10月2日 神宮球場にて
亜細亜大対拓殖大 東都大学野球1部
浮き足立ってた初回も、後半自分たちの野球を取り戻した亜細亜
一言二言・・・それで十分
4年間一緒に過ごした2人は、もっと先を見据えて・・・
こんにちは わたしグレ♪
亜細亜大と拓殖大の試合
どんな細かな采配の応酬の連続が・・・とか思っていましたが、いざ蓋を開ければ、精神的戦いでした。
強さとは、自分を見失いそうになった時、覚悟を決めて立て直す!
そして個々の成長が、連鎖反応のように好結果を呼び込むのかもって・・・
この日亜大はリードされるも、辛抱強く戦い、7回途中DH出場の原田さんが逆転ホームランを叩き出しました
原田さんは、今シーズンファーストの遠藤さんを育てるため(?)に守備固めとして控え・・・
しかし、遠藤さんが好守備連発!
彼の成長が、原田さんに打席に立つチャンスをもたらし、逆転2ランが生まれたのかも・・・
本日の審判員さん
亜細亜大
1 [5] 藤岡 (岡山理大附)
2 [D] 井野川 (玉野光南) HD 原田 (福岡第一)
3 [4] 北村 (星稜)
4 [8] 中村(篤) (青森山田)
5 [2] 嶺井 (沖縄尚学)
6 [3] 遠藤(雅) (聖光学院)
7 [9] 中村(毅) (中京)
8 [7] 水本 (大阪桐蔭) H 板山 (成立学園) 7 池知 (高知)
9 [6] 長曽我部 (新田)
P-九里(岡山理大附)
拓殖大
1 [7] 石内 (下妻二)
2 [9] 村岡 (志学館)
3 [5] 吉池 (水戸葵陵) 5 亀田 (明野)
4 [3] 高橋(弘) (拓大紅陵)
5 [D] 北條 (志学館)
6 [4] 鈴木(孝) (山梨学院大附)
7 [8] 井田 (前橋育英)
8 [2] 杉原 (明徳義塾)
9 [6] 今里 (明徳義塾) H 大熊 (松本工)
P-佃(広島商) 石橋(明徳義塾)
1回表(亜)
拓殖大の先発は佃投手
ガスから『度胸は一番あるんじゃないかな~』と聞いていましたが、悪天候にはそれこそ頼れるタイプかも。
1 [5] 藤岡 初球118Kストライク、2球目138Kライト前へクリーンヒットも、悪天候過ぎてシャッター切る際滑って雲撮っちゃって・・・良いヒットでしたのに。
2 [D] 井野川 初球バントも拙い腕で、ボッケボケ
とりあえず高めボールもナイスバント
送球乱れるもファーストナイスキャッチ
1アウト瞬足ランナー1塁も、盗塁とは雨が止まない限り縁遠い感じ・・・
3 [4] 北村 初球ちはサード正面でランナー進めず
4 [8] 中村(篤) 一球も振ることなく3-1から四球
5 [2] 嶺井 134Kセンターフライ
どんどん雨がひどくなり、このまま中断かもって思ってたのですが、決行!
老猫になったわたしには、小さなカメラのレンズ越しの白っぽい風景は、雨が邪魔してピントが合ってるのかないのかさっぱり分からず・・・
1回裏(拓)
亜細亜大の先発は九里投手
もしプロに行かれたら、地方球場では可能性のある雨模様の試合・・・予行練習ってとこかしら。
1 [7] 石内 体の大きな九里さんにとっては、踏ん張りきれず手探り状態も、なんとかフルカウントになり、8球目
打ち取った超ボテゴロは、3塁線切れてファールになるかも・・・ってのが、いつもの神宮
しかし、雨を吸ってるスポンジ状態の芝に転がった球は、
一気に勢い消して止まっちゃって内野安打
実はダッシュできないグラウンド状態だったので、捕りに行ってもアウトにできたかどうか?
