4月3日 神宮球場にて
東洋大対中央大 東都大学野球1部
肩はそれほど強いようには見えず、その上2塁への送球も雑で、走られ捲くるイメージ強く・・・
後逸もいつものこと。。。
ランナーが3塁に居ると、後逸が怖くてストレートを多投させ、結局狙い打ち
そんな捕手を、どんなに中立に観ようとしても無理な話であった
そんな捕手が、今シーズンも正捕手になって登場
4月1日~4月3日の東洋大相手の3連戦
後逸してもおかしくないはずの球は全てとめ、盗塁の際は野手が捕り易い所へきっちり送球、何より相手打者をとことん研究していたような配球が目を引いた
『こんなに良い捕手が居たのに、なぜいままで現れなかったのか?』そんな言葉を投げかけたかった
ランナーが3塁に居ても、低めの変化球を要求し、投手も安心してそこに投げきっていた
当然島袋投手の投球も素晴しかったが、この東洋大対中央大の3連戦の中で、わたしの一番のヒーローは
飯田大祐捕手☆ナイスストップ♪
こんにちは わたしグレ(キジトラの猫)♪
今日は、東洋大対中央大の3戦目です
東洋大
1 [9] 緒方 (PL学園) 9 竹田 (明大中野)
2 [4] 坂本 (浦和学院) H 木村 (愛工大名電)
3 [D] 佐藤(秀) (帝京) RD 濱田 (浦和学院)
4 [3]5 戸田 (前橋工)
5 [8] 黒川 (桐生第一) H8 高島 (桐蔭学園) H 藤本 (PL学園)
6 [7] 山口 (PL学園)
7 [6] 藤井(史) (東洋大姫路) H3 酒井(亮) (埼玉栄)
8 [2] 岡 (日大三)
9 [5] 森(椋) (東亜学園) 6 山崎(将) (浦和学院) H6 谷澤 (鷲宮)
P-佐藤(翔)(東洋大姫路) 藤田(浜田) 長谷川(常葉橘)
阿部(浦和学院) 増渕(鷲宮)
中央大
1 [8]9 影山 (桐蔭学園)
2 [4] 西銘 (沖縄尚学)
3 [D] 上嶋 (常葉菊川) HD 茂垣 (水戸桜ノ牧)
4 [3] 二十八 (岩国)
5 [5] 島田 (常総学院)
6 [2] 飯田 (常総学院)
7 [6] 羽山 (静岡商業)
8 [9]7 神里 (糸満)
9 [7] 石川 (浦和学院) H8 福田 (習志野)
P島袋(興南) 鍵谷(北海)
1回表(東)
中央大の先発は島袋投手 延長15回を完投した日から中1日での先発・・・この日こそ、本当の強さがわかるのかもしれません
1 [9] 緒方 高~く上げた
ショート後方へのフライ
2 [4] 坂本 初球ストライクを見逃すも、2球連続ファールで合わせ、4球目
きっちりレフト前へヒット
3 [D] 佐藤(秀) 122K見逃し、127K空振り、そして3球目
144Kインコース空振り三球三振
4 [3]5 戸田 1-1からランナースタート
飯田捕手からの良いコースへの送球でランナーアウト
1回裏(中)
東洋大の先発は前日9回完投勝利の佐藤翔投手
1 [8]9 影山 初球ボールは見送るも、2球ボール球に手を出しファールし、1-2に
4球目低めボールを空振り三振
2 [4] 西銘 初球ボール球は見送るも、2球目インコース低めボールを空振りし、3球目二遊間への強い当たりを放つも、
一二塁間に意識があるはずのセカンド坂本さんが、
飛びつくことなく瞬時に足で移動しながら好捕球
3 [D] 上嶋 緩急付け、上下に投げ分けるも、しっかり見極め際どい球はカットしながら四球を選びます
4 [3] 二十八 2-1から高めボールに手を出し空振りするも、
次の5球目の141Kを三遊間に強く飛ばし、レフトへのヒット
5 [5] 島田 1-1から
ピッチャー返しはセンターへ抜け、2塁ランナー一気にホームを目指すも、
センターの黒川さんから速い返球があり、
ベース前でタッチアウトで得点ならず
2回表(東)
4 [3]5 戸田 2-2からファールで粘るも、7球目
145K空振り三振
5 [8] 黒川 初球138Kファール、2球目116Kストライク、3球目
143K外の高めを空振り三振
