俺ガス
早稲田大の斉藤佑樹投手がドラフト候補となる2010年秋は、大豊作の年と言われている。
主に東都大学野球・東京六大学を観戦しているが、現3年生には好投手が多い。
この日先発の國學院大學の村松伸哉くん(光星学院)は、1年時に大学の日本代表選抜選手に名を連ね、日米野球においてはMVPを獲得し、視察に来ていたメジャーのスカウト達からも斉藤佑樹以上の評価を得た投手だ。
試合結果 國學院大2対2立正大
詳しくは下記の試合の詳細をクリックしてください
國學院の村松くんは入学して初めてのリーグ開幕戦で153Kの球速をたたき出し、今でもそれが東都大学野球の最高球速として記録されている。
ただ、日米野球後制球難から調子を落とし、今春はまだまだ復調途上のようだ。

この日は140K台のストレートと変化球でうまくかわし試合を作る。
MLBのスカウトたちが「日本にはまだこんな投手がいるのか」と唸らせた凄みのある投球を見たい。
立正大の先発は中川祐輔くん(3年白樺学園)はこの日の配球は8割方変化球だった。
低め、左右に丁寧に投げ込んでいて3回1失点で交代。
立正大投手陣のリーダー菅井聡くん(4年中央学院)へ。予定の交代だったのだろうか?
3回表(國)
先頭の澤田昇吾くん(3年金沢)が、

セカンドの頭を越えライトの前へ落ちるヒット!
立正大ライトのカバーが緩慢なのを見て2塁まで行く好走塁
1番の大石剛志くん(4年清峰)が送って1死3塁として、
2番中澤竜也くん(3年駒大苫小牧)が

ライト前ヒットで國學院が先制、1対0
3回裏(立)
水をかぶって士気を高める応援団長
先頭の1番神野達哉くん(4年埼玉栄)が

初球をレフト線への2塁打!
2番の黒葛原祥くん(4年横浜)が2球目をバント成功
3番越前一樹くん(マリーンズの佐藤賢治くんの同級生で3年横浜)が初球を叩いてセンター前に同点タイムリー、1対1・・・守備・足ともに、賢治くんよりすでに上。打撃もそろそろ抜かれてるかも~

4番赤堀大智くん(4年掛川西)が初球を引っ掛け
6-4-3の併殺打でチェンジ。わずか5球の同点劇。
4回裏(立)
『前の回に水をかぶったから得点が入った~』と

今度は部員に水を掛ける応援団長
2死後
7番の依田陽光くん(4年佐久長聖)が

体勢を崩しながらもレフトスタンドへホームラン
2対1勝越し
5,6回は両チーム無得点
7回表(國)
先頭の7番清水隆弘くん(2年酒田南)がショートへの内野安打
バントと1塁ゴロで2死3塁、

1番大石くんがセンターの右へタイムリーヒット!
2対2の同点
8回は両チームとも得点圏に走者を進めながら得点なし
散々水をかぶったのになかなか点が入らないので

今度は一気飲みしてみる応援団長
9回も山場無く試合終了
この日神宮球場はナイトゲームで東京ヤクルトが使用するため延長戦は無し、立正大の1勝1分で翌日金曜日に第3戦(火曜日が雨で順延となったため)が行われた
この試合は観戦してはいないのだが、スコアを見ると壮絶な試合であった事がうかがえる
第1回戦で先発した國學院大の高木くんと立正大の南くんの投げあいは延長13回が終わって0対0。14回表に南くんが2点取られ
、2対0で國學院大が勝利した。14回途中で降板した南くんは178球を投げ、その裏も抑えた高木くんは170球を投げての完封勝利であった
1勝1敗となりこのカードは翌週再び行われる事となった。(土日は東京六大学が優先使用するため)
そして4月24日
またまた凄まじい試合となった。高木くん(途中から埜口くん)と南くんの投げあいは、またもや0対0のまま延長戦へ。13回裏2死からエラーでランナーが出塁し、庄司くんのサヨナラホームランでやっと決着がついたのであった
。2対0で國學院大が勝ち勝点を取った。
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