俺ガス(サバトラのオス猫)
前日から天気予報は雨。朝方がらポツポツと雨。しかしながら神宮球場へ・・・
試合結果 亜細亜大1対0國學院大
亜細亜大の東浜巨くん(1年沖縄尚学)は2008年春の選抜高校野球の優勝投手で、大学入学後の公式戦初登板で中央大に延長10回完封勝利の鮮烈デビュー
詳しくは試合の詳細をクリックしてにゃん
國學院大の高木京介くんは(2年星陵)

高校時代は打者として注目され、『星陵のゴジラ2世』と呼ばれ大学1年の時は投手と打者の両方の練習をしていたそうだが、昨秋からは監督の助言もあり投手に専念。
この春急成長で今や緒戦を任せられるエースとなった。たてのカーブを活かした緩急の巧みさで勝負する左腕
東浜くんは前回の中央大戦も時には、150Kのストレートを主体とした力でねじ伏せる投球スタイル

しかしこの日は、國學院大がその速球を狙ってくる事を読んでの変化球主体の投球(主にツーシームとスライダー)で翻弄
ツーシームは通常のストレート(フォーシーム)とほぼ同じスピードのボールで打者の手元で伸びがなくなり、若干沈むような感じでバットの芯を外していくと言う球種だそうだが、この日はこの球が特に有効に活きたようだ
150Kの速球で押すだけではなく、変化球を主体とした配球で打たせて取っていく事も出来る・・・大学1年生でこの投球の引き出しの多さは魅力だ
高木くんもこれまたストレートは130K後半ながらも100K前後の変化球を織り交ぜた投球が冴えまくり、本当に素晴らしい内容だった
与えた四球も1つで、打たれたヒットも4本。この投手もまだ2年生なのでこの先が楽しみだ。
本当に素晴らしい投手戦だった・・・
ワンチャンスを活かした亜細亜大の強さ
5回(亜)
この回2死後

7番田中一徳(3年日大三)がこの試合亜細亜大の初ヒットをレフト前へ
8番下館大輔(2年一関学院)の時1塁走者の田中くんがスタート
ここで下館くんがヒッティング・・・打球はレフトとセンターの間でバウンド
センターが回りこんで抑えるも・・・
1塁ランナーの田中くんは一気にホームイン(打った下館くんは3塁でアウト)
単独スチールかエンドランなのかわからないが、この試合の高木くんの出来も鑑み下位打線でヒットが3本続く可能性はほとんどないと見てのベンチの采配が見事的中した
東浜投手に亜細亜の守備は正に鬼に金棒
6回(國)
先頭打者の左中間への大きな飛球
レフトの加嶋健志郎くん(3年新田)が若干もたつきながらも追いつく
難しいバウンドのショートゴロを

当たり前のように捌く石井大輔(4年成立学園)
死球を与えたところでマウンドにいく下館くん
さらに二死後大きくバウンドして投手の頭を越えていく難しいゴロを

ダッシュ良く難なくさばくショートの石井くん
7回表(亜)
送りバントの見本

腰を落としてボールの高さに目線を合わせる
7回(國)
1、2塁間のゴロに上手くグラブを差し出し

何事もなかったようにアウトをとる小野紘明(3年中京)
8回(國)
ファーストゴロを弾いてしまった亜細亜大主将の

『ぶーちゃん』こと中田亮二(4年明徳義塾)くん
しかし次の打者のより強烈なゴロをしっかりと好捕
『ぶーちゃん』ファインプレー
9回(國)

最後の打者をピッチャーゴロに仕留めて試合終了
東都大学始まって以来のデビュー2戦連続完封勝利の偉業を成し遂げた東浜くんと貴重な決勝タイムリーの捕手下館くん
そして雨で2日流れた同じ國學院大との2回戦でまたもや東浜くんが先発。4対0とまたもや完封勝ちを収め亜細亜大は勝点を順調に上げた。
東都大学野球の一部で3連続完封は服部泰卓(駒澤大)以来
・・・えっ?
それって、
・・・浦和でいつも見てる服部じゃん
最終週まで東浜くんには順調に行って欲しい。そして王者東洋大戦でどんな投球を見せてくれるか5月26日が待ち遠しい
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