4月15日 神宮球場にて観戦
國學院大対中央大 東都大学野球1部
3回2アウトも、1点リードされ尚も満塁
もう1失点は許されても、2塁ランナーまでホームインさせるわけにはいきません
完璧捉えた打球はセンターの頭を越え、
フェンス直撃の走者一掃タイムリー!
・・・普通ならね。
背番号13の子が・・・かわいいな~♪
じゃなくって、
背番号13の外野手が捕っちゃった~♪ 目を切って追える、センター 福田将儀
こんにちは わたしグレ♪
開幕早々、面白すぎて熱くなった亜大対中大の試合でしたが、またまたこんなに面白い試合を観られるとは・・・
守備好きにはシビレすぎるほどの楽しさ
上級生の実力者たちがごそっと抜けた國學院大は、厳しい戦いも、やっぱり守備力は素晴らしいままでした。
中大のずば抜けた守備範囲を持つ外野手2人の競演に、國學院大の抜群のバランスを誇る内野守備の好プレー
國學院大が2連敗されましたが、万が一最下位になっても絶対1部にこのチームは残らなきゃダメ!・・・そう思った2日間。
今日は4月15日の前半をお送りいたします。
國學院大負けちゃったけど、その総合的守備力は東都の中で1番だと。
國學院大
1 [5] 山下(幸) (関東一)
2 [D] 鈴木(薫) (文星芸大付)
3 [7] 久保田 (龍谷大平安)
4 [8] 水野 (遊学館)
5 [3] 櫻吉 (金沢)
6 [6] 柴田 (岡山理大付)
7 [4] 井村 (横浜創学館)
8 [2] 大前 (青森山田)
9 [9] 小木曽 (中京大中京)
P-岡崎(日大鶴ヶ丘) 土倉(遊学館) 近藤(柏日体)
中央大
1 [8] 福田(将) (習志野)
2 [6] 羽山 (静岡商)
3 [9] 神里 (糸満)
4 [3] 小川(拓) (静岡)
5 [5] 小河 (桐蔭学園)
6 [D] 金子 (西日本短大付) HD 佐藤(匠) (明豊)
7 [7] 高階 (静岡) 7 泉澤 (習志野) R 山田(直) (静岡)
8 [2] 東 (高陽東)
9 [4] 新城 (興南)
P-山手(金光学園) 在原(習志野) 石垣(桐蔭学園)
1回表(國)
中央大の先発は山手投手
亜大戦での苦しくも2戦の経験がどれだけ栄養になったのか楽しみに拝見♪
1 [5] 山下(幸) 1-0から叩いた打球は
センター深くに飛んで、
・・・でもセンター福田さんの守備範囲でフェンス前で難なくキャッチ
2 [D] 鈴木(薫) 初球ファールも3連続ボール、124kストライク、フルカウントから
ピッチャー返しは、投げてすぐ守る体勢に入るので、好フィールディングで
ピッチャーゴロに
試合に集中してるつもりも・・・
なぜか見たくなっちゃう赤メガ軍団!
3 [7] 久保田 2-2から132Kチップも
東捕手ナイスキャッチで三振に
1回裏(中)
國學院大の先発は岡崎投手
2枚看板(杉浦投手・ヤクルト&柿田投手・JR東海)が抜け、投手陣は厳しいはず
しかし、4年生が抜けても守備レベルは全く影響なしの國學院大なので、投手陣は打たれてもバックの好プレーを信じて投げたいところ・・・
1 [8] 福田(将) フルカウントから
バット折れた音がしたようでしたが、134K詰まりながら力で右中間手前へ飛ばし、
センター前ヒット
2 [6] 羽山 初球バントの構えもストライク、2球目
打って行きバスターエンドラン
三遊間を抜ける
レフト前ヒット
1塁ランナー俊足で好スタート切って2塁をオーバーするも、
レフトのダッシュ捕球速く、2塁でストップ
昨春ファーストを守られて、秋はお怪我やらなんやらで・・・そんな久保田さんが、今春はレフトの守備
さすが國學院だけあり、打てるから出すのではなく、レフトの守りも最低限できるようにしっかり身につけさせて出して来ました。
レフトと言えば・・・過去を含め、チームによっては打撃を買われ最初はレフトの守備に目をつぶるも、シーズン重ねて守備の成長をする選手はいいのですが、全く守備に興味がないかのようなほとんど成長が見られない選手もいます。
ノーアウト1・2塁・・・ピンチ!
