日向ぼっこの毛づくろいのはずなのに
全く暖かくない!
俺ガス
俺の飼い主の夫おにゃじは、機嫌がいいと太陽を出してくれる
だから今日もお願いした
『おにゃじ、太陽出して~』
と・・・
機嫌がよかったのか、太陽を出してくれた
時折、太陽を出してとせがんでも、日差しを当ててくれず寒い日もある
そんな時、おにゃじは
『だから、まだ日が当たってないから~、もうちょっと部屋の中で待ってて』
とか言っていた
でも今日は違って日が当たっている
しかしおにゃじはサッシを開けると同時に
『ガス、寒いけどいいの?』
と聞いてきた。
俺としては太陽に当たりたいだけなのだ
気が進まなそうにおにゃじは俺を猫用クッションと共に、
いつもの場所に俺を置いた
優しい日差しが俺の頬にそっと触れて・・・
ん?いつまでたっても寒い
日が当たってるけど
・・・やっぱ寒い!
そうだ、猫寝してみよう
そしたら少しは・・・
日差しは感じが、なんか暖まってる気がしない
そうだ、猫だから毛繕いをしたらいいかも
背中の届きにくいところから・・・
日差し当たるもやっぱ寒いまま
飼い主バキが
『もう寒いから閉めてよ~』
というと、おにゃじが
『でも、ガスがベランダにいるから・・・』
と、俺を心配して言ってくれた
そんなこと知ったこっちゃないとばかりに
『閉めちゃっていいよ、ガスだし・・・』
と・・・俺だしってなんだよー!
暖かい日差しのはずが、時には寒さに負けることもあるんだと思ったが、お外のにゃんこはこんな寒空の下、僅かな日差しも貴重なんだろうな~と。