2 [9] 村岡 0-1から
バントは、
投手も走者もダッシュ気を付けながら・・・送りバント成功
3 [5] 吉池 フルカウントからの8球目ボールで四球
4 [3] 高橋(弘) ストレートの四球
1アウト満塁
ここで中断
みんなでシート敷き
このまま中止だろうにゃ~と思うほどの雨模様
スコアボードには中断コメント
大チャンス拓大応援席もサッサと雨宿り・・・それくらい悪条件で、徐々に寒さも。
雨がまだ降っていましたが、試合開始
1アウト満塁で、強打者を迎えます
5 [D] 北條 1-2からの5球目叩き、
内野前進守備のセカンド正面も、強烈なゴロだったため好反応での捕球も、
球に勢いに圧されたように転がって、球もグラブからこぼれてしまい、その間に3塁ランナーホームイン
セカンド北村さんは、懸命に一つでもアウトをと、1塁へ送球しアウトに
2アウト2・3塁
6 [4] 鈴木(孝) 1-2から
ちょこんと上手く合わせて当てただけの打球が、サード後方レフト線沿いへ落ち、
2点タイムリーに
7 [8] 井田 初球セーフティーはファール、2球目ピッチャー右へのゴロは、
雨を含んだ芝で、いつものバウンドせずピッチャーエラーで出塁
8 [2] 杉原 初球一二塁間抜けそうだった強烈な打球に、ファースト遠藤さんが瞬時に反応し滑りながらナイスキャッチ
カバーのピッチャーにトスしてアウト
2回表(亜)
6 [3] 遠藤(雅) 1-1から
叩いた当たりはレフト方向へ飛び、一瞬レフトが追いついたかに見えるも、勢い余ってなのか行き過ぎちゃった?ような風景が繰り広げられ、2塁打に
7 [9] 中村(毅) 初球バントでランナー3塁へ
3点差も、堅実にまずは1点から!
8 [7] 水本 内野前進守備の中、2-2から
打ち取ったピッチャーゴロも、今度は拓大がその雨を吸った芝に足元掬われたかのように、
いつものバウンドせず、グラブをすり抜け、ユルっとセンターへ抜けていき、3塁ランナーホームインでまずは1点
9 [6] 長曽我部 じっくり見ていって四球
1アウト1・2塁
1 [5] 藤岡 足元不安定なはずも、佃さん丁寧且つ度胸見せつけ、初球140Kストライク、2球目高め空振り、3球目
117Kユルっと空振り三球三振
2 [D] 井野川 116Kボールの入りも空振り、1球はずし、2球目138k空振り、4球目
126K外空振り三振
佃さんも失点する中、慌てることなく抑えます
2回裏(拓)
9 [6] 今里 137Kストライクの入り、2球目
セーフティーバント
足元不安定でいつものダッシュできない中、打球も急激にスピード落とし、切れずに止まっちゃって・・・
もし、芝の状況を把握した上で行ったとすれば、自分の実力を過信していないチームのためになんとか出塁したい・・・そんな考えてのプレーと言えたと思います
1 [7] 石内 バントの構えで1-1後、バントファール・・・そのファール技術から、バスターの可能性が上がり、次の球バスターは
ピッチャーゴロも、芝の水分に勢い取られ
バウンドおかしく抜けてしまいましたが、ショートが素早いバックアップで
1塁送球間に合ってアウトに
2 [9] 村岡 0-1から打ち上げ
ファースフライ
再び雨が強くなってきたような・・・でも試合はそのまま
3 [5] 吉池 初球
重い球を感じさせるスライスしたファールゾーンへの小フライ
キャッチャー瞬時に好捕球
3回表(亜)
3 [4] 北村 1-0からショートフライ
4 [8] 中村(篤) 1-1から高め叩き、センター左中間へのフライ
5 [2] 嶺井 1-2からショートゴロは、ワンバウンド送球でアウトに
3回裏(拓)
4 [3] 高橋(弘) フルカウントから137Kライナー性も
センターへのフライ
5 [D] 北條 初球117k空振り、2球目強いファースト横を抜けそうな打球は、ファースト遠藤さんが好反応で捕球
カバーに送ってアウト
6 [4] 鈴木(孝) 2球目セカンドゴロは、グラブに入ったと思ったらこぼれ、
焦って拾いきれず投げられず・・・エラーで出塁
7 [8] 井田 1-2から135k強いファースト左へのゴロは、しっかり押さえ込んでアウトに
ここで一旦グラウンド整備
4回表(亜)
6 [3] 遠藤(雅) 初球バット折りながらも、
力でセンター前へ運び出塁
7 [9] 中村(毅) 初球バントはピッチャー前に
送りバント成功
8 [7] 水本 140K高めボール、115kストライク、3球目引っ張ってファーストゴロは、送球高くなるもジャンプ好捕球でアウトに
9 [6] 長曽我部 ランナー3塁に置いて、2-0から
あえてシングル叩く意識の打撃に見えたシャープなスイングで基本のセンター返しは
センター前へクリーンヒットのタイムリーに
1 [5] 藤岡 2球目
ランナースタート
盗塁失敗
バキが『こんな状態でよく走るよな~?』といった口が乾かぬうちに
『打者が藤岡くんだから、ここでチェンジになっても次の回1番から・・・もしかしたら、グラウンド状況を把握するためのお試し盗塁だったかも。』と、勝手に想像。
4回裏(拓)
8 [2] 杉原 フルカウントまで行くも、6球目打ち上げマウンド横も
サードが入って捕球・・・当然のようにピッチャーには捕らせません!
