6月3日 神宮球場
明治安田生命対セがサミー
最後まで諦めない男 宮川翔太
こんにちは わたしグレ♪
東都では入替戦の真っ最中!
国士舘大が1部から2部に落ちた時、レフトには宮川翔太という魅力的な選手がおりました。
勝負は時として残酷です
しかし、記憶に残る熱く素晴しいプレーで、両チームのナインには頑張っていただきたい。
そんな願いをこめて・・・
國學院大・日本大の選手達に贈りたい今日の記事
試合結果 明治安田生命5対2セガサミー
明治安田生命
1[D]荒川(東海大)
2[4]米丸(仏教大)
3[3]本田(早稲田大)
4[9]加藤(東海大)
5[8]増野(帝京大)
6[6]木内(同志社大)
7[7]宮川(国士舘大)東都
8[5]森川(仏教大)
9[2]佐藤(中央大)東都
P-松山(中央大)東都
セガサミー
1[D]川端(立命館大)
2[7]安井(同志社大)
3[4]宮崎(日本文理大)
4[3]十九浦(東洋大)・東都
5[8]赤堀(立正大)・東都
6[9]照屋(亜細亜大)・東都
7[5]谷澤(仏教大)
8[2]乗換(立命館大) H澤良木(日本文理大)
9[6]宮之原(東海大)
P-大山(亜細亜)東都 上津原(青学大)東都
木村佳(神奈川大) 木村宜(東北福祉大)
試合前の喜び♪
スタメンになんと宮川さんの名が・・・
得意のレフトでの出場も喜ばしい
実は東都リーグ時代は、1部から2部にチームは落ちるも、当時の国士舘大野手陣に関しては、つぶぞろいのチームでした。
投手さえいれば・・・1部優勝も可能なくらい
その時のメンバーの一人で、東都1部レフトとしてダントツナンバー1の選手が宮川外野手でした。
捕球だけではなく、位置取りもよく、アウトをとる意欲が人一倍強く、インプレー中の集中力も凄かった選手
個性は強かったのですが、どこまでも勝ちにこだわるその姿に魅了され続けました。
正直、プロに行っても良いと思っていた選手でしたし、もし1部残留だったなら、社会人野球なら今頃強豪チームに所属し即スタメンでの出場は容易に想像が付く位・・・
社会人になると、試合前のノックに向かう際、コーチに“おいでおいで”され球拾いからのスタートに。
大田スタジアムで見た時は、まだ控で代走だったり・・・
しかし、そこから短期間で這い上がってきたのだと、この日つくづく実感しました
そして、以前の明治安田生命とは全く印象の違うチームになっていた気がします
1回表(明)
セガサミーの先発は大山投手
1[D]荒川 初球144Kストライクの入り、1-2から
ライトへ飛ばされヒットを許します
2[4]米丸 1-1から
ピッチャー前にバントした打球は
小フライになり、ランナー戻るも
ワンバン捕球で、
ピッチャー2塁に送球し
フォースアウト
ただ、1塁送球し、そこから2塁へ送球しても、一旦1塁へランナーが戻ってからのスタートなので、タッチプレーも余裕でアウトを取れそうに見えました
3[3]本田 0-1から
詰まらせ折れたバットと共にサード方向へ
サードユルライナー
4[9]加藤 初球147Kストライク
このとき、ちょっと驚きが・・・神宮球場は球速が速く出ます。それでもコントロール投手の大山さんがボールではなく、ストライクで147Kマークは喜びのおどろき!
0-2からの4球目ランナースタートし、あえて外したようで、
タイミングは待ち構えての余裕のアウトも
立ち居地が後ろ過ぎてタッチ甘くセーフに
ガンガンファールで粘り、
一二塁間頭上を上手く越して行くかと思った当たりでしたが、
セカンドがキャッチ
1回裏(セ)
明治安田生命の先発は松山投手
中大ってことなので、東都出身なのね♪
1[D]川端 1-0からファーストゴロ
2[7]安井 0-1からピッチャー右へライナー飛ばすも、
松山投手の素早い好反応での
逆シングルキャッチでピッチャーライナー
この瞬発力は、まぐれか本物か?