3 [9] 神里 初球打ちは、
センター深めに飛ばすも
、水野さんが捕球し深いところも好返球
しかし、相手が俊足なのでセーフに
1アウト1・3塁・・・内野前進守備
セカンドをちょっと後ろにするチームも多いのですが、國學院は球に負けないのでガッツリ前進守備
4 [3] 小川(拓) 1-1から、
そんなセカンドへ叩き、
弾くどころか捕ったらすぐ、
斜め後ろに送球し、
そこから1塁へ渡って4-6-3の併殺
隣席バキ、シビレまくってました♪
2回表(國)
4 [8] 水野 118Kポンポンとストライクも、連続ボール、ファール、ボール、連続ファール、粘られるも9球目
131kで空振り三振に
5 [3] 櫻吉 フルカウントから
130K外れ四球
6 [6] 柴田 1-2から
136K見逃し三振
7 [4] 井村 0-1から
ライトへ飛ばし、ライトへのヒットで当然1塁ランナーは3塁へ向かいます
一見深いところからダッシュ捕球だったので、3塁へ送球してもセーフだと思ったのですが、ライト神里さんから3塁へ
ダイレクトの送球
タッチアウト!
肩が強くても送球が悪ければ強肩とは言いません
この時の神里さんの送球はまぎれもない“強肩”でした
隣席バキ、『凄~い、凄~い・・・ホント凄~い!』と、ずっと言ってました。
2回裏(中)
5 [5] 小河 111Kストライクの入り、3-1から
強烈な打球が
三遊間へ飛ぶも、さすが國學院大!
抜けない!!!
サード山下さんが、好捕球しサードゴロでアウトに・・・9割がたレフト前ヒットだと思った当たりです。
ちなみにサード抜けても、ショートが待ち構えてましたから・・・やっぱり守備レベル高し!
6 [D] 金子 2-1から連続ファール、2-2からの6球目
125K見逃し三振
7 [7] 高階 1-1から
ショート正面のゴロ
3回表(國)
8 [2] 大前 気になる、気になって気になって
“お~まえ パスタ ・・・お~まえパスタ、おおウマい♪”
つい、一緒に口ずさんじゃって・・・
1-1から
右中間へライナー性の良い当たりを飛ばし、
通常球足から文句なくフェンス到達の打球も、なぜかセンター&ライトがフェンス前に追いつき、
ライト捕球
クロスしちゃってるし~ 通常余裕の2塁打も、
返球来ちゃって・・・打者走者も大忙しの2塁打に
9 [9] 小木曽 初球バントも
キャッチャーファールフライ
安易にバントさせまいとする意識が昨年よりずっとずっと強くなってる中大をそこに感じます
1 [5] 山下(幸) 2-2から連続ファール後、今度は連続ボールで
四球
1アウト1・2塁
ここで捕手さんタイム
東捕手の背が今シーズンは頼もしく見えます♪
2 [D] 鈴木(薫)の打席
一球牽制挟んで、『併殺来ても大丈夫!』って言いたげな、これまた4年生ショート・羽山さんが靴ひもを結び直し、
良い間を作ります
1-0から
掠ってボテボテの打ち取ったゴロだったのですが、
サード必死のダッシュで
捕球したのですが、
速い送球も及ばず、1塁しっかり駆け込んで内野安打に
1アウト満塁のピンチ!
ここで中大ベンチから監督さん登場
三人で相談
その結果、守備位置前進守備取らず・・・
3 [7] 久保田 フルカウントからの7球目
134K空振り三振
2アウト満塁
4 [8] 水野 1-0から攻めたつもりも当ててしまってデッドボール
押し出し
尚も2アウト満塁
5 [3] 櫻吉 初球
完璧捉えた当たりは、HRかー!の強烈な特大のバックスクリーンに向かって飛んでいく当たり
センター福田さんでも無理だと思った瞬間、
キャ~ッチ!!!
そのまま壁にへばりついてましたが、
走者一掃でもおかしくないほど良い当たりでした。
この時点では中大が2点リードされていたのですが、この後この捕球が大きな意味を持つとは、この時誰が思ったでしょう。
ふと隣席バキに目をやると、声も出ず、椅子から溶け落ちそうになってました。
3回裏(中)
8 [2] 東 3-2からバットの先も、グングンレフトに伸びフェンス前も、ファーストからコンバートしたとは思えない安定した捕球で、
レフトフライに
久保田さん、いっぱい練習してきたんだろうにゃ~
9 [4] 新城 1-1から強いライナーも
サードがさっと処理
秋に比べ強く叩けるスイングになられた新城さん
1 [8] 福田(将) 初球
137K上手く叩いた打球も少々伸びすぎ、
ライト小木曽さんがサラッとキャッチ
4回表(國)
6 [6] 柴田 初球
高~く打ち上げたレフトへの打球 落下地点にすでに入ってはいるものの・・・
あっ、あの構えは!
