俺とカブローと そしてバナナと・・・
俺ガス(サバトラの猫)
大好きなカブローだが、カブローの脚の
損傷事件から、ここ最近会わせてくれない
グレも寝たきり生活、カブローとも接触なくなり、なんか寂しいと思っていたとき・・・
飼い主が、何気なく
『あっ、ちょっとお掃除の間見てて~』と、
俺の横に手に持っていたものを置いて行った
それは
仲良しのカブトムシのカブローだった
損傷してしまった脚が痛々しかった
久しぶりの再会に、
いつものスリー♪・・・と思った瞬間、
なんか変な臭いがした!
どこから臭うんだ?
まさかカブロー?
いやカブローではない
この嫌な臭いは
バナナだー!!!
その好きに慣れない臭いは、カブローの大好物のバナナだった
あまり動くとカブローが驚くといけないから・・・
ちょっとだけ奥へ移動しようとしたが、場所が場所だけに動くことを諦めた俺
カブローを見つめながら
『カブロー、バナナ臭くない?』
と聞くも、カブロー答えず・・・
俺、カブローのこと好きなんだが・・・
どうしてもバナナがな~
そんなこんな悩んでいると・・・飼い主がきて、さっさとカブローとバナナを持って行ってしまった
寂しさの中に、申し訳ないがバナナからの解放感からか、一気に緩んだ俺
バナナは勘弁してほしい俺だった