俺ガス
おにゃじの猫友から年賀状が来た
昨年の年賀状は芸術的年賀状だったが、今年はそこに
“ニャンコ好き”オーラ
いっぱいの年賀状になっていた
写真のにゃんこは、
フクちゃんという若~い男の子だ
5パターンの表情が載っている
にゃんこの飼い主の典型的感情として、“これもあれも・・・”と、撮った写真はすべて可愛いらしい
そして、飼い主にはその一枚一枚が意味ある表情に感じ、ますます愛おしくなるらしい
世間で売られているポストカードなどの表情も可愛いが、一緒に時を重ねた飼い主には、“ちょっと変顔”や、心許した“あくび寸前”の表情がまた良いと聞く・・・
これは飼い主と飼いにゃんこが心通じている場合である
ちなみに俺は、飼い主バキと心通じているとは今も思っていない!
写真を撮ってくれるのはいいが、その腕の無さに加え、俺や飼い主の夫であるおにゃじが
『なかなか可愛く撮れてる』
と思った写真は、即却下される!
上手く可愛いく撮れたな~と自分なりに思うも、
『可愛いガス撮ったって、何にも面白くな~い』
と言って、その場ですぐ消してしまう飼い主バキ
俺のことをなんだと思っているんだ!
フクちゃんのパパはカメラマン
その上、にゃんこへの愛情は半端じゃないらしい
フクちゃん、この度モデルデビューしたとか・・・
華やかなニャン生を歩み始めたのだ♪
俺はそこまで望まない
フクちゃんのパパのように、美しく楽しく、そして愛情が浮き出てくるような写真を撮って欲しいなど・・・贅沢は言わない
ただ、もう少し・・・
にゃんことして見て欲しい。。。
あくびをした時、指を突っ込まないでくれ
肉球と肉球の間を“マッサージ”と言いながらゴシゴシしてくれるのはいいが、その流れでいつしか“ぷにょぷにょ”するのはやめてくれ
左右の耳を引っ張りながら中央に寄せ『ガスうさぎ~♪』とかするのは勘弁!
まだまだあるが・・・
トイレで大をしたあと、“痔”なのでティッシュで“キュッ!”とお尻の穴にお肉を押し込んでくれるのはありがたい(俺もそのつもりでトイレする前に予告鳴きする)。しかし、そのあと
『痔だしね~♪』
と、おにゃじやグレに大きな声で伝えようとする。
そのデリカシーの無さを何とかしてくれ~!
また今年も、飼い主との戦いが待っている気がする・・・俺ガス・12歳のサバトラ