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ヒットエンドにゃんEX
nekoumeume.exblog.jp
2013年 02月 04日
1キロ8分の女
俺ガス

東京はこのところの日曜日は、晴れの日が多い
東都リーグの選手たちは、今頃練習がんばってることだろう 

我が家のおにゃじも、東都の選手たちに負けないよう“走る”ことを頑張らねば!と、昨日も朝から計画を立て走りに・・・





まず、6時半に“ランドリ”を見て、ランユニに着替え、俺をナデナデしたあと、十分体操してから出発
    水分だけで、食事はとらず・・・

実は、先日見つけたハードなクラブ“多摩川クラブ”の練習メニューの中に、『腹ぺこ30K走』というものを見つけた
要項には・・・

多摩川クラブ30キロペース走 要項
●対象     フルマラソンの記録を伸ばしたい方
        ハーフマラソン派でスタミナをつけたい方
        ウルトラマラソン派でスピードをつけたい方
        皆でゆっくりじっくり楽しく調整走したい方


俺(おにゃじはフルマラソンの記録を伸ばしたい人だからOKも、妻・バキはゆっくりじっくり“楽しく”ではなく“楽”をしたい人だからこの時点で対象外)

●ペース設定
    ※()内フルマラソン換算タイム
  SSグループ キロ3分50秒 5キロ当たり19分10 秒(2時間41分45秒ペース)
  Sグループ  キロ4分00秒 5キロ当たり20分00 秒(2時間48分47秒ペース)
  Aグループ  キロ4分16秒 5キロ当たり21分20秒(3時間ペース)
  Bグループ  キロ4分37秒 5キロ当たり23分05秒(3時間15分ペース)
  Cグループ  キロ4分59秒 5キロ当たり24分55秒(3時間30分ペース)
  Dグループ  キロ5分20秒 5キロ当たり26分20秒(3時間45分ペース)
  Eグループ  キロ5分41秒 5キロ当たり28分25秒(4時間ペース)
  Fグループ  キロ6分00秒 5キロ当たり30分00秒(4時間12分ペース)
  Gグループ  キロ6分20秒
  他キロ7分以下、参加者同士で自由にグルーピング


俺(おにゃじは希望はCグループも、実力から言うとDグループである。バキは8分だから・・・グループには入れてもらえない)

■30キロペース走 フルマラソンへの応用
《30キロという距離》
一般的に、30キロの走行距離を超えると、体内グリコーゲンが枯渇し、エネルギー源が脂肪主体に切り替わります。
調度グリコーゲンが枯渇したところなので、ペース走後のグリコーゲン貯蔵能力、カーボローディング効果が高まります。
脂肪はエネルギーに変換しにくいので、脂肪エネルギー主体の状態は苦痛を伴いやすく、筋肉を破壊してエネルギーとし、乳酸がたまりやすくなり、
蓄積疲労が大きくなり、ケガをしやすい状態になってしまいます。
30キロで距離を打ち止めることによって、比較的少ない疲労状態で、翌日以降、他トレーニングや30キロ走の回数を重ねるのが、効率的なマラソントレーニングと言われています。


●腹ペコ30キロ
当日、水分以外何も口にせず、低血糖状態で20キロから30キロ走りきる。
エネルギー源が脂肪主体になるので、脂肪分解能力が高まり、フルマラソンの後半の耐性が高まる。
非常に苦しい、ペースの上がらないトレーニングであり、低血糖状態が極端化すると、ハンガーノックになって動けなくなるリスクがあるので、補助食を携行するか、人気のあるところで行って下さい。


腹ペコ30Kを参考に、この日水分以外は取らず走りに行ったおにゃじ
予定では、別府大分マラソン(TV)が始まるまでに帰宅・・・

妻・バキだが、一緒にランドリは見るものの、一向に動く気配がない!
口では『私も走ろっかな~』とは言ってはいたが、おにゃじが出かけると、当たり前のようにしっかり朝食を取る

ユルユルしながら9時を回ると、渋々動き出した
バキ、走るらし・・・
今日はおにゃじではなく、バキにくっついていくことにした

ラジオと水と小銭と携帯電話を持って、首にはセガサミーのタオルを巻いて、いざ出発もキロ8分ペースのやる気なさそうな走り

2K先の蘆花公園に到着
バキのペースはそれほど変わらず、気持ちよくランナーに次々と抜かれていく
フットワーク軽く、背筋を伸ばし、リズミカルに抜いていくランナーを見ると、一瞬だが真似をする
どんどん離れていくが、フォームだけ意識して走れるらしい・・・一向に速くはならないが。
3周目に入ると、バキ特有の“顔に血液が集結!”状態になり、頭がガンガンしてくるらしい
ここでやめようかな~と思ったらしいが、悩んでいる間に4周目に入っていた・・・
入ったところで
  『おい♪』
と後ろから声がした
振り向くとそこにはおにゃじ♪
おにゃじは16周目に突入しながら、どんどん先へ・・・
久しぶりにおにゃじの走ってる後ろ姿を見ると、下半身は柔らかい動きになっていた。
上達してるんだにゃ~と関心も、バキはどんどん離れていくおにゃじの背を見ながら、
  『妻が走ってるのに、振り向きもしやしない!』
と、ブーたれて鈍足な走りを続ける

4周目が終了する頃、ラジオからチャゲ&飛鳥の“万里の河”がリクエストされていた
懐かしさからつい(もう一周♪)と、バキは5周目突入!

バキは万里の河の出だしを忘れていた・・・
  “遠く 遠く
      どこまでも遠~く♪ ”

バキ『勘弁してよ、(5周目)入ったとたん“遠い”って・・・』

  “どれだけ待てばいいのですか、
           ああ届かぬ愛を~♪ ”

バキ『愛なんていらないから、早く来てくれゴール~』

バキにとって懐かしい曲になるはずだったが、単なる苦痛の曲になっていたらしい

5周終わる頃、どこからどう見ても“70過ぎの女性”に抜かれた
情けなさからもう一周まわることにした
ちょうど安住アナのラジオがおもしろすぎて、走りながら笑いを堪えながらもにやけて走っていた。
気分転換にはいいかも・・・
水を飲む瞬間、ラジオから爆笑話が・・・
        当然、口から水が吹き出た!
ちょうど周りには人がいなくてよかったが、傍から見ると気持ち悪いおばさんになっていたことだろう

あと400mくらいのところで、向かいからおにゃじがこちらに向かってくるではないか
そして『たこ焼き売ってるよ~♪』と・・・
その瞬間、バキのスピードが上がった!
 俺(だったら、もっと速く走れよ~)
そして小銭をおにゃじに手渡した♪

6周走り終えたバキは、

 『たこ焼き、エイドね♪』

と・・・たった10k位でエイド(栄養補給)って?
俺もおにゃじも(大して走ってないだろう?)と思ったが、口には出さなかった

たこ焼き5分待ち
園内で女の子が歌っていた
それに合わせ、バキとおにゃじはたこ焼きが焼けるまで体操♪

たこ焼きを食べ終わると、おにゃじは自転車で帰宅
バキは再び2Kの帰り道を走る

そして帰宅後昼食をガンガン食べて、別府大分マラソン大会
川内選手と中本選手のデッドヒートを楽しんだ
2人のデッドヒートを見ながら計算してみた
バキが蘆花公園一周すると、2人に2回抜かされていく・・・

別府大分マラソンを見ながら偉そうなことを解説していたバキは、いまだK8分ペースの女なのである
by fujiki-seki | 2013-02-04 10:39 | ガス文庫2《俺は知ってる》
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