6 [7] 山口 1-0から打たされライトフライ
2回裏(中)
6 [2] 飯田 3-1からショートゴロ
7 [6] 羽山 1-2から
二遊間へのセンターへ抜けると思った緩い打球に、
セカンド坂本さんが追いつきますが、
送球間に合わず内野安打に
8 [9]7 神里 エンドランで打球は
ピッチャー返しのセンターへのヒット
サードへの送球は、
サード捕球できず、その間に打者走者は2塁へ
1アウト2・3塁
ここで投手交代
藤田投手
9 [7] 石川 1-0から飛ばすの特大ライトファールフライも、スイング大きいままで1-1から引っ掛けセカンドゴロ
内野前進守備の中、ホーム送球はアウト
1 [8]9 影山 1-2からの5球目
130K空振り三振
この回チャンスも得点ならず・・・しかし、ただヒットを待つより、打ち上げずゴーゴロなど、ヒットにこだわらず何とか得点しようという意識は伝わってきました
3回表(東)
7 [6] 藤井(史) 0-2からピッチャー返しの打球が、ピッチャーのグラブを弾くも、ショートがバックアップに入り、送球少々乱れるもアウトに
8 [2] 岡 初球出塁 打者は動いていないのでよくわからず・・・
もしかしてデッドボール?
9 [5] 森(椋) 初球136Kファールし、2球目121K見逃し、0-2から
126K外角低めに空振り三振
1 [9] 緒方 2-2から
バット止めるもコース決まって143K見逃し三振
3回裏(中)
2 [4] 西銘 2-2までバット振らず、5球目120K落とされ空振り三振
3 [D] 上嶋 0-1から強振せず、上手く合わせて三遊間を割るレフト前ヒット
4 [3] 二十八 2-2から
叩いた打球はレフト前へのフライも、
前に出て捕球しようか、ワンバウンド捕球にしようか迷った風のワンバウンド捕球も、
頭を越えて後方フェンスまで行き、
ランナー3塁到達のタイムリーに
5 [5] 島田 1-0から
ライトへタイムリーの
クリーンヒット
6 [2] 飯田 初球エンドランはライトフライ、
ライト捕球時にコケてしまうも必死に倒れながら捕球
7 [6] 羽山 初球空振りの際、ランナースタート
タイミングはアウトも、送球逸れすぎてセーフ
ランナー2塁に置いて、
121K外を振らせ空振り三振
4回表(東)
2 [4] 坂本 1-2から外をカットで2球粘るも、
129Kインコース空振り三振
3 [D] 佐藤(秀) 2-2からバットの先に引っ掛けショートゴロは、
送球少々乱れるもミファーストミットに一旦収まりましたが、
ポロッとこぼし出塁(記録は6E)
4 [3]5 戸田 だんだん風が強まってきた中、上空の風は回っているようでしたが、
レフトへ高々上がったフライを難無く捕球
5 [8] 黒川 2-2から一球も振らず、
140K見逃し三振
4回裏(中)
8 [9]7 神里 1-0から
ショート右への打球は抜けて、センター前ヒットに
9 代打福田 9割がたバント・・・1-0から牽制逸れてランナー2塁へ
セーフティー気味のバントはファールも、2-2から
送りバントとしてきっちり1塁方向へ決め、ランナー3塁に
カウント的に追い詰められても、バントを決められる技術があるため、セーフティーを試みたりする余裕が出てくるようです
1 [8]9 影山 内野前進守備の中、
初球捉えライトへのライナーを飛ばします
ライトがライナー捕球しようとした時、捕球できず打球は後ろへ転々と・・・前ではなく、後ろへ逸らし多分、
ランナーはホームを目ざす勢いで3塁をまわろうとするも止まります
ここで東洋大投手交代
長谷川投手
2 [4] 西銘 1-2から
121K空振り三振
3 [D] 上嶋 一球も振らず、3-1から四球を選びます・・・三試合を通し、選球眼の良い選手だニャ~と♪
4 [3] 二十八 3-0から3-2に持っていき、6球目
136K見逃し三振に
5回表(東)
6 [7] 山口 初球ボール後、3球ファールで粘るも、125K空振り三振