9 [6] 今里 2-2から
135k空振り三振
1 [7] 石内 1-1からつまってピッチャー右後方へ
セカンドダッシュ効かせ処理
5回表(亜)
1 [5] 藤岡 サードゴロも、いつものベース前でもう一度スピード上がる足で野手焦らせて悪送球で出塁
2 代打 原田 捉えた強烈な当たりも、
ファーストライナーで、ランナー還れずWプレー
原田さんは4年生で、長身のためファーストがお上手も後輩の成長のために守備固めとして控える今シーズン(ちなみにショートやセカンドもできるのである意味とっても重宝な選手)
しかし、この日のファースト遠藤さんの動きはとても良く、安心して最後まで任せられる・・・だからこそ細身もパンチ力ある原田さんを代打DH枠に入れることができたのだと思います。その采配は当たり、次の打席で証明されますが・・・
3 [4] 北村 1-0からショートゴロ
5回裏(拓)
2 [9] 村岡 1-2から
128K空振り三振
3 [5] 吉池 ポンポンとストライク、2-2から詰まった当たりは普通ならポテンヒットも、
九里さんの球が重かった分セカンドフライ
4 [3] 高橋(弘) 1-1から高~く打ち上げ
ショートフライ
雨も落ち着き始め・・・
5回終了しスコアボードに目をやった亜大マニアのバキ
『こんな天気だし、今日はもう無理かな~』
と、弱気に・・・
6回表(亜)
拓殖大の投手交代は石橋投手
4 [8] 中村(篤) 2-2から126Kファール、6球目
いつものHRスイングではないような出塁狙いのシャープな振りでセンター返しは、
センターへのクリーンヒット
5 [2] 嶺井 1塁線切れない
ナイスなバントで
ランナー2塁
6 [3] 遠藤(雅) 0-1から引っ張ってファーストゴロの間にランナー3塁へ
7 [9] 中村(毅) 初球ショートゴロ
ファーストナイス捕球
この回無失点も、地味ながらランナー3塁へ行かせる堅実な姿勢が見られます。
6回裏(拓)
5 [D] 北條 2-2からショートゴロは、
待つことなく捕ってすぐ送球の素早いいつもの好処理
6 [4] 鈴木(孝) 1-0から128K三塁線へのセーフティーバントは、
一瞬成功に見えるも、サード捕ってからが速く、強肩生かしサードゴロ
7 [8] 井田 0-1からショートゴロ
7回表(亜)
8 代打 板山 1-2からつまってライト手前のフライ
9 [6] 長曽我部 1球も振らずフルカウント後、積極的にカット、次
インハイ外れ四球
1 [5] 藤岡 3-0から3-2になり、6球目アシストっぽい
フルスイングの空振りの際、ランナースタートしており、
盗塁成功
2 [D] 原田 0-1から
快音耳にした瞬間HRを確信
打球はすごい速さでライトスタンドへ
守備固めの心配がなくなった遠藤さんの成長で、パワーヒッターの原田さんを打者として使うことができました。そんな中の逆転HRでした。
3 [4] 北村 1-1からセンターフライ
7回裏(拓)
8 [2] 杉原 初球124K空振り、2球目
捉えるも球の重さに打ち返した球の速度落ち、セカンド上へのライナーは、セカンド捕球か!?の当たりもわずかに及ばず・・・
一瞬ライト&センターがかたまり、
なぜか右中間コロコロ抜けちゃっての2塁打
9 [6] 今里 初球バントはキャッチャー前
瞬時に3塁へ送球
余裕のアウトに
1 [7] 石内 1-0からストライクの時、大きくランナーリードしており、1塁へ捕手から送球
