンまで背番号がなかった控えの投手で、初めて拝見する投手だと思われます。
吉原さんのような調整ピッチングとは違って、ベンチ入りできるかどうかのマウンド・・・にゃんばれー!
7 加藤 2-2からピッチャーゴロ
8 香取 見逃し三振
9 舘 記録はレフト前に落ちるヒットですが、本来打ち取ったレフトフライ(力なく急激なる失速なので、ある意味球の威力が勝りすぎ・・・ただ、東都ならレフト後方に飛ばされるコースだったかもしれません)
ランナー走り、捕手こぼして投げられず・・・
1 岩崎

セカンドゴロ
6回裏(農)
6 対馬 1-3から引き付けてセンター返しも、

セカンド追いつくので精一杯の内野安打
セカンドの内海さんは六大学の中でそん色なく上手な守備を魅せてくれる選手です
7 杉村

ランナー盗塁失敗
そして早打ちファーストゴロ
8 中台 初球打ちボール球引っ掛けサード前ボテゴロも、ダッシュ効かずエラー
9 池田 0-1から待つことなく

セカンドゴロ
東大のセカンドは、しっかりした守備を魅せてくれます。
7回表(東)
2 永井 0-1からの2球目、当たりに行ってボールとコール
今までの東大は避けるのには俊敏で、かすりもせず・・・
それが自ら当たりに行くなんて!
野球に対して、根本的に考え方が変わったような気がしてなりませんでした
2-2から3球ファールされた後

見逃し三振
アウトも、3球バットに当てられているのが気になります
3 成瀬 1-3からファール・・・昨年までは、四球狙いで追い込まれるパターンでしたが、この日の東大は振ってきます
よくあるパターンの1-3から空振りだろうがファールだろうが振ってくると、なぜか投手は次にボール球を投げる風景をよく見ます。
4 高山 ショートゴロ
途中からショートに入ってる竹田さんが捕球し6-4-3の併殺
丁寧に投球されましたが、ちょっと遅めに見えました。
エラー(ただし低くく)になっても、オープン戦の時こそ、捕ったらすぐ投げる練習としての送球を見たかったです。
7回裏(農)
1 代打36番 初球だけストライクも、1-2から外ボール球を2回振って空振り三振
2 安田 0-1からボール球叩きセンターフライ
3 陽川 低目が決まり、次ファールで2-0と追い込まれ、3球目をフォーム乱れてセカンドフライ
8回表(東)
この回からマウンドには小島投手

新人さん・・・どんなかにゃ?ワクワク♪
5 田中 初球セカンドフライ
6 内海 2-1からピッチャーゴロ・・・新人さんだけど、好フィールディングアウトに
7 山下 足元避けることなく死球で出塁
8 代打山下 ライト手前に詰まらせライトフライも、8球中6球もファール
8回裏(農)
この回から東大投手交代・・・平泉投手
4 樺澤

ファーストゴロもカバー甘く

駆け抜けて内野安打に
5 吉野 良い当たりも、良いライナーも軽~く延びすぎてライトライナー
6 対馬 2-0から


ライトへフェンス直撃も、強く速すぎてシングル
3塁ランナー千葉さんに交代
1アウト1・3塁からランナー2塁へ盗塁し、2・3塁
7 代打長谷川

セカンドの間

ホームインで1点
2アウト3塁
8 中台 1-0から


レフトへタイムリー
9 池田 右中間へ飛ばすもライトフライ
東大の平泉投手は、ボールはボールとして、ストライクをストライクとして入れてくれるので、この回から練習と考えれば駆け引きできる良い練習になったと思われます
9回表(東)
マウンドには昨シーズン大活躍の九谷投手

ただ、片膝をストライクで通過する九谷投手ご自慢の球をストライクとしてしっかりカウントしてくれるかどうか?
9 舘 低めに集めるもストレートの四球
1 岩崎 ナイスな牽制で1塁アウト
2球目の九谷魔球をストライクにとってもらえず、どのように対処するのか?

