1月19日・ロッテ浦和球場 自主トレ見学
俺は荻野くんを側で見て驚いた!

おにゃじより小柄な選手だった
俺 ガス
今日は、1月19日の自主トレで気になっていた荻野くんのお話です♪
= 1番守りたいところを守ろう♪ =
俺: 荻野くん足はいかがですか?
荻: ほとんど・・・大丈夫です♪
実は、マスコミの記事に“荻野のイップス”の記事を見つけたのだが、“どれくらいのイップス?”って疑問があった。
イップスを俺は生で観たことがない・・・というより、イップスと知って観たことはない。
知ってる範囲では、高校球児が高過ぎる送球で負けの元を作り、大学の野球部に進んでもその記憶が残り、ここぞという時悪送球を投げてしまう・・・そんな程度の知識だった。
荻野くんもこの日早くからトレーニングを開始していた
ニャーたちのように、彼も黙々と地面を踏みしめマイペースで走っていた
11時半になる頃

横になってのトレーニングに入った
きちっとトレーナーさんに見てもらいながらのトレーニングの様だ
ゆっくり、しかし丁寧なトレーニングであることが素人にも伝わってくる

呼吸も合わせているかのよう・・・
12時ちょっと前・・・
青松くんと山室くんの向こうに成瀬くん

そしてその向こうでレフトからセンターにダッシュを繰り返す荻野くんがいた
12時30分にまだなる前、

成瀬くんと松本くんがレフトへ・・・
2人でトレーニングが続くのかと思ったら、

遠投気味のキャッチボールを行なっていた荻野くんを誘いに来たらしい
成瀬くん&松本くんと共に、荻野くんと生山くんが内野へ

そしてサード付近でノックが開始された
本職の生山くん

軽~く捌く
松本くんは格好つけることなく、丁寧に

成瀬くんの捕球は投手っぽさいっぱいだが

やっぱりコントロールは抜群で、この日ノックを受けていた12人(新人含まず)の中で角くんに次ぐコントロールの良さだった♪
そしてコンバートが話題になって・・・というか、悩みのもとになっているかもしれない荻野くん
久々の守備、それも内野とあっては力が入るのだろう

最初は捕球が“あれ?”って感じだった
しかし、何度かやっているうちに捕球は普通にこなせるように
ただ、成瀬くんの抜群のコントロールされた送球に対し、送球は不安定
1球だけ1塁ベースのネットの中央部分少し横に到達し、それを見た成瀬くんが『ナイス♪』って褒めていた。
しかしこの1球のみで、成瀬くんなどはネットの理想的な部分(わずかに黄色いネットになっている部分)に何度となく放っていた
そこには荻野くんの送球は1球も行かなかった
外野の荻野くんとは、俺には別人にさえ思うくらいのノック姿だった
送球の際、必要以上の力が加わってしまうのだろう。力が入りすぎるのに、投げる瞬間手探り感さえ感じられた
ネットの上の方に行ったかと思うと、ネットに届かなかったり・・・
なぜか見ている俺も力が入ってしまっていた

捕球以上に

送球はもっともっと力を入れて見てしまった・・・
これがよく言う“イップス”ってのかもしれない
捕球はきっと問題なくこなせるだろう。
あとは送球が無難に、それもロースコアの試合でランナーが3塁にいるとき!
送球が下手なのではなく心理的なものだと、克服するかコンバートか・・・
社会人の時はコンバートだったのだが、プロになり克服の道を歩むのだろうか?
どちらにしても、社会人ショートと比べプロは明らか連係を重視していない為やればそこそこできるだろう。
ただ、俺は彼が本気でショートがしたいのかが気がかりである
打撃も素晴しいと思っているので、尚更余分な負担はさせたくない
伊志嶺くんはなかなか好きな選手ではあるが、大学と社会人は違う
守備だけ見れば、同じ年では立正大の越前くん・東洋大の瀧本くんなどの方が断然上である(断言できる!)
打撃なら、首都リーグの敵チームに菅野投手はいたのかと尋ねたい
足は速い!何より日米野球での地味ながら駆け抜ける走塁が好きだ・・・伊志嶺くんの評価は、足中心でそこそこ守れ、打撃も所属リーグでよかったということであると思う。
神宮大会の予選で中央学院大の秋吉投手には欠点をすでに見抜かれ全くお手上げ状態だった。
足以上に塁に出なければならないことを考えた時、やはり荻野くんの戦力は大切にしていただきたい。
伊志嶺くんに荻野くんと同じようにショートをやってみないか?と、聞けるだろうか?

7・8割戻ってきたといった怪我・・・焦らずしっかり治してがんばれー!
バキに聞かれた・・・
『もし社会人野球界でショートとしてダメだしされた荻野が
即ロッテのショートになり、通用するなら・・・
プロフェッショナルっていったいなんなんだろう?』
と・・・
俺は答えを教えてやった
『にゃ~、にゃ~』
と・・・