東都大学野球1部
10回裏・打球は無常にもセンターバックスクリーンに
そして、その打球を必死に捕球しようと駆け上がる野手とその上を通過する打球を見つめていたのは、亜細亜のエース・東浜巨投手
来年・もしくは再来年の優勝チームは、
現・背番号17の東浜投手率いる亜細亜の優勝を感じた
こんにちは わたしグレ♪
見かけはかわいい着ぐるみだけど、いざとなったら最後は中央大の4番・井上晴也さん!
この日の試合、中3日の東浜さんなのに9回まで打ち崩せなかった中央大でしたが、最後の最後に気持ち良いくらいのセンターバックスクリーンへのホームランで幕を閉じました。
両投手が1週間あいた同じ条件なら、延長15回まで行っていたかもしれません。
澤村さんは前回に比べ、見違えるように素晴しかったのですが、だからこそ同じ条件だったらと・・・
ずっとずっと投げ合っている姿を観ていたかったにゃん♪
試合結果 亜細亜大0対1×中央大 (延長10回)
亜細亜大
1 [3] 加嶋 (新田)
2 [4] 小野 (中京)
3 [7] 本間 (駒大苫小牧)
4 [D] ブルーノ (八王子) HD 前田 (京都翔英)
5 [2] 嶺井 (沖縄尚学)
6 [8] 田中(一) (日大三)
7 [9] 田代 (日大三) H 日下 (日大三) 9 荒川 (北照)
8 [5] 青柳 (金光学園)
9 [6] 高田 (岡山理大附)
P東浜(沖縄尚学)
中央大
1 [7] 杉沼 (秋田中央)
2 [8] 影山 (桐蔭学園)
3 [4] 西銘 (沖縄尚学)
4 [3] 井上(晴) (崇徳)
5 [2] 鮫島 (鹿児島工業)
6 [9] 久保田 (静岡)
9 石川 (浦和学院)
7 [D] 河井 (水戸桜ノ牧)
8 [5] 島田 (常総学院)
9 [6] 遠藤 (駒場学園)
P澤村(佐野日大)
中央大の先発は澤村投手
中1週間以上のお休みで万全の状態なのではと楽しみに♪
1回表(亜)
1番 加嶋さん、154K空振り三振
2番 小野さん、154K見逃しストライクに153Kファール後、変化球135Kでバット止めるも止めきれずスイングで空振り三振
3番 本間さん、
レフトフライに・・・平凡なフライもセンターのカバーが速いです!
亜細亜大の先発は東浜投手
打って変わって中3日のハードな登板・・・同じ条件で投げさせてあげたい気持ちもありますが、この試練でどこまで踏ん張れるかこれまた楽しみに♪
中央大は半分以上が俊足ぞろい・・・内野安打の可能性が高いチームです。その足をどう防げるのか?
1回裏(中)
1番 杉沼さんに1-1から
1・2塁間破られライトへヒット
2番 影山さん、
バントでランナー進めます
3番 西銘さん、高~く上がってサードファールフライ
4番 井上(晴)さん、ストレートの四球・・・勝つためには当然です!
5番 鮫島さん、セカンドゴロでチェンジ
2回表(亜)
4番 ブルーノさん、150K空振り三振
5番 嶺井さん、ライナー性の思いのほかよく伸びた良い当たりも
センター影山さんの俊足の壁に阻まれます
6番 田中(一)さん、134K見逃し三振
2回裏(中)
6番 久保田さんの強烈な1・2塁間への打球を、ファーストの加嶋さんが瞬時に飛びつき好捕球
そしてすばやく1塁に入る東浜さんもファインプレー♪
7番 河井さん、センターフライ
8番 島田さん、ボールの下を叩きショートフライ
3回表(亜)
7番 田代さん、揺さぶりかけるも動じることなく攻めの投球をする澤村さんのもと、152K空振り三振
8番 青柳さん、初球叩くもセカンドゴロ
9番 高田さん、
1・2塁間を強い打球で割って
ライトへのヒット
1番 加嶋さんの打席で
高田さんが盗塁を決めますが、加嶋さんはショートゴロに倒れます
3回裏(中)
9番 遠藤さん、2-3から
135Kがバットに当る前にスーッと落ちて空振り三振
1番 杉沼さん、
1-2からセンター返しで出塁
2番 影山さん、
ショートゴロで
6-6-3のゲッツー この併殺は普通の併殺とはちょっと違います!