3[4]宮崎 1-0から右中間センター寄り深くに飛ばすも、
センターがランニングキャッチ
2回表(明)
5[8]増野 0-1から三遊間へのショートゴロも、ファースト捕球弾いてエラーで出塁(記録は内野安打)
6[6]木内 1-0からバスターエンドランは、
ピッチャーゴロ
すぐさま2塁へ送球しようとすると
入ってないー!・・・2塁には誰もおらず、
仕方なく1塁へ送球
ランナー1塁と2塁では、大きな違いにわたしには思いますが・・・
このワンプレーに係わらず、2日連続観戦していると、セガサミーの捕球以外での連係や守備取りなど、課題が浮き彫りになってきます
7[7]宮川 ランナー2塁で、無理やり引っ張ってのファーストゴロは、国士舘お約束の『抜ければヒット、最悪でも進塁打』で次に託します
8[5]森川 ランナー3塁に置いて飛ばすもセンターフライ
得点には繋がりませんでしたが、自チームの能力にあった良い形のベンチ策にみえます
2回裏(セ)
4[3]十九浦 2-0からファールでカウント2-2にしてから、5球目
128Kユルッと空振り三振
5[8]赤堀 0-1から131Kピッチャー右への打球をまたしても好反応で、
逆シングルキャッチし、ピッチャーゴロに
まぐれではなく、この反応の良さは本物だったようです
6[9]照屋 1-1から
バックスクリーン右へ飛ばし、
打球を見届けることなく、しっかり走って3塁打に
7[5]谷澤 一球もふらず3-2になって、6球目138K叩き、打球はレフトフェンスまで飛ぶも、
宮川さんの守備範囲
3回表(明)
9[2]佐藤 2-2から
120K逆方向三遊間を抜き
レフト前ヒットに
1[D]荒川 1-0からエンドランは、
叩きつけた大きなバウンドの当たりで、
サードが捕球も内野安打に
2[4]米丸 ランナー1・2塁で初球バントし、ランナー2・3塁に
ちょっと不思議だったのは、亜細亜出身のはずの投手なのに、こんなに簡単にバントをさせていいのかな?と・・・どんな打者なのかを考えると、捕手もまずはインハイ要求かと思ったのですが、全くバント失敗させようという意識が見られませんでした。
3[3]本田 中間守備の中、初球打ってファーストファールフライ・・・相手も、せっかくのチャンスをヒットでしか得点を考えていないようなスイングで、残念に感じました。
4[9]加藤 前打席では、セカンドライナーもかなり粘られ上手く合わせられたので、1塁が空いているということで、早いカウントからのストライクを安易に入れようとすることは避け、四球覚悟の攻め方をしたいところ・・・
1-1から
レフトへ叩き、2点タイムリー2塁打に
5[8]増野 1-2からレフトフライ
この回2得点を上げた明治安田生命
大山投手のストレート、なかなかよく見え、ついその球をストライクで投げさせたかったのかな?と思うしかないようです
3回裏(セ)
8[2]乗換 2-2から外に大きく外します
そして3-2からその前の球より内に入れるも、ボール球・・・138K迎えに行くように
外ボール球を空振り三振
この三振をとる手法は、日大の柴原さんのリードの仕方で覚えました。
9[6]宮之原 3-2から内に構えて外のボールを振らせようとするも、一瞬反応しながら我慢して四球を選びます
1[D]川端 初球打ち上げセンター手前のフライ
2[7]安井 初球空振り際ランナースタート
盗塁成功
ランナー2塁に置いて、ライトに飛ばすも、
フェンス前で捕球
4回表(明)
6[6]木内 2-2からセカンドゴロ
7[7]宮川 1-0から
亜大の投手から、
亜大のライトの頭を越すライトフェンス直撃の打球に、
当然国士舘野球らしく一気に2塁を蹴って
3塁へ突進!