ギリセーフ
2-1からボールも
大きくはずし、ランナースタートも、
2塁へ送球
ランナー挟まれアウト
もしかしたら、あえて遅いスタートで、好捕手と見て1塁に送球させて、2塁へ躊躇なく走塁を目論んでいたのかもしれません
しかし、人間勢いとは逆の方向転換はしにくいものなので、もし1塁へもどる方が距離的に短くても2塁送球してから1塁へ送球しても間に合うので、あえて嶺井捕手は慌てず2塁送球された気もします。
結局四球
急に日差しが差し込んできて、守備サングラス着用
2 [9] 村岡 0-1からセカンド手前のフライは、セカンド北村さんが『△※◎♯◇・・・』なんか叫んで捕球・・・なんて言っているかはわかりませんでしたが、“捕る”って意思表示はよ~く伝わってきました
8回表(亜)
4 [8] 中村(篤) 初球HRスイングでファール、2球目
HRスイングで
ライトにホームラン
ロースコアにも持ち込むと強い相手に対し、もう一点欲しいところでのHRは大きいです
5 [2] 嶺井 3-0からフルカウント、6球目バットの先で左中間飛ばすも
レフトフライ
6 [3] 遠藤(雅) フルカウントから四球
7 [9] 中村(毅) 1-2から
右中間手前のセンターフライ
8 [7] 池知 1-2から
レフト線への打球は、
レフトあっちゃこっちゃしているうちに
頭を越され2塁打に
2アウト2・3塁
9 [6] 長曽我部 3-1から左中間寄りレフト手前のフライ
8回裏(拓)
拓大は3番からの大チャンス!
3 [5] 吉池 2ナッシングから
捉えた当たりも、
ライト線寄り手前へのライナーに駆け込みながらの好捕球でアウトに
4 [3] 高橋(弘) 1-1から
上手く捉えたかに見えるも、
ショート右へのライナーは、
ショートが素早い移動でのライナー捕球
5 [D] 北條 初球100K叩き、
左中間手前へのヒット
6 [4] 鈴木(孝) 初球123K
セカンドゴロ
9回表(亜)
1 [5] 藤岡 1-2から
140k捉えた当たりは
低空ライナーでライト右への強い当たりのヒット
2 [D] 原田 HRのあとも、
ここはきっちりバントでランナー進めます
3 [4] 北村 1-2からの6球目
139K空振り三振
4 [8] 中村(篤) 0-1から129Kセカンドゴロ
9回裏(拓)
7 [8] 井田 2-1から
左中間手前に落ちるも、
コロコロ抜けて、打者走者一気に3塁へ走って、
なんと三塁打に
8 [2] 杉原 3-1から
捉えた一二塁間への当たりは、一瞬ライトに抜けたかと思ったのですが、
ファースト遠藤さんのグラブに収まっており、打球が強烈だった分三塁ランナーはそのままに
9 代打 大熊 2-2から打ち上げ
ファーストフライ
1 [7] 石内 ポンポンとストライクを入れ、1-2から
124K空振り三振で試合終了に
正直こんな天候では絶対中止だと思っていました。
悪条件の中、お疲れ様でした。
後半は日差しも出て・・・
昨年までの亜大は、リードされると次の2試合に目が行っていた気がしますが、今シーズンはひっくり返す力が備わった気がします。
拓大は、杉原さんの打撃の成長がめざましいと・・・
上級生に気を遣いながらのリードだと思いますが、きっと4年生になった時には、浦さん(現JFE西日本)のような素敵な捕手さんになられてると思います。
試合結果 亜細亜大5対3拓殖大