捕手のリードとは、柔軟な頭も必要
こんなにも投手を引き立てようとする凄い男がいたとは・・・
自らの体の使い方で、投手が良くなるとは・・・
俺ガス(心はすでに富山)
最近ニヤニヤ・ソワソワしてる俺とおにゃじ
「富山どうやって行こうか?」
「高速バスなら安いかにゃ?」
「せっかくだから一泊して金沢にも行ってみる?」
「パックで22,000円の見つけたにゃん!」
「雨降って翌日に順延になる事も想定して北陸フリーきっぷってのもあるよ」
「その場合、日帰りかにゃ?」
「ネットで安くホテルだけ取っておくとか?」
「北陸と言えば魚かにゃ~」
「お前はモンプチのビーフしか食べないだろ」
「あっ、そうだったにゃん」
・・・ニヤニヤ・ソワソワ、にゃんにゃん
バキ「何甘いことを言ってんのよ~、
そんなんだから連敗しちゃったじゃない!
あんたっちが浮ついてどうするの!」
と一喝されてしまった
しかしそんなバキも、昼間
「富山 居酒屋」でネット検索していたことを、姉のグレに聞いたのであった・・・あんたも行きたいくせに~
試合結果 ●【M2対5E】
詳しくは下記の試合の詳細をクリックしてください
ロッテの先発は木村くん
あ~、今日も打ち込まれるのかな~?と不安いっぱいだったが、この日はストライク先行でボールも低めに力のある球が行っていた
今シーズン俺が見た投球では1番の出来・立ち上がりだったと思う
しかし2回表の途中から、木村くんの投球と言うよりこの日のスタメンマスクの宮本くんのリードに魅入ってしまった
1死1塁で打者は6番の藤井選手
宮本くんは一球一球低く低くと右手で指示し
膝元にゾーンを作って構えを取っていく
この打席藤井選手は空振りの三振
次の7番楠城選手の打席では、
さらに低く地面にぺったりと張り付いてのリード
そして要求通り木村くんが低めにスライダーを投げ込み空振りの三振に
木村くんの、長身からの角度ある投球をより活かすためのリードだったか
この日腰より上のコースを要求した事は無かったように思う
低めにストレート・スライダーがこの日は走っている・・・と感じて
変に奇をてらって、高低に散らすことなく低めの内外だけで徹底して攻めて行った
へたに高めに投げると、多少のボール球でも木村くんの球は軽いため、かなり外野まで持ってかれてしまっていた。
現時点での木村くんの球威・球のキレを、最大限に活かしたリードに思う
3回表
宮本くん、とことん自らを低くし、低目を要求
8番中川選手を見逃しの三振に取って
打者は9番の塩川選手
ストライク先行で常に優位に立っていたこの日初めてカウント1-3とボールが先行した場面
低めいっぱいの球をファールさせ2-3に
もういっちょ低めでこれまたファール
そしてまたまた低めで内野ゴロに
この日サードに入った根元くんが捌く
この後、1番平石選手の打球を正人くんが後ろに後逸してエラー
しかし俊足の平石選手を
宮本くんが読みきっていたように2塁で刺す
4回表
しかし、この回は集中力が切れたかのように、木村くんの球が高めに浮き出してくる
2死後、
4番の丈武選手を迎えて宮本くんが
また右手で低く低く・・・と、必死に指示
だが、木村くんの球は、その指示を無視するかのように
甘く高めに入ってレフト前に
なぜ、宮本くんがこんなに地べたに座り込んでまで低く構える理由がよくわかったシーンだった。
後は、木村くん本人がその意味に気付くしかにゃいのかもしれない。
しかし宮本くんがいつもこんな極端なリードをしていると言うわけではない事も付け加えておきたい
5番大廣選手にはライト線に2塁打を打たれ2,3塁に
6番藤井選手には
センターの前に落とされてしまって2点を失う
7番楠城選手の打球もヒヤッとする飛距離
しかし角中くんが懸命にバックしてキャッチ
球が軽いので、甘いコースに来ると芯で捉えられなくても連打を浴びてしまう
成瀬投手のように、高めでも球威で圧してフライを打たせるような投球ができないと先発では厳しいかも・・・
5回表
正人くんがショートゴロを捌く
守備センスはやっぱり良いにゃ~
この回は三人で退け木村くんは降板
坪井くんと同様に、低めにしっかり投げ切れればいい投球ができるのだ
5回裏
ところで攻撃のお話がここまで全くにゃい
実は楽天
先発のラズナー投手(ヤンキースから来た)の前に、無安打どころか一人のランナーも出していない
唯一惜しかったのが、
この回の竹原くんのセンターへの打球
楽天センターの平石選手が俊足跳ばして前のめりでキャッチ
そして神戸くんは外角の球に見逃し三振
藤井捕手が絶妙に外から内にねじ込んでいる・・・審判団はまだ若い、騙されるにゃ~!
