俺ガス
この日は日光も適度に優しく、時折ふく微風が心地よく、ついうとうとしてしまいそうな穏やかな陽気。
しかし目の前では勝点を争う、正に戦国東都に相応しい熱い戦いが、繰り広げられるのであった。
試合結果 亜細亜大4対5青学大
詳しくは下記の試合の詳細をクリックしてにゃん
先発投手は1回戦の再戦
亜細亜大は北原郷大くん(3年穴吹)で青学大は垣ヶ原くん(2年帝京)
両投手とも不調で序盤からチャンスとピンチの連続
垣ヶ原くんは1回戦では完投勝ちを収めているのだが、まだ2年生なので中1日の登板はさすがにきつかったか?!
1回表(亜)
2死満塁も無得点
1回裏(青)
1死1,2塁も4-6-3の併殺打で無得点
2回表(亜)
2死から2本のヒットで1,2塁も無得点
両チームとも後1本が出ない状況で 先制点は青学大
2回裏(青)
5番の長島一成くん(3年修徳)がバントヒットで出塁
すかさず盗塁!
タイミング的にアウトも野手がボールをこぼし無死2塁
その後ライトフライで走者が進み1死3塁となり、
7番の下水流くん(3年横浜・マリーンズの佐藤賢治くんの同級生)が
センターへの犠牲フライで青学が1点先制
8番にはスタメンには三村くんという投手がアテウマで入っていたのだが先発投手が右の北原くんということで、1回の守備から奥平聡一郎くん(3年PL学園)が起用されていた。これがズバリ的中。
奥平くんの打球はライトへの素晴らしい打球でスタンドイン
ソロホームランで青学大が2対0とリードを奪う
3回表(亜)
1,2回のチャンスを活かせなかった亜細亜は
先頭の中田亮二(4年明徳義塾)くんが技ありのレフト前ヒット
4番中原恵司くん(4年武蔵工大二)の痛烈な三塁線のゴロは、
横っ飛びの三塁手のグラブの先を抜けて行き2塁打
無死2,3塁に・・・
亜細亜大の3,4番 中田くんと中原くんは今秋のドラフト指名候補などでもし良かったら覚えておいてほしいにゃん
5番加嶋健志郎くん(3年新田)の打球は、前進守備のサードゴロでランナー動けず1死2,3塁となり
6番田中一徳くん(3年日大三)は2-0と追い込まれながらも、
セカンドの後方ライト前に落ちるタイムリーヒット
2者が還り2対2の同点に
さらに盗塁の後に7番平田ブルーノくん(3年八王子)が三遊間を抜けて行くヒットで1死1,3塁
8番下館大輔くん(2年一関学院)の時、スクイズ
しかしこの時の球がワイルドピッチとなってしまい(バットに当たらなくて幸い)3塁ランナーがホームイン
亜細亜が3対2と逆転。
3回裏(青)
2死から2本のヒットで1,3塁も無得点
4回表(亜)
四球、送りバント、ストレートの四球で1死1,2塁となった所で青学大は投手を石井裕大くん(2年青森山田)に交代
4番中原くん、5番加嶋くんを変化球で連続三振に取り、このピンチを凌ぐ
4回裏(青)
ヒットと四球で無死1,2塁となった所で亜細亜大も投手を大山暁史くん(3年別府青山)に交代。大山くんは1回戦で青学大に打ち込まれているがこの試合はしっかり役目を果たす。キャッチャーへのファールフライと2つのピッチャーゴロでこの回を凌ぐ。
6回表(亜)
この回先頭の小野紘明(3年中京)くんがサードへの内野安打で出塁
バントで送って1死2塁
ここで中田くんはレフトへタイムリーヒット!
俊足小野くんならではのホームイン!
4対2と亜細亜がリードを広げる。中田くんは判断良く2塁へ。
さらに四球とヒットで引き続き1死満塁。亜細亜としては一気に試合を決めたいところ。
田中くんショートフライに倒れ、バッターは途中から7番に入っている金野学くん(4年一関学院)。
2死満塁から相手の内野守備の位置が下がり気味なところへ意表をつくセイフティーバント。
ところが打球は小フライとなり1塁手は取れず、ファール
そこに駆け込む金野くんは1塁手と激突
金野くんは立ち上がれず背負われて負傷退場
2ストライクから、金野くんの代打に出てきた角田直弥くん(2年徳島商)は1球空振りで三振
亜細亜は1点止まり
6回裏(青)
亜細亜も投手は前の回途中から投げている松田拓磨くん(1年神戸国際大附でマリーンズの山本徹也投手の同級生)。
1死後
6番の政野寛明(2年桐光学園)くんがライト前ヒットで出塁
ここで7番の下水流くんがなんと誰もいないレフトスタンドへ
豪快に同点2ランホームラン
4対4
亜細亜は投手交代で飯田哲矢くん(1年藤沢翔陵)へ
その飯田くんが四球を与え、青学が送りバントで2死2塁。
トップに戻って広滝航(3年清峰)くんが勝越しのセンター前ヒット
この回3点を入れ5対4と逆転
7回表(亜)小野くんのセカンド後方のフライを
丸山くんナイスキャッチ
7回裏(青)
亜細亜大3-6-1の併殺打でピンチを切り抜ける
8回表(亜)
1死後、中田くんのなんでもない平凡なフライを1塁手が落球
4番中原くんがセンターへのヒットで繋いで1死1,2塁。
しかしこの一番力の入る場面で、4回途中から投げている石井くんが5番加嶋くんを見逃し三振に、6番田中くんを空振りの三振に取る力投
亜細亜は9回はもう反撃する余力もなくあっさり三人で攻撃を終え試合終了
亜細亜は5人の投手リレーも実らず、青学は2番手石井くんが1点は取られたものの、勝負所の4回・8回のピンチを連続三振をとる粘りの投球で、昨秋2位の亜細亜を振り切り勝点を上げた
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