もしシューズ履いてたらサブ3だったかも・・・
42、195Kのフルマラソン 裸足の挑戦?!
俺ガス(サバトラの猫)
俺の飼い主バキは、全く走らない
しかし、バキの夫おにゃじは、40歳後半になってマラソンに目覚めた
そうは言っても速くはないが、おにゃじは『人生で今が一番速い』と言う
妻であるバキは、夫の走ってる姿待つ・・・ことなく、トップから2時間半目安の強者たちを大忙しで撮りまくっていた
かすみがうらマラソン part1→
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かすみがうらマラソン part2→
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かすみがうらマラソン part3→
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かすみがうらマラソン part4→
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かすみがうらマラソン part5→
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かすみがうらマラソン part6→
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50位までを記載も、実はまだまだ2時間45分切りのランナーはいっぱいいた
そんな中、
53位で通過して行ったのが、おにゃじが時々お世話になり憧れでもある
〝多摩川クラブ”のランナーさんだった
さすが楽に2時間45分切っていらした
90位のランナーさんまでをカメラに収め・・・
一息つく間もなく、
女子2位のランナーさんがやってきた
2時間50分切りを目指したかのような最後の曲がり角でラストスパート!
2時間49分53秒と素晴らしいタイムでゴールされた
そのすぐ後、
うさぎさん登場!
『ごっついうさぎさんだけど、サブ3楽勝のうさぎさん♪』と、バキ嬉しそう
実は仮装ではなく、うさぎの耳をつけて走るのが決まりというクラブがあると聞いています。
以前、つくばマラソンでとっても可愛らしい美ジョガ―のうさ耳ランナーさんを見かけたが、きっとお仲間だと・・・
後方から、なんと視覚障害ランナーさんが~!
表情から苦しさが伝わってくるも、伴走者さんの声に応え、リズミカルな走りでゴールに向かって行った
タイム2時間50分37秒・フル盲人男子1位
そう、この大会の正式名は
第25回かすみがうらマラソン
兼 国際盲人マラソンかすみがうら大会
おにゃじはまだまだだろうし~とか思っていたところへ、〝月例川崎マラソン”でよくお見かけしているランナーさんが!
個性的な走りも、いつも上位を走ってる方で、この日も当然サブ3♪
その後、女子3位通過のランナーさんが来た
必死と言うより、滑らかな走りでの通過
もしかしたら、持ちタイムをオーバーしたので、楽に完走ってことなのかも・・・とはいうものの、5Kごとの刻み方が素晴らしく、2時間53分34秒の羨ましいタイム
続いて、2位視覚障害ランナーさんがやってきたのだが、
まだまだ余裕のサブ3だし~♪
おっと、あの〝多摩川クラブ”の文字が・・・
2人目の多摩川クラブ〝サブ3”ランナーさん
しばらくすると、3位視覚障害ランナーさんがやってきた
もしや“第32回JBMA神宮外苑ロードレース”に参加されてた方では?
オリンピックに出られた経験もあるとか聞いた気が・・・
イエロータイツマンさん♪
バキ『タイツマンにおにゃじ負けてるんだ~』と不満をこぼすも、俺はタイムマンさんがタイツ来てるのに速いにゃって感心した
今度はウエディングランナー♪
バキ今度は『ドレスから出てる太もも、鍛えてるんじゃん』と、何気に感心していた
一瞬目を見張ってしまったのが、素足のランナー♪
言葉も出なかったバキの目は、足元に釘付け!
そんなこんなしていると、おにゃじがそろそろ来てもいい時間になってきた
なかなか来ないおにゃじ
バキがボソッと『どっかで倒れたかも・・・』と、それなりに心配しているようだった
すると向こうの角を見ながら、『キター!』と・・・俺にはわからなかったが、さすが妻!と感心してると、何のことはない、まわりのランナーさんのフォームとは違うハチャメチャ脱力フォームのおにゃじだったのですぐに分かったのだ
バキのことなど探す気力さえもないほど
まわりとは明らかに違うフォームも、おにゃじは〝気力と根性”でここまできた男である
必死に前のランナーさんと横のランナーさんに引っ張られるように気力だけで前に前にと走っていた
そしてズタボロフォームで最後の角へと・・・
確かに周りのランナーさんたちに比べ、軸がしっかりしてないせいか、左右に一人だけ振れていた。足はガニ、腕の振りはバラバラ、顎は上がりっぱなし、腰は落ち膝は上がっておらず・・・でも、完走さえしてくれればそれでいいと思った。
がんばれおにゃじ!と俺は心で応援していたのだが、バキは『〝チッ”、タイム落ちてんじゃん!』と、舌打ちし毒吐きながらゴールに向かうおにゃじの背中を追っていった・・・
フォームバラバラおにゃじの記録
ネットタイム 3時間13分31秒