7月29日 東京ドームにて観戦
富士重工業対西濃運輸 第85回都市対抗野球 決勝戦
西濃運輸優勝
あっ、誰かもみくちゃ?それだけうれしかったのね♪
こんにちは わたしグレ♪(東都リーグ1部担当の猫)
プロ野球はボンボンHRでるも、社会人はそこまで・・・
以前は硬式(野球ボール)球の違いが良くわからなかったのですが、製造元のミズノがプロ仕様と社会人使用の球が違うことが表示してあったので、改めていろいろ考えさせられました。
飛ぶボール飛ばすバットの中、無失点で抑える一握りのプロ投手(エース)はやっぱり凄いと思うここ最近。
もし社会人がプロ仕様と同じ球とバットを遣ってたら(社会人にはバットも規制があるようで、シーズン前にHPに規定が記載されてました)強豪チームで走攻守そろった野手はもっと評価が上がってもおかしくないかもって。
ただ、繊細なコントロールとキレ勝負の投手には、プロ仕様球は厳しくなるのでしょう。
オリンピック使用の国際球に合わせ、公式球としてプロとアマが国際球に近い飛ばない同じ硬式(野球ボール)球を使うようになれば、オリンピックも社会人野球からのドラフトももっとわかりやすくなる気がしました。
このままプロが飛ぶボール使用なら、オリンピックは社会人に戻してあげてほしい・・・もともとチームで戦う社会人のものだったんだから。
今日は西濃運輸と富士重工業の後半を・・・
この二チームの共通点は、捕球送球以上に、カバーの守備力の安定感、バッテリーも捕手の意図する考えを投手も理解してそこに投げ込む、打撃は“自分が決める”より、チームで得点を上げていく意識・・・そんな点が似てたなと思いました。
素晴らしく楽しかった決勝戦でした。
富士重工業対西濃運輸 決勝戦 前半→
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▽投手
【富士重工業】猿川、石崎
【西濃運輸】佐伯
●先発メンバー
【富士重工業】
1(遊)日置2(一)小杉3(中)竹田4(右)林5(左)大熊6(二)小川7(指)二村8(捕)唐谷9(三)船引
【西濃運輸】
1(遊)東名2(二)中村3(左)田中4(三)伊藤5(指)阪本6(右)谷7(中)藤中8(一)金丸9(捕)森
5回終了後のグラウンド整備のちょっとした時間
バックネット上の席に、天皇皇后両陛下がお出まし
選手たち、ベンチから出てきてご挨拶♪
厳かな空気が流れてました
●六回表・富士重工業
西濃運輸、代打の浅岡に代わって大野がファースト
8番・唐谷 1ボール2ストライクから
133K外角ストレートに見逃し三振。1アウト
9番・船引 131Kストライクの入り、2球目
一塁線にセーフティバントし
送球できず
内野安打。1アウト一塁
1番・日置 バントの構えも自ら生きようとし、2-2になって、5球目
130Kスリーバント失敗。2アウト一塁
2番・小杉 1ボール2ストライクから
119K外角変化球に空振り三振。3アウト
●六回裏・西濃運輸
2番・中村 1ボール2ストライクから129K外角変化球に空振り三振。1アウト
3番・田中 初球セカンド左への強い打球に飛びつかず、
送球考えた滑りこみながらの上手な捕球で、
1塁送球2アウト
4番・伊藤 127Kストライクの入り、2-2からの6球目
強く叩いた打球は、
サード正面も
差出したグラブ間に合わず
三塁線を抜ける
ツーベース。
2アウト二塁
5番・阪本 初球
変化球詰まりながら叩き、
ショート追うも
レフト前に落ちるポテンヒットで、
二塁ランナーが三塁蹴って、
一気にホームに
生還し1点追加。2アウト一塁
一見ショート深追いに見えるも、レフトの森さんの守備力を知ってる先輩の立場からしたら、追っかけてしまっても仕方ないかと・・・
富士重工業、ピッチャー猿川に代わり石崎投手
ストレートが90パーセントしめる投手さん