走者も打者も俊足で併殺の可能性はかなり薄い確率ですが、中間守備のような位置で守り、投手もそこに打たせた抜群の業でした♪
ロッテで言えば、超俊足の荻野選手と岡田選手の組み合わせを併殺にとったようなものです。
4回表(亜)
2番 小野さん、初球を叩いてファーストフライ
3番 本間さんへの2球目 “159”という数字が目に入りましたが、球場内はどよめきことなく淡々と見守ります
あれ?私の見間違い?と思いましたが、やはり嘘ではなかったようです
澤村さんのストライク“159”Kマークの見逃しシーン
そして本間さんは
141Kを空振りし三振に倒れます
4番 ブルーノさん、初球ボールながら119K変化球で入り、
149K見逃し三振に
ただ、パリーグだとこの球をストライクと取ってくれるかどうか?ストライクゾーンが国際ルールと違うパリーグは、そのためなのか変な大量得点の試合が多いのかもしれません。
球も飛ぶボールなので、HRバッターと言われる日本のプロがメジャーや国際大会に行くと大量のHRが打てなくなるのも頷けます。
4回裏(中)
3番 西銘さん、144K・143Kストライクを見逃し、3球目の146Kをファール、142K抜け、
次の5球目をライト線へ2塁打張りの打球を飛ばすも、足のある西銘さんに対しライトの田代さんが素速い打球の処理でシングルに抑えます・・・もし2塁打になっていれば、次の井上さんの打撃もシングル狙いのシャープなスイングになっていたと思い、改めてライトの田代さんのこのワンプレーを好評価♪
4番 井上(晴)さん、積極的に振っていって
東都№1と言われる二遊間の華麗な4-6-3のゲッツー
(最近、国士舘・國學院の二遊間も亜細亜と同じレベルになって、どこが№1かにゃ?と、うれしい悩み♪)
5番 鮫島さん、ライナーでレフトにタイムリー
・・・かと思ったら、レフトの本間さんが必死の捕球でアウトに
本間さんは決して上手な守備ではありませんが、その必死さが観ている方からしたらとても印象的で面白いんです☆(でも、どこぞのプロのレフト・Oさんより何倍もお上手ですよ~)
5回表(亜)
5番 嶺井さん、サードゴロ
6番 田中(一)さん、151K空振り三振
7番 田代さん、セーフティーで揺さぶるも、向かってくる澤村さんの前にピッチャーゴロとして抑えられます
5回裏(中)
6番 久保田さんの打球はレフトフライ
本間さんが好捕球
7番 河井さん、 ライナー性の当たりも、センターの田中一さんの守備範囲広く、
レフトの本間さんはレフト線を詰めているので
追いつき好捕球♪
8番 島田さん、144K空振り三振
6回表(亜)
8番 青柳さん、149K空振り三振
9番 高田さん、143Kスライダーかにゃ(?)と思った球で空振り三振
1番 加嶋さん、
初球叩きライトへ
ライトの久保田さん、必死に飛び込む一旦グラブに入ったようですが
こぼしてヒットに
このあと久保田さんの様子がおかしく・・・お怪我かニャ?(おズボンのベルトが切れて替えられましたが結局次の回には交代されました)
2番 小野さんの打席で
加嶋さんが盗塁を決められましたが、センターフライでチェンジに
6回裏(中)
9番 遠藤さん、
2-0から内野安打で出塁(らしい)
1番 杉沼さん、エンドランで
ショートゴロ1塁アウト
2番 影山さん、セカンドゴロで進塁打・・・ランナー3塁へ
3番 西銘さん、東浜さんのナイスフィールディングでピッチャーゴロ
自らベースを踏みます♪
7回表(亜)
ライトの久保田さん→石川さんに
3番 本間さん、
粘るも130K変化球空振り三振
4番 ブルーノさん、150K台4球続けるも、
最後は132Kで空振り三振
5番 嶺井さん、2-2から
132K見逃し三振
150K以上のストレートを活かしながら、最後は変化球で抑えるにゃんて、良い意味で澤村さんらしくない緩急のある抑え方をされました。
しかし、グイグイ押していく以前の投球がちょっぴり恋しくもありました
7回裏(中)
4番 井上(晴)さん、1-3からサードゴロ