7 [6] 藤井(史) 0-1からファーストゴロ
カバーへのトスが浮くも、駆け込みながら手を伸ばして捕球しながらベースに
8 [2] 岡 初球
高めの球を捉え
レフトスタンドへホームラン
9 [5] 森(椋) 1-2から
128K空振り三振
5回裏(中)
5 [5] 島田 1-0から
逆方向
右中間ライト寄りへの打球
ランナー外野手の処理を見て、一気に3塁へ
ここで東洋大投手交代
阿部投手
6 [2] 飯田 1-2から137K空振り三振
7 [6] 羽山 振らずして3-1に
そして5球目捉え、
レフト頭上を越えるタイムリー2塁打
8 [7] 神里 113K空振り三振
9 [8] 福田 ストレートの四球
1 [9] 影山 2-1から
捉えるも、セカンド坂本さんが素早い移動を魅せ
ライナー捕球
6回表(東)
1 [9] 緒方 2-2から左中間レフトフライ
2 [4] 坂本 ファーストゴロも、
俊足坂本さんだとカバーと競争
ギリギリアウト
3 [D] 佐藤(秀) 初球叩き
ショート右を抜けるセンター前へのヒット
4 [3]5 戸田 1-2から
118K空振り三振
6回裏(中)
2 [4] 西銘 2-1からショートゴロ
3 [D] 上嶋 1-2から大きなバウンドが三遊間を抜け、レフトへのヒットに
4 [3] 二十八 0-1から
左中間深くへ飛ばされた打球は、
センター飛びつくも
抜けてタイムリーに
一気にランナー3塁へ行くも、サードはアウトに
5 [5] 島田 ファースト横を通過し、そのままライトへ抜けるかもと思いきや、セカンドの坂本さんが好捕球
お上手です♪
7回表(東)
5 代打 高島 初球叩き、
ショート追いつくもグラブに入らず、そのままレフトへ
6 [7] 山口 1-1から
セカンドゴロは
4-6-3の併殺に
7 代打 酒井(亮) 1-2から
143K空振り三振
点数にも差があり、そのまま完投させて上げたい気分も、中大監督さんはこの回で島袋投手をさげます
7回裏(中)
6 [2] 飯田 2-2から140K見逃し三振
7 [6] 羽山 1-1からボテボテのショートゴロに、
ショート山崎さんの好守備で
1塁間に合ってアウトに
8 [7] 神里 高~くマウンド上に上がった打球は、強風に流されながらも、
この回ファーストからサードに移った戸田さんが無事捕球
8回表(東)
この回から中大は鍵谷投手をマウンドへ送ります
エースの座を下級生に譲った形になった上級生に対し、この交代が監督さんからの気遣いに思いました。
その思いにちゃんと応えた投球を魅せてくれた鍵谷さんも立派です♪
8 [2] 岡 1-2から
143K見逃し三振
9 代打 谷澤 初球140K見逃し、2球目143K空振り、そして3球目
131Kで空振り三球三振に
1 [9] 緒方 3塁ファールゾーンの方に上がり、どなたかがファールフライでキャッチ
雨が降って移動したら、ファールゾーンが見えにゃいとこでした。
8回裏(中)
東洋大投手交代・・・増渕投手
9 [8] 福田 3塁線への打球はサードゴロ
1 [9] 影山 2-1からサードファールフライ
2 [4] 西銘 1-0から
バット折りながらもレフトへ飛ばし、
レフト待っての捕球でヒットに
3 代打 茂垣 空振り三振
9回表(東)
2 代打 木村 初球サードファールフライ
3 [D] 佐藤(秀) 3-2から
左中間へ飛ばし
2塁打コースも、
素早い中継でシングルに留めます
4 [5] 戸田 センターフライ
1塁ランナーここで交代・・・代走 濱田
5 代打藤本 3-2からの7球目
141K空振り三振
試合終了
試合結果 東洋大1対5中央大
野球は一人でやるものではない・・・どんなに素晴しい投手も、その球を受ける捕手が必要となります
中大の飯田捕手は、島袋投手にも鍵谷投手にも安心感を与え、配球の意思の疎通が出来ていたようで速いテンポで投げ込んでいました。
この3連戦では、彼の成長が誰よりも印象的でした