俺ガス
今日はにゃんこにもわかる『ルパンのスライディング講座』の大人編
角くんと吉田くんと翔太くんへの指導は、基礎的な話をわかりやすく説明
次の正人くんと青松くんには、応用的な説明
そして今日は、
応用に加え個々の能力にあったアドバイスって感じかニャ♪
一旦バッティングピッチャーに行かれた代田コーチだが、その指導を心待ち(?)にしていた選手がワンサと♪
B組(55・58・59・66)とC組(57・61・70・130)の8人
今日このブログを飽きずに見にいらしてくれた方に、まずは10代に代田コーチが説明されてた“にゃんこにもわかりやすいスライディング術”をこっそりお話しちゃおう♪
代田コーチが、10代3人に
『滑り込むとき恐いだろ?』と
すると3人とも大きく頷いた。
そして代田コーチは
『でも、それ以上に勢いよく滑り込んでこられる野手はもっと恐いと思うよ・・・』とも
その説明に3人とも大きく頷き、この後のスライディングがとても思いっきりのいいものとなった。
まずは、スライディングの際、遠くからではなく側に行ってから滑り込む・・・近くからのスライディングの利点は、まずは追いタッチの確率が高くなる。
近くで滑り込むことで、“審判”は勢いを感じ取り速くに見える。そして“タッチする内野手”が恐怖で追いタッチになりやすくなるとか諸々。
技術面に加え、相手(野手や審判)の立場から心理的面から話してくれるので、尚更内野手3人にはわかりやすかったようだ。
練習で使用するベースは固定されてないので、怪我をしにくい・・・そのため、練習の際は横から斜めに蹴るように滑る。
お尻からだとお尻が痛いだけでなく、怪我のもとにもなる。
ほとんどの選手が、最初はお尻をついてのスライディングだった。
能力別指導
最後の8人の団体さんは、能力的にバラバラである。そのため、より個々への指導・気遣いが細かかった。
まずは一通りさせて、その選手の技術レベルを確認する。
足を売りにしなければならない選手に対しては、短時間で何としても確実に身につけさせたいらしい。
足はピカイチの生山くんだが、
滑り込んだ位置があまりにも遠すぎた
代田コーチ
『遠いな~(笑い堪えて)、でも形はそれでいいよ』
生山くん、遠いことを自覚し自ら『遠いっす・・・』って
俺からしたら、
『大丈夫、金ちゃんなんか試合で遠すぎるあまり、サードベースに到達せず、止まってから
“エイ!”ってもう一回足伸ばしたもん』
どうも体が大きいせいか?苦手なのか?・・・神戸くんがいい感じにスライディングできにゃい
しかし、本人は一生懸命である
立ち上がりながら、代田コーチに救いを求めるも
指導以前にそんな神戸くんについ笑ってしまう
代田コーチ、笑いを堪えて“ダメだし”
最初から褒められたのが細谷くん
俺もいい感じの軽さを感じた♪
手慣れたように見えたのが青野くん
肩があ~だこ~だだったが、足は何の問題もない
角中くんがどうも悩んでいた
お尻ついての滑りの為、お尻が痛いようだ
彼は全力で取り組むので、お尻がますます痛くなる・・・代田コーチも少しずつよくなっていくところを褒め、それと共に細かく指導
斜めから蹴るようにって言ってたにゃ~
今度はちょっと高度に・・・
走って着た瞬間、トンボを出す
細谷くんは簡単にクリアー
角中くんもトンボを出された中滑り込む
トンボによって、上体が低くはにゃった
そうそう佐藤くんも珍しく真剣だった
徐々に上達・・・ちゃんと代田コーチの言うこと聞いてたし~
ダメだしされてた神戸くん
繰り返すうちに形になってきていた・・・斜めから滑ることで、手の使い方も上手くなっていくらしい
俊足の上、器用な岡田くんがなんか変・・・
本人も上手くいかないと悩む・・・原因は短すぎるスライディングパンツだったらしい
早速ぬぎぬぎ・・・やっぱりその後はいつも器用な俊足になっていた
いつの間にか、遠くから滑り込んで悩んでいたはずの生山くんだが
代田コーチの的確なアドバイスでみるみるうちに形になって
形がある程度できてくると、今度は移動ベースなので勢いを止めず思い切り蹴らせる練習をさせた
遠くからのスライディングにならないよう、ベースの手前の滑り込む位置に線を引きわかりやすくする
みんな勢いよく滑ってくる
細谷くん気持ちよくベースを飛ばす
短い時間の割りに濃い内容のスライディング講習会
みんな次の練習に向かった
そんな中、2人残る
そう、俊足の岡田&生山ペアである
上達の早かった生山くん
今度は形にこだわっての指導のもと滑ってみた
そしてすぐさまアドバイス・・・手の使い方、滑り込む位置、膝の角度諸々(かなり真剣)
単なるスライディングというより、盗塁の指導のように俺には見えた
そしてもうひとり・・・
岡田くん
すぐに立たせず、そのままの態勢で指導
形を確認させる
そしてコーチ自ら・・・・
いつしか3人で・・・
俺は恥ずかしながら、右投げ左投げの様に右足で滑り込む・左足で滑り込むという利き足があることに今になって気付いた・・・っていうか、今まで気付かなかった(恥)
それも投げるほう(右投げ左投げ)が利き足となる選手が多いようだ。
俺の利き足はどっちだろう?
今回スライディングの指導を見学させてもらったが、スライディングで怪我をする選手はスライディングの基本を身につけてなかったからだと感じた。
お尻から滑ればお尻の下の足に負担がかかったり、太ももを痛めたり・・・斜めから入らないことで野手とのクロスの際怪我の確率が増える。
この基本が身についた後は、実戦では次の塁を意識しなければならないので、すぐ立ち上がることまで考えてのスライディングができなければいけないという話もされていた。
まだ2年目の代田コーチだが、頼もしいコーチである。
浦和事情に詳しい方から聞いたのだが、昨年は理由は定かではないがこのスライディングの指導を行ないたくても制限があり無理だったとか。もし、昨年やっていれば・・・とのことだった。
怪我防止のための練習制限で、基礎を身につけないまま試合に挑むのと、練習でみっちり基礎を体に覚えさせ試合に挑むのと・・・本当の怪我防止は後者だと言うことを実感した。
スライディングの練習は、本番で怪我をしないための練習でもあるのだと知った
俺も帰ってから、代田コーチの指導を思い出し練習するも、いまだ利き足がわからず・・・