6番・谷 まずは初球手探りの143Kボールの入りも、2球目147Kストライク、149Kに連続ファール、1-2からの5球目
148キロストレートにバットを折られ
ショートへの小フライ。
力勝負の気合のアウトで3アウト
●七回表・富士重工業
3番・竹田 1ボール1ストライクから変化球にタイミングが合わず
ピッチャーゴロ。1アウト
4番・林 2球目を打って
ショート右横を抜ける
ヒット。1アウト一塁
5番・大熊 2球目の変化球に
タイミングが合わず
ショートゴロ
ダブルプレーで3アウト
●七回裏・西濃運輸
7番・藤中 セーフティーなど工夫して126K・148K連続ファール、132K外ボール、4球目150Kマークもボール、2-2からの5球目
149キロストレートに空振り三振。1アウト
8番・大野 初球
144Kピッチャー左前に
セーフティバント、
送球がそれてセーフ。セカンドがしっかりカバー来ており1塁どまり
記録はヒットで1アウト一塁
9番・森 初球
142Kピッチャー前に
送りバント
成功で2アウト二塁
1番・東名 146Kファール、144K浮きボール、147K空振り、145kボール、148Kファール、とことんストレートで押してくる中、6球目
147K打ち返すも
力勝負はセンターフライ。3アウト
●八回表・富士重工業
6番・小川 1ボール1ストライクから
セカンドゴロ。1アウト
7番・二村 2ボール2ストライクから3連続ファールで粘るが
緩い変化球を打たされ
ファーストゴロ。2アウト
8番・唐谷 0-1から
ライト線へ飛ばした打球に、
ライト必死に捕球チャレンジも
わずかに及ばず
そんな野手のファイトに応え、2-2からの6球目
116K変化球で空振り三振に。3アウト
●八回裏・西濃運輸
2番・中村 1-1からピッチャーのフィールディングの甘さをついて、
ピッチャー右へセーフティバントは、セカンドが好ダッシュみせ、
ギリギリの体勢で1塁へ送球するも、
逸れ間に合わず内野安打で出塁。ノーアウト一塁
3番・田中 初球
1塁線へ
送りバントで1アウト二塁
4番・伊藤 初球なんと125K変化球の入りも、ボール
144K空振り、147Kファール、1-2から4球目
149Kボール逸らさず、
148Kも1ボール止めてくれるから投手は助かり、147K・148K連続ファール、8球目
ストレートを打って
ピッチャー足元抜けるも、
ショートカバー来ており
ショートゴロ。
二塁ランナーは進んで2アウト三塁
5番・阪本 3ボールから外角に外し敬遠気味のフォアボール。2アウト一、三塁
6番・谷 2-1から
力勝負は
詰まって
セカンドゴロ。3アウト
●九回表・富士重工業
9番・船引に代打・冨村 初球の変化球にタイミングが合わずサードゴロ。1アウト
1番・日置に代打・田辺 1-1からボテボテの一二塁間手前のゴロは、
上手なファーストは必ず捕球に行っちゃうところへのゴロ
ピッチャーカバーに走って、打者も俊足生かし駆け込み、
ピッチャー間に合ってアウトも
転がるぐらい頑張っちゃいました!
2アウト
あと1アウト
内野陣から熱きプレッシャーガンガン!
2番・小杉 115Kストライクの入り、116Kファールととことん緩々投球での攻めは、2ナッシングから
レフトライナーで3アウト。
試合終了は、ベテラン・佐伯投手と若手森捕手ががっちり喜びたたえ合い・・・よかったよかった♪
西濃運輸が初優勝
一発勝負のおじさんの甲子園は、西濃運輸が優勝♪
来年はどんなチームがどんな戦いを繰り広げてくれるのか?
その前に、負けてもいいから東都リーグの新人がたくさん都市対抗で観られればとも・・・
今回、この2チームに限らず、強さを感じたチームの共通点は、ボールを持ってない選手のカバーの素早い動きや中継の上手さ。
ボールを持ってない選手の動きを見てると、そのチームのレベルがわかることを知った今回の大会でもありました。
試合結果 富士重工業0対2西濃運輸