5番 鮫島さん、 ファーストゴロ
6番 久保田さん、サードゴロ
(次の回から久保田さん→ライト石川さんに)
8回表(亜)
6番 田中(一)さん150K空振り三振
7番 代打日下さん、151K見逃し三振
(次の回、日下さんに代わってライトに荒川さんが入られました)
8番 青柳さん、3球目を腕をたたんでHRかと思ったらレフトスタンドへギリギリファール・・・これが入っていたら、今頃どうなっていたことか。
しかし、脇を締めきっちりセンターに打ち返します
9番 高田さんの打席で
青柳さんが走り、
タイミングはアウトもこぼしてセーフに
出ました~♪
イケイケ押せ押せのバッテリー相談会
高田さんに
攻めすぎる球で四球・・・出塁し、1・2塁に
1番 加嶋さん、2-1から叩いた打球はタイムリー張りの当たりも
センターの影山さんが素晴しい足でライナーを好捕球・・・明らかにヒットだった打球ですが、影山さんの守備範囲
8回裏(中)
7番 河井さん、122K見逃し三振
8番 島田さん、セカンドゴロ
9番 遠藤さんへの初球、
インコースバットに当たりファールと思ったら、死球だのあ~だのこ~だのとモメモメ・・・さすが“当たりや遠藤さん”(でも、自分の為でなくチームを1番に考えてのプレーだからにゃんかせつない)
しかしこの時は審判受け入れず!
遠藤さん
ショートゴロ
9回表(亜)
2番 小野さん、ライトフライ
3番 本間さん、サードフライ
4番 代打前田さん、150Kの空振りの後 133K変化球を空振りし三振に
9回裏(中)
1番 杉沼さん、サード前への大きなバウンドも
俊足杉沼さんの足に、サード青柳さんの強肩が勝ちサードゴロ
ランナーが俊足(5秒8)の上全力疾走なので、ことさら
強肩&送球の的確さが引き立ちます!
2番 影山さんの打球は
大きなバウンドでサードの頭を越えるもショート高田さんがカバーに
しかし、影山さんも俊足なので、ショート高田さんが焦ったのかこぼしエラーで出塁
3番 西銘さんの打席で、俊足影山さんが走ります
打者西銘さんはバットを飛ばしてまでアシストしましたが、
捕手の嶺井さんはバットを避けながら間に合うように
超低空飛行の送球をし、カバーに入った野手はしっかり捕球し盗塁を刺します
高く送球された場合は捕手に問題がありますが、低く送球された場合(ベースとはほど遠い送球は別・・・ちなみに國學院・国士舘・亜細亜はそれでも体張って捕球できます。外野に逸らしたりしません)は野手が捕球しなければなりません。
それが捕れない下手っぴ野手は、即交代ですし
低い送球が捕球できない場合、
捕手のせいにするのはもってのほか!
146K空振り三振でチェンジ
= 延長に入ります =
10回表(亜)
5番 嶺井さん、セカンドフライ
6番 田中(一)さん、ファーストファールフライ
7番 荒川さんの
絶妙なセーフティーバントも打球が切れそうになり、澤村さんがサードの島田さんに『ファールファール!』と叫ぶも、
島田さんは肩に自信があったのでしょう、すぐさま拾ってきれいな送球でアウトに
10回裏(中)
4番 井上(晴)さんに対し、2球ボール・・・先頭でも、当然四球だろうと思ったら、
井上さんが振り抜き
打球はバックスクリーンに直撃(ボールは赤い丸で囲んであります)
井上さんは、最近スイングした後バットの先がアッパー選手のように後ろに回っていましたが、昨シーズンまでの絶好調の時は、この時のように打球の方向にバットの先が向いてると・・・
ストライクを置きに行ったのでしょうか?東浜さんのこの日唯一の失投だったかと思われます。
そして、どのチームを相手にしても、ボールばっかりの井上さんですが、ホームランの欲しいシーンでホームランが打てちゃうなんて凄い!
それも、東都自慢の質の良い投手から打てちゃうなんて♪
守っている時は、どこかのマスコットみたいな井上さん♪
ホームインのお出迎えに澤村さんが正面きって駆けつけたのですが、
その迫力に圧倒されたのかベースを踏んだ後、少々後ずさり気味の井上さんがそこにおりました♪