俺ガス
いつものように朝3時ころ、缶詰&お湯の要求を飼い主バキに訴え掛ける
その時、外から雨音がしていた・・・気がしたが。
いつしか音がなくなるも、外に日差しは無いようだ。
これまたいつものように
『おにゃじ~、太陽出してくれ~』
と、鳴いて訴える。
するとおにゃじ(飼い主の夫)から
『今日は太陽無理!雪だから・・・』
と返されたのだが、そのおにゃじの言葉を聞き逃さなかったバキが
『ガス雪見せてあげる~♪』
と・・・嫌~な予感。
雪といえば、昨年1月日にベランダに出され、寒い中
“2012年の雪”
を、震えながら見せられたような・・・でも、猫だからはっきり覚えてない
予感的中!
クッションごとベランダに出された俺
オイオイ、何するんだよ~!
ふと俺の視野に
“白いふわふわ”が入ってきた
なんだ?
ベランダの外に見上げると、空から優しく舞い降りてくるようなふわふわのやつ
あっ、雪♪
ベランダから見える木の葉は
表は白地、裏は緑のデザインのようで、きれいだ
・・・が、寒すぎるぞ!
笑いながら
『ガス、雪舞ってるよ~、去年より大きいから楽しいでしょう♪』
と、飼い主バキは言うが
俺(楽しいわけがない!寒いから早く部屋に入れてほしいだけだ!)
そんな俺の気持ちを察してか、おにゃじが
『もう入れてあげなよ、ガス寒がってるから・・・』
と、助け舟を出してくれた
やっと部屋に戻れた俺は、グレの小部屋(おコタ)に直行!
デ~ンと真ん中に寝ているグレのご機嫌を取りながら
おじゃましま~す♪とそっと入り
静かに猫っぽく佇む
雪国のお外のにゃんこは、いったいどこで暖をとるのだろう?
東京のにゃんこも、寒くも雨がなく喉もカラカラだろうに・・・雨どころか、雪になるとは。
厳しい自然に加え、人工的な厳しさがお外のにゃんこの生きるすべを剥ぎ取っていることは知っている
雪が溶けて、暖かさを運んできました~♪
と、歌える日が早く来てくれ・・・