エースの東浜投手で初戦を落とした亜細亜大
2戦目は、応援学生もチアの方々も気を取り直して、寒い中
明るく元気よく応援されていました♪
試合結果 東洋大4対0亜細亜大
東洋大
1 [9] 坂井 (春日部共栄)
2 [8] 瀧本 (静岡商業) H 山口 (PL学園) H8 小田 (九州学院)
3 [6] 林崎 (東洋大姫路)
4 [5] 鈴木(大) (桐蔭学園)
5 [7] 木村(篤) (愛工大名電)
6 [D] 緒方 (PL学園) H 藤本 (PL学園) RD 藤嶋 (長野商業)
7 [2] 佐藤(貴) (春日部共栄)
8 [4] 上原 (帝京)
9 [3] 岡(良) (東洋大姫路) 3 戸田 (前橋工業) 3 鮫島 (浦和学院)
H 橋本 (広島商業) 3 平山 (九州学院)
P藤岡(桐生第一)
亜細亜大
1 [6] 高田 (岡山理大附)
2 [4] 小野 (中京)
3 [D] ブルーノ (八王子) R 雪下 (志学館)
4 [9] 中西 (青森山田)
5 [8] 田中(一) (日大三)
6 [3] 嶺井 (沖縄商学)
7 [5] 青柳 (金光学園)
8 [2] 下館 (一関学院) H2 前田 (京都翔英)
9 [7] 中村(毅) (中京)
P中村(駿)(滋賀学園) 大山(別府青山) 小亦(中京) 北原(穴吹)
1回表(東)
亜細亜の先発は中村駿投手・・・最近楽しかったことは“気分上々ごっこ”だそうです。どんな遊びにゃのかしら?
投球フォームをみると、昨年の2番手で投げていた100K行くか行かない緩緩投球の倉又投手風ですが、球速は140Kを主体とした内容です。
1番坂井さんは1-1からレフトフライ
2番瀧本さんはファーストゴロ
3番林崎さんは100Kにみたないカーブを投げられたり140弱をみせられても、カットしながらタイミングを合わせ、それを中村駿さんが嫌がったようで結局四球
しかし、1塁牽制でアウト!
初戦落とした亜細亜大ですが、中村駿さんの立ち上がりがなかなか良いので面白い試合ににゃって欲しいな~と♪
1回裏(亜)
東洋大は藤岡さんがマウンドに・・・今シーズン、スライダーの球速が速くなり、真っ直ぐの腕の振りもよくなったそうです。もともと球に重さを感じる方なので、剛腕のイメージがあります。
1番高田さんは2-3からファール、7球目の144Kを空振り三振
2番小野さん0-1から死球
東洋大ベンチからちょっぴり長い抗議がありましたが、やっぱり当っていたようです
3番ブルーノさんは初球高めを叩きセンターフライ・・・前日HRを放っている為、上に上げようとするスイングに見えました。
4番中西さんはショートゴロ
一人で抑えにかかる藤岡さんでしたが、多少バックの仲間への意識も芽生えていたようです♪
2回表(東)
4番鈴木さんの打球はレフトフライ
5番木村さん1-1から叩いた打球はセンターへのヒット
6番緒方さんは、初球叩くもキャッチャーファールフライ
7番佐藤さん2-1から148Kを空振り三振
2回裏(亜)
5番田中一さんファーストファールフライ
6番嶺井さん見逃しの三振
7番青柳さん2-2からの6球目を センターへ運びます
しかし、牽制でアウトに
昨シーズンまでは剛腕ながらも走者を背負うと余裕がなかった藤岡投手ですが、今シーズンは余裕が見られます。
3回表(東)
8番上原さんはショートゴロ
9番1回スタメン発表後すぐ交代となった(当て馬・岡さん)戸田さん、しっかり球をみて四球を選びます
1番坂井さんはサードファールフライ
2番瀧本さん、0-1からセフティバント
サード青柳さんが捕球し送球するも、1塁手捕球できず(記録は内野安打)
この時、セカンドに到達していた戸田さんが3塁を狙おうとしましたが、返球が・・・その時急いで戻った際負傷
背負われていく戸田さんは、競争の激しい中勝ち得たチャンスだっただけに痛いという以上に悔しさが伝わってきました。しかし、怪我を覚悟で必死のプレーをするのが東都1・2部です!