3塁打に
8[5]森川 2-1からの空振りで犠牲フライ打ち打撃一点と読み、次の外低めで
空振り三振に・・・ここで3塁ランナーが仕掛けの好きな国士舘出身の宮川さんだったので、叩きつけるゴロゴーのサインに変えていたならば、ちょっと面白かった気がします。
ここで投手交代は上津原投手
大山投手はここで交代も、この日の彼の球を見てスカウトの方々の評価は落ちることはないと思います。もし評価を落とすなら、そのスカウトさんはなんちゃってスカウトさんだわ!
9[2]佐藤 2アウトで、投手回途中交代の初球はプロでも振ってくる確率が高いので、社会人ならここはまず初球様子見・・・って、初球バット折りながらの打ち取り気味も、サードの後方へのヒットに
サード本職なら、バックしての捕球チャレンジも、捕手が本職のサードさんなので、ちょっと慣れない感覚みたいです
1[D]荒川 1-2からランナースタート
送球届かず&捕球するほうももう少しベース上側に立たないとアウトは無理!で盗塁成功
そして2-2からの6球目
ライトへのタイムリー2塁打
2[4]米丸 2-2から引っ掛けファーストゴロ
4回裏(セ)
3[4]宮崎 強く叩くもショートゴロ
4[3]十九浦 2-2からファールで粘るもボール球を叩いてサードゴロ
5[8]赤堀 1-1から芯で捉えたー!
と思ったら、
超好反応で松山投手のグラブが打球を捕獲していました
その素晴しい反応の速さに、東都時代はどんなフィールディングをされてた方だったのかしら?と、興味が沸きます
5回表(明)
投手交代は木村佳投手
3[3]本田 2-2から三遊間へのサードゴロ
4[9]加藤 3-2から120K
センターへヒット
5[8]増野 2-2からエンドラン(ランエンド?)はサードゴロで、ランナー2塁に
6[6]木内 ストレートの四球
7[7]宮川 1-1から117K打ち上げた打球は、センター赤堀さんが捕球
5回裏(セ)
6[9]照屋 0-1から
セカンド頭上を通過しての
ライトへの
クリーンヒット
7[5]谷澤 3-2からの7球目選んで四球
ノーアウト1・2塁
ここで投手交代・・・え?あの上村投手?
そう、中大出身の社会人2年生の上村さん
大学時代はほとんど公式戦では見てませんので、正直よくわかりません
8[2]乗換 2-0から
バントでランナー2塁
1アウト2・3塁
9[6]宮之原 1-2から
外ボールを空振り三振
1[D]川端 1-2から
外ボールを空振り三振
6回表(明)
8[5]森川 なかなか130K台がこずもカットカット・・・やっと134Kもファールし、次121K外れ四球
9[2]佐藤 初球1塁線へのバントでランナー2塁へ
1[D]荒川 100~110K台一球も振ることなく四球
2[4]米丸 1-1から
ファースト正面併殺コース
あ゛~!トンネルー!
タイムリーエラーになり、1塁ランナーは3塁へ
2アウト1・3塁
3[3]本田 0-1からランナースタート切るのが速く、
一二塁間挟まれ
アウト
ランナーがもっと逃げれば、3塁ランナーホームを狙えたかも・・・
106Kユルッと空振り三振
6回裏(セ)
2[7]安井 1-1から一二塁間セカンドゴロ
弾いてエラーで出塁
3[4]宮崎 1-1から
レフトへ大きな打球が飛んで行きます
その瞬間もしや!