少々、いやかなり気になったのが、(楽天の1軍でもそうだが)楽天のコーチが審判団を恫喝する。
見ていて不愉快な気分にさせられる。
最初は上から目線で審判に話しかけ、審判も気を使って話すが、それが審判自身立場が弱くなるのだ。
うちの代田コーチなんて、腰が低いこと・・・他チームのコーチも、審判に対しここまで上から目線はいない気がする。
岩隈くんのお父上だから、審判も遠慮がちなのかにゃ?
打者15人完璧に手も足も出ず・・・
6回表
この回から鈴江投手がマウンドに
力のあるボールを投げ込んでいた
この投手も今年後半大幅に良化した投手の一人だ
6回裏
この回からラッキーな事にラズナー投手から木谷投手に交代
2死後、
9番正人くんが
1,2塁間を破って打球はライト前に
ところが楽天のライト丈武選手はなんとダイレクトで1塁に送球
球が逸れ何とか1塁セーフ
ライトの丈武選手を見つめる正人くん
「・・・・・・・・・・・・・・・・(普通投げんやろ)」
そして1塁の代田コーチに振り返って一言
「あぶなかったよ~」
何はともあれチーム初ヒット
初球打ちが大好きな1番角中くんが
初球をライト前ヒット
2番根元くんに期待もピッチャー返しの強い打球を木谷投手に押さえられ無得点で終わる
7回裏 2死後、
竹原くんがセカンドの左を破ってセンター前ヒット
そして神戸くんがライトの頭上を大きく越えていく
神戸くんらしい豪快なホームラン
2対2となる
この後ランビンくん、青野くんにヒットが出るも正人くんが三振
8回表
6,7回と3人づつで抑え切った鈴江くんが、この回先頭の中川選手にヒットを打たれる
そして送りバントで1死2塁になった所で
防御率0点台の田村投手がマウンドに
1番の平石選手をレフトフライに打ち取り2アウト
しかし次の打者への投球に入る時に、ボークを宣告されランナー3塁に
2番西村選手のふら~と上がった打球は、センター角中選手の前に落ちて2対3に
(なんで角中くんがセンターなのだろう?)
さらに西谷選手にもヒットを打たれ、田村くんはマウンドを降りることに
4番手は相原くん
ここで4番丈武選手の打球は三遊間へ
サード根元くんが及ばず
頼みのショート正人くんも抜かれてレフトへ2対4
さらに5番大廣選手も正人くんの左を抜いてレフト前に、2対5
この後根本投手に代わってこの回と9回表を何とか抑える
9回裏
1死後竹原くんが死球
神戸くんが四球で1,2塁のチャンス
しかしランビンくんは3塁ベース寄りのゴロ、サードがベースを踏んで1塁送球してダブルプレー
試合終了
負けはしたが、この日は宮本くんを見て、
俺を飼って~
と、思うほどオスの俺でも惚れ惚れするリードだった