(坂井さん代走で)
2アウト1・2塁で、3番林崎さんが151Kを空振り三振
しかし、この三振が中村さんに変な欲を持たせ気が致しました。
3回裏(亜)
8番下館さんの打球に瞬時に藤岡投手が飛びつくもグラブからこぼれて
内野安打に
ノーアウトランナー1塁で、9番打者となれば当然亜細亜ならバント!・・・と思ったら、9番中村毅さん、初球を打ち上げライトフライ
亜細亜の攻撃方法が変わったのかしら?
1アウト1塁で、1番高田さんの打席・・・1-2から空振りするも
盗塁失敗
そしてセカンドフライに・・・
4回表(東)
4番鈴木さんの打球は、ショートゴロ 高田さんの素早い前進捕球に
ショートならではの魅力の肩を披露♪
ちなみに高田さんのもとの守備位置は芝と土の境の辺り・・・まだ2年生なので20歳!あと2年は東都で楽しませていただけそうです。
5番木村さん、 1-1からの打球は
右中間への3塁打・・・中継の肩も素晴しかったのですが
木村さんの走塁はもっと素晴しかったです
あえて言わせていただくなら、亜細亜の外野が甘いです!・・・しかし、この甘さがあってこそ次の週にはどれくらい修正してくるかも楽しみです。
ランナー3塁で6番緒方さんが四球・・・1・3塁に
7番佐藤さん2-1からの5球目を
レフトスタンドへ・・・佐藤さんは“たかほ(貴穂)”って呼ばれています♪
昨年、大野捕手(現日ハム)が抜け、捕手に転向した佐藤貴穂さんですが、昨秋では大きな壁に当ってしまい、監督に評価されていた打撃にも影響・・・今シーズンは捕手を辞められたかもって心配でしたが、バージョンアップして捕手として戻ってきてくださいました♪
とても苦しんだ分、大野さんを越えるくらいの凄い捕手に成長していただきたいです!
8番上原さんはストレートの四球で出塁、
しかし盗塁失敗に
9番負傷した戸田さんに代わっての鮫島さん、レフトフライに
東洋大3対0亜細亜大
4回裏(亜)
2番小野さんは見逃しの三振
3番ブルーノさんの打球は、フェンス手前まで飛ぶもレフトの木村さんが好捕球
4番中西さんの打球はレフト手前に落ちるかと思いましたが、これまた木村さんが好捕球
5回表(東)
この回からマウンドには亜細亜大の大山投手が上がります
1番坂井さん、初球死球で出塁
2番瀧本さんは
0-2からバントをしますが
大山さんが捕球後振向きざまにセカンド送球・・・しかし、俊足瀧本さんなので1-6-3ゲッツーならず
3番林崎産143Kを空振り三振
4番鈴木さんの打球は
ショートへ方向へ
しかし、ショートの高田さんは捕球まで・・・投げられず内野安打
この時、ランナーも打者も俊足な為、ゲッツーをとる中間守備位置でも守りでした。
鈴木さんの俊足の上、打撃力アップが亜細亜の守備力を崩しにかかります
5番当ってる木村さんの打球は、ライナーで飛ぶも、セカンドの小野さんが軽くジャンプして捕球
5回裏(亜)
5番田中一さんの1-0からの打球はファーストファール・・・カメラで追うと
亜細亜応援団の向こうで捕球(腕だけ見えました)ニャイス♪
6番嶺井さん初球を叩いてライトフライ
7番青柳さん1-1からレフトフライ
6回表(東)
代打藤本さん、レフトに抜けるかという当りですが
サードが捕球し、1塁へ送球するもセーフ
捕球は昨年のような亜細亜ですが、ファースト送球に関しては、昨年のような送球をすると速過ぎて1塁手のグラブを通り越してしまい、おもいっきり投げられず大事に行き内野安打にしております。
中日に行かれた1塁手中田さんの存在が内野手にとってどれだけ大きかったか、今になって感じます。
亜細亜の痺れるプレーは、1塁手の好捕球があってこそだったのかもしれません。
きっと、今試合の教訓から亜細亜のファースト選手達は捕球の猛練習をすることでしょう。
7番佐藤さん、HRの後ですがしっかり脇を締め レフトへのクリーンヒット
ランナー1・2塁(セカンド代走藤島さんに)で
8番上原さん、初球をバントするも少々強めでピッチャー前へ
大山投手が今度はサードに素早い送球
サードの強肩青柳さんの送球は1塁に・・・1-5-3ゲッツー
負けていたので、亜細亜ファンは残念だったと思いますが、東都好きの私には、瞬間瞬間の凄いプレーが楽しさを持続させてくれます♪
ランナー2塁で代打橋本さんが2-0から センター前・・・ランナーのスタートが遅れたのか1・3塁に
ここで亜細亜大は小亦(こまた)投手をマウンドに・・・
1番坂井さん四球で満塁
今度は小亦投手から北原投手・・・代打山口さんから小田さんに代え三振
6回裏(亜)
8番下館さん、3球見逃し三振
9番中村毅さん センターへのヒット
1番高田さんも続き ライト前のヒット
この時ライトの坂井さんの動きが素晴しかったです!