出たー!懐かしの激しい
“宮川フェンスよじ登り~♪ ”
2ランHRがレフトに飛んだことが、こんなにうれしいとは・・・宮川さんの『捕れるものなら捕ってやろう!』という、以前と変わらない泥臭いガッツなお姿にうれし涙も
4[3]十九浦 初球
ライトへ2塁打
5[8]赤堀 ランナー2塁で、打球はライトへのフライ
少々足遅めの十九浦さんが3塁へタッチアップ
送球山なりが気になりました
宮川さんはこの送球を見てどう思われてたかしら?彼のいたチームで、こんな送球をしたら打っていても即交代!良い選手も、2部ということで大学で野球を断念した仲間を見てきた彼には、はがゆかった送球かも・・・
6[9]照屋 ライトファールフライ
前の送球を見ている限り、
捕球体勢も崩れているので、普通タッチアップするかと思いきや、
3塁ランナー十九浦さん、タッチアップせず
7[5]谷澤 1-1からショートゴロ
待って捕るためギリギリのアウトになってました・・・俊足だったらセーフになっちゃいますよ~
7回表(明)
4[9]加藤 2-1からピッチャー左へのボテボテのピッチャーゴロ サードが出て来て捕球も当然内野安打・・・ピッチャーが捕球しないとなかなかアウトになりません
ピッチャーのフィールディングは自分を助ける武器なので、絶対練習して身につけたほうが得だと思います。
5[8]増野 初球バントでランナー2塁へ
6[6]木内 2-0から
ライト線入ったかー!?の強烈なライナーでしたが、
ギリギリファール
ついもう一回って気分で振って、ファーストゴロは、トンネルしないよう、
全身グラブにしてガッツリ止めます
7[7]宮川 1-0からセカンドゴロ
7回裏(セ)
8[2]乗換 初球140Kショートゴロ
9[6]宮之原 ファールとボール球での3-2から8球目131K低め見逃し三振
1[D]川端 初球打ちはライトフライ
8回表(明)
8[5]森川 120K初球打ちはセンターフライ
9[2]佐藤 1-1から
捉えたレフト前へのライナーに対し、
レフト頑張って突っ込むも捕球できませんでしたが、後ろには逸らさずシングル
セガサミーの外野陣の守備は安定しています♪
1[D]荒川 1-1から連続ファール合わせ、5球目
きっちり捉えてライナーで
センター前へのクリーンヒット
1アウト1・2塁
2[4]米丸 1-1から
ピッチャー左へのゴロをファーストが捕球
カバーのピッチャーにトスしてギリギリアウト
2アウト2・3塁
ここで投手交代は木村宜投手
3[3]本田 2-2から
113K外を空振り三振
8回裏(セ)
2[7]安井 3-2からセンターに抜けそうな当たりも、セカンドがベース側の良いところに守っており、セカンドゴロに
3[4]宮崎 1-1から109Kセンター定位置のフライ
4[3]十九浦 1-2からの6球目ファースト低空ライナー
ナイスキャッチ
9回表(明)
4[9]加藤 140K前半で2-2にした5球目115K外で空振り三振
5[8]増野 1-2からライトファールゾーン手前への打球も、
ライトから照屋さんが一気に駆け込んで
ナイスキャッチのファインプレー
6[6]木内 142~149Kで攻め1-2からの5球目129K落として空振り三振に
9回裏(セ)
センターのお兄さんが、レフトの宮川くんの肩に腕を回し何やら・・・
わたし『新人宮川さんをよろしくニャン♪』
5[8]赤堀 右中間手前もライトフライ
6[9]照屋 捉えたファースト左へのライナーも、好守備に阻まれ、
ナイスなファーストライナー
7[5]谷澤 初球
三遊間ぬけ、
レフト前へのヒット
同じような当たりは、大学時代ショート西川さん・サード今江さんがいつも捕球し、抜けると『ゴロは捕れ!』の意思表示がレフトから送られておりました。
宮川さんは社会人になって、やっと自分の前にいた内野陣の上手さを肌で知ったのではないでしょうか?
8代打澤良木 1-2から
空振り三振で
明治生命が東京第二代表決定
その時レフトでは・・・
宮川さんもよろこんで♪
最後に勝利の輪にたどり着きました
宮川さん、都市対抗頑張ってニャン♪
セガサミーですが、第三代表をかけての東京ガスとの戦いが次に・・・観戦記はまた後日