2月20日・・・駒澤大グラウンドにて
上級生・打撃練習
脇を締めてって言うけれど・・・
体で覚えていくのね♪
こんにちは わたしグレ♪
駒澤大の練習を見学・・・ちょっぴり遠出の散歩コースも、駒大ナインの練習風景を見学できると目的があると、なかなか気分よく歩けちゃうものですね。
水筒と昼食、それにおやつ持参の、“プチピクニック♪”って感じで・・・
今日は、お昼から戻った上級生達の打撃練習タイムからのご紹介
決して恵まれた環境とは言いがたいグラウンドに室内練習場・・・しかし、この環境から何人ものプロ野球選手・社会人選手が巣立って言ったのですね。
12時30分頃、寮から選手達がチラホラ走って出てきます
この大学も、移動は必ず走るみたいです
12時50分前に下級生達の打撃練習が終了
その後ベンチ前で準備していた上級生が一斉にグランドへ・・・

ホームベースに作った2箇所での打撃練習(フリーバッティング)のところには、左腕右腕の投手を添え、各4人ずつでまわしていました

バックネット前でのトス&ティーの打撃練習は5箇所・・・2人一組で行なわれてました
練習中はいちいち挨拶をされるわけではありませんが、移動や準備の時、観にいらしたお客さまたちに礼儀正しく挨拶されてました。
よく見ると、下級生には一切押し付けず、上級生が率先して行なうもので、その姿をぎこちなく真似ていく・・・そんな感じに見受けられました。
聞いていて本当にいつも感心させられる子達です。
下級生の打撃練習の際、目的意識がバラバラで、なぜティーなのか、なぜトスなのか、スイングの形をどう思いながら振っているのか・・・自分なりに理解できているのかにゃ?って感じでした。
上級生に変わると、一人ひとりがどこをどうしたいのか、何をしたいのか、素人ながらになんか伝わってくる内容で、何よりスイングスピードが一気に速く感じました。

みなさん締まった体ながらも、筋肉の付いてる位置が下級生と上級生と区別付くくらいわかります。
この日見た下級生達も、1年、2年後には今の上級生のような体になるのですね♪
お一人、紐で縛って脇を締めたままトスバッティングされていた方が・・・

これなら脇が甘くならないにゃん♪

工夫しての練習は面白いものですね
広陵高校出身の山下さん・・・早稲田の土生さんや、明治の野村さんの同期で、広陵の中軸を打っていたと聞きます

駒大ファンのおじさまたちの相手をいつもされている、アイドルでもあり隠れ広報担当、そして副キャプテン
どんなに良い高校でスタメンはっていても、最低限の守備、チーム打撃諸々が出来なければ東都ではなかなか使ってもらえません。
彼も3年になってやっとスタメンはっての活躍

わたしは彼の打席でのスイングがとても好きです♪
以前、平日の駒大グラウンドで、数人の子が練習をされてました。授業のあった日なので、余裕のある子だけだったのですが・・・
下級生がうれしそうに練習に来た時、練習中の上級生から授業は?と尋ねられ
『大丈夫っす♪』と・・・
すると山下さんが授業に出ないと単位が取れないから、今からすぐ行きなさいと指示。
その子はのん気にしてましたが、わかりやすい説明に納得し、急いで授業に向かいました。
その子の背中に向かって
『先生の側に座るんだよ~♪』と・・・
副キャプテンは一人ひとりの授業まである程度把握しているのかと感心しました。
14時になると、フリーバッティング2組とトスバッティング&ティーのグループが交代
そしてお昼に行っていた選手たちが戻ってきて、グラウンドには人が増えます

セカンド付近でノックもされてました
トスバッティング中、興味深い一組を見つけました
キャプテン岡さんと、新人の子

下川さんって言うんですね♪
指導されていたのですが、新人さんがわかっているようなそうでないような・・・

どうしても、岡さんの説明通りに行かなくって。。。
しかしいい加減にせず、手取り足取り根気よく指導されてました。
下川さんの打撃は、明らかに金属バットスイングですが、驚いたことに下川さんの意見もちゃんと聞いてくれる岡さん。
上下関係が厳しいと聞きましたが、岡さんの態度からは上級生というより、一生懸命な指導をしてるだけと言う感じでした。
そういえば、中央大の監督さんが高校の金属バットから大学は木のバットになるので、その指導が大変だというようなことを記事で拝見しましたし、実際中央大のコーチが新人さんへの打撃指導されてた時、そのことを話されてました。
金属だと、芯で捉えずとも飛んでしまうので、スイングが“捉える!”という意識が薄く、アッパー気味にかすっても飛ばすってスイングになるようです。
高校によっては芯で捉えるよう指導されているそうですが、全校がそう言うわれでもありませんから、卒業後苦労するようです。
かなりの時間を割いての指導

岡さん自ら何度も実際スイングをして見せたりしておしえられてました。
教え方が真面目で熱心な上、とても優しく、岡さんがなぜキャプテンになられたのかよく分かりました。
この日4時近くまで見学してました。
帰宅した時、まだグラウンドでは練習が続いてました。
またこなくっちゃ♪・・・だって、駒大のキャンプ地って駒大グラウンドなんですもの☆