日差し目に入って落球し、後方へ転がり
打者走者はきっちり3塁到達
ちょうどこの時期の午前は、1塁スタンドに座っていると日差しを背中の方に感じる時期で、レフトは日差しも気にしなければなりません
ちなみに午後の2試合目は、ライトが気を付けなければならない時間になります
ノーアウト3塁
7 [4] 井村 1-0から134K
デッドボール
ノーアウト1・3塁で、内野中間守備
8 [2] 大前 1-0からストライクも、1塁ランナースタートし、3塁ランナー“Wスチールしちゃうかもよ”って盗塁助け、捕手から2塁投げられず
ノーアウト2・3塁で、内野前進守備に
フルカウントから打ち上げるも、
浅いレフトフライで
ランナー動けず
1アウト2・3塁
9 [9] 小木曽 1-0から大きな後逸ではなかったのですが、
さすが國學院!
すかさずホームに駆け込み
追加点(2点目)
そして2塁ランナーもきっちり3塁へ
1アウト3塁
次の球をシャープに叩き、
強い打球が一二塁間を抜けて
ライト前にタイムリーで3点差に
1 [5] 山下(幸) 0-1からセカンド左へのライナーはセカンドが捕球し、
いそいでランナー1塁へ戻ります
2 [D] 鈴木(薫) 1-0からストライク、
俊足ランナーがスタートするも、
東さんが肩で刺します
國學院大がこの回2点を加え、國學院大3対0中央大に
4回裏(中)
2 [6] 羽山 1-0からボテボテのファーストゴロも、素早い処理で
俊足相手に自らベースに駆け込みアウトに
3 [9] 神里 2-1から
139Kデッドボール
4 [3] 小川(拓) 0-1からエンドランは、
一二塁間への強い当たりは、
ランナーも重なる中、セカンド好反応で飛びつくも及ばず・・・そのままライトへ抜けていきます
1塁ランナー3塁目指そうとしましたが、
ライトの処理早く2塁へ戻ります
1アウト1・2塁
5 [5] 小河 2-2から
サード正面の当たりは、
ランナーに惑わされることなく
ファーストに送球されアウト
2アウト2・3塁
6 [D] 金子 1-2から137K
セカンドゴロ
5回表(國)
この回中大投手交代は在原投手
小柄も全身のバネを使ってなげる投手・・・まだ2年生なので、小手先投球でかわす投手にならず、先々を見据えてどんどん伸びていってほしい投手さんです。
2 [D] 鈴木(薫) 2-2からの7球目
131Kインコース空振り三振
3 [7] 久保田 1-2から
121K見逃し三振
4 [8] 水野 2-2から
121Kちょっとばかり抜いて空振り三振
打撃の強い國學院大の2・3・4番を三者連続三振とはお見事!
5回裏(中)
7 [7] 高階 0-1から三遊間へのゴロは、
ちょうど上手くレフトへ抜けると思ったら、
ショートが追いつき内野安打・・・ではなく、
そこから踏ん張っての
さすが柴田さん!の送球で間に合わせアウトに
高階さん、ヒット一本損しちゃってます
高校野球に疎いのですが、逆に学校名や過去の成績に左右されず選手たちを観ることができる気がします。
そんな中思うことは、岡山理大出身の選手って、“打てばいい”だけでなく、守備の基本がちゃんとできて大学や社会人に送ってらっしゃる気がします♪
8 [2] 東 一球も振らずフルカウント、6球目
126K空振り三振
9 [4] 新城 2-1から
126K強く叩いた打球は、
センター前ヒットに
2アウト1塁
1 [8] 福田(将) 1-2から
タイミング外されたフォームで打ち上げ
ファーストフライ
5回終了して國學院大3対0中大
今シーズンの中大をOP戦で観たとき、少なくとも優勝争いができると感じ、常連の中大OBさんから頂いたコメントにもそうお返事したのですが、5回を終了した時、もしかしたら錯覚かも・・・と思ってしまいました。
しかし、やっぱり変わったんです、中大!そう思わせてくれたこの後の攻撃は後半につづきます♪