サードゴロもエラーで出塁
2 永井 九谷魔球は使わず(?)、2-0から三球三振取りに行き、レフトへヒット
3 成瀬 2-0からまたも三球三振狙いか(?)

センター前に運ばれ、1アウト満塁に
4 高山 前進守備で0-3も2-3に持って行き、

空振り三振
5 田中 0-1から当たりに行くも当らず・・・しかし、

もう一度肘を入れてかすって、主審に“ここ、ここ!”ってアピールし死球
どうしちゃったのかしら、東大さん?
押し出し同点
6 内海 2-0から

センター返しのタイムリー
3度目の三球三振狙いですべてヒットを放たれて・・・
7 山下 高さはストライクも0-3に・・・2-3に持って行き最後は見逃し三振
九谷投手は2失点も、公式戦のような強気のコースは封印していたようで問題ないような・・・
9回裏(農)
1 代打奥谷 2-2からショートゴロ
2 代打龍沢 2-3から


右中間へ飛ばしエンタイトル2ベースで2塁
3 陽川 0-1から死球
4 竹田 高いボール球を空振り三振
5 吉野 0-1から

レフトへ

タイムリー
6 富山


ショートフライ
打撃に関しては、四球狙いをせずサラサラ進めたことは良かったと思います。
3番の陽川さんはフォームを多少崩すも心配ないタイプなのでしょう。最後まで打席に
しかし、フォームを崩して欲しくない4番樺沢さんの途中交代は賛成♪
問題はシーズン中も感じたことですが、走塁・・・
盗塁の前は、リードが大きくなり走る様子が伺えます
逆に投手に走るぞ走るぞという雰囲気を匂わせる仕草はあまり無く、よく取ればわかりやすい正直な雰囲気♪ってところでしょう。
せっかく3・4番と中心になる選手がいるので、ぜひ走塁の技術アップでその打線を生かして欲しいと思いました。
東大について・・・
スイングを観て、今までのチョコンと当てていったり、四球待ちだったりはせず、早いカウントから空振りしても強く振る、今までのように振り遅れでの逆方向ではなく、逆方向を狙っての打撃、ランナーがいるいないの打撃の違いなど、昨シーズンには観られなかった考える打撃をされてました
人数が少ない為、1、2年生から出ている子も多く、確実にスイングスピードが速く強くなっていたことがわかります。
オープン戦で良し悪しは別として、自ら球に当たっていくなどの出塁へのこだわりは、やっと自分達の力量の中でどう戦うかを考えての方針に思えました。
一人ひとりの力量が違い、自分は今何をすれば得点に繋げられるのか?よくわかっているようでした。
ちなみに昨年までは、野手は前後の打者との関連を考えず振っているだけ、投手もインコースを意識的に攻めることなく1塁が空いていれば簡単に四球をだしてました。
農大の視線から言えば、投手について打たれはしましたが平泉投手がコントロールがよくなったことで、8・9回は普通に練習ができた感じです。
先発の香取投手はもともと速い球を投げられますが、コントロールが難・・・そうは言っても、以前よりずっとストライクに近くなり、低めに集めようとする意識は伝わってきました。
捕手の田中さんは、最初捕るのでいっぱいいっぱいだった子でしたが、毎シーズン着実に力をつけ、それこそ昨シーズン斉藤投手から2塁打を連続で放って、盗塁も刺せるようになっていました。
パスボールも少なくなり、肩も成長♪
今年の六大学は、慶應大が優勝かな?と思う中、東大が最下位脱出の予感♪
最後に毒舌バキが
『今年の東大は亜細亜と同じ・・・我を知って戦う』と
敵を知る前に我を知る
優しいおにゃじ曰く
『東都の中で農大は特別
農大の自由さが、
陽川くんのようなプロ向きにはいいのだろうね』と・・・
ちなみに陽川くんは東都3本の指に入ると言って良いくらい
素晴しい打撃センスの持ち主です
誰がなにか言わずとも、プロに進むでしょうし、
スカウトが彼を知らないと言ったら“もぐり”と言われたりして・・・