亜細亜の走塁は、暴走だとまで言われるくらい前へ前へ突き進みます。昨シーズン、普通では1塁から3塁まで行くはずが無いであろうヒットでも、亜細亜は走りました。
逆に亜細亜の外野手(特に現ソフバの中原さんや地神さんなど)は、打球が飛ぶと共に手前だと突っ込みながら捕球し、捕球した後も持ったまま内野近くまで走ってきます。それによって1塁ランナーや2塁ランナーが、なかなかその次の塁に行き難くなってました。
そのプレーを、東洋のライト坂井さんがやられた時はもう感動です♪
坂井さんは、最初守備に穴があったのかDHでしたが、徐々に上手になられ、今春は安心してみられます(今のところ♪)
1アウト1・2塁で
2番小野さんの打球はセンターのちょっと深めの所へ
タッチアップで進塁
もし、坂井さんの好守備が昨年のような守備でしたら、ランナーがホームインしていたことになり、その勢いで亜細亜は攻め込んでいたかも知れません。
たったワンプレーが大きな意味を持つことを実感しました。
3番ブルーノさんの打球はショートゴロ
7回表(東)
3番林崎さんの打球は、サードの青柳さんの横を抜けるレフトへのヒット
4番鈴木さんは
一二塁間を抜けるライトへのヒット
ランナー1・3塁で
5番木村さん、
逆方向への打撃でライトへのタイムリー
6番藤本さんの打球はバスターでセンターフライ・・・セカンドランナータッチアップで1・3塁
7番佐藤さんの打球は
サード強肩の青柳さんが捕球し2塁へ送球、
同じく強肩のセカンド小野さんが1塁に送り5-4-3のゲッツー
7回裏(亜)
7・8回と三者凡退に・・・
8回表(東)
8番上原さんサードゴロ
9番平山さん、打球
え~そこショートでしょ~、って当りもサードの青柳さんが捕っちゃいます!
1番坂井さんに四球を出すも、2番小田さんを三振に
9回表(東)
三者凡退(いつもの流し?
)
9回裏(亜)
1番高田さん、粘ってレフトへ鋭い当たりを飛ばすも、
打に守に絶好調の木村さんがライナーで好捕球
2番小野さん1-2から叩いた打球は レフトへのヒット
3番ブルーノさん、ここへ来てやっとご自分の打撃フォームになり
レフトへヒット
ここでバッテリーが間を取ります
ニャイス佐藤捕手♪
4番中西さんの打球はピッチャーマウンド付近に大きく上がりました。
捕球のさいに、1塁手と投手が捕り合う形となり、何とか藤岡投手が捕球
しかし、捕球の際腕を痛めたようで、
審判のアウトのコール後、タイムをすかさずかけて、グラブから球がこぼれ落ちました。
最後まで投げられるのか心配でしたが、大丈夫だったようです
この時、やはりフライが上がったと同時に投手は逃げにゃいと・・・野手に任せましょう♪
5番田中一さんの打球はキャッチャーフライ
この時、最後だとわかっていながら全力で駆け込んでくる小野さんが印象的でした
全速力で走ることが体に染み付いているのでしょう。
亜細亜大は、あまりにも東浜さんを中心に考えすぎていたことと、守備力に穴が見えたこと、そして昨年までのこれでもかという細かさかつ大胆さがなかったように思います。
東洋大は、守備力が確実に上がったこと、打撃も融通のきいた攻撃ができること、走塁も先をかならずめざし、何より各自が自分に自信をもってプレーしているように感じました。
乾さんと藤岡さんが完投できるとわかり、鹿沼さん、内山さんが後ろにいるので、ますます安定した投手力を実感!