俺ガス
駒大のコマ
茶トラ犬?
2月21日駒大へ、散歩がてら練習見学に・・・
やっぱり観ていて楽しいひと時だった
そして・・・
いたるところで各自バットを振ってる姿が目に入る
グラウンドで打撃練習中心に行なわれる中、ライトファールゾーンから、
『イチー、ニー、ザーン、ジー、ゴ~、△※〇~◇・・・ジジュ~、・・・』
後半へ行くほど叫び声になっていたある練習
その声の先には、捕手がトレーニング
手抜きならいくらでもできるはずなのに・・・
構えて捕球し、
中腰のまま素早くすぐ投げようとする動作の繰り返し
自分自身を鼓舞するかのような掛け声が、徐々に大きくグラウンドに響く、孤独な自分との戦い!
一区切りした後の苦しそうな姿を観て、俺が
『防具もつけての中腰だから、ホントハードなんだろうね~』
と言うと、一緒にいた飼い主バキが
『練習での選手の苦しそうな姿、観てる側は面白い♪』
と・・・
俺(この鬼ー!悪魔ー!)と、心の中で叫んでやった
写真をパシャリ♪と撮って元の見学席へ戻ると、再び掛け声・・・振り返ると、今度はジャンプ!
慌てて撮りに向かうも、終了・・・また席に戻ると再び開始!
選手が、何度も苦しみながらもその練習を繰り返すのだと学んだ俺は、一点集中し次を待って“パシャリ♪”
防具をつけての、
構えてから高~く、
ジャンプし、
ジャンプしながら左右の足を前後するトレーニング
20回やら30回のトレーニングを、何度も繰り返し・・・俺には絶対無理!
打撃練習に目をやっていると、今度は掛け声が2重に・・・後輩と(かにゃ?)同じ動きでトレーニング
何となく、腰の使い方が甘めで高めの動きの後輩くんと思ってたら
高さを固定させる為、
頭に手を置いてもらっての後輩捕手の練習
今度は先輩(だと思う)
ジャンプも高いけど、声も響いて・・・
しかし、現駒大の捕手は戸柱捕手
その戸柱捕手は俺の目の前で
打撃(ティー)練習
片手打ちで丹念にチェック
両手打ちでの打球は
ほとんど同じところに速~いスイングで叩く
一旦お片付けの後、グラウンドホームベース上に、一つだけ打撃練習のネットがセッティング
そこで、スタメンメンバー4人とスーツの男性
スーツの男性は、練習中ずっと細かな打撃指導をしていたのだが、偶然側にいらした駒大OBの方から、そのスーツの男性が新監督さんだと教えていただいた
そして打撃指導・・・
『今シーズン、どんな駒大打線が観られるか楽しみだニャン♪』と、東都1部担当グレが喜んで見守っていた
駒大OBの方とお話させていただいたのですが、東都歴の浅い俺達には興味深いお話を聞かせていただくことができた
バキがロッテ戦でいつも仕掛けられ、敵としてドキドキさせられたサードコーチャー白井氏(現ベイスターズ)は、現役時代上手なセカンドだったそうだ。
今まで観た選手の中で、一番素晴しい指導者になるだろうとして言われているらしい
以前頂いたコメントの中に、
『昔は憎たらしいくらい強かった』
と教えていただいたことがあったが、その常勝時代のお話を伺うと、2部なんてありえない感覚だったそうだ
それどころか、4,5点差も9回ひっくり返せると思って、しっかりひっくり返したお話や、2部に落ちた時のショックの大きさなど・・・
その中でも、練習の厳しさをお伺いすると、昔は本当に厳しかったと・・・
俺からしたら(え?今でも凄いニャ~って思ってる俺って、まだ甘いのか?)と。。。
そんなエピソードを聞かせてくださった
試合に負けた日、夜ミーティングを行なったのだが、そのミーティングが朝まで続いたとか・・・
今までで一番厳しい練習の時代は?という質問に
中畑くらいの時から10年間は凄かったと思うと。
つまり、昭和時代ってことね。。。
最高に強かった頃は、セレクションの時、観客席にズラ~ッとプロのスカウトが並び、「駒大相手じゃ諦めて4年待つか~」というセリフも聞かれたそうだ
そして新監督さんの選手時代のお話だが、静高(静岡高校)出身で、高校時代には成績は学年で2番目だったと、その上野球部ではキャプテン
それを聞いた瞬間、バキが一番驚いていた
バキ曰く『静高と言ったら、今でも静岡では優秀な進学校で、当時だったら更に凄かったはず!そこで野球のキャプテンをしながら、学年で2番とは・・・本気で“文武両道”じゃん』と・・・
今では、進学校も多少スポーツ推薦を使っており、一般入試では無理でも、スポーツなら・・・と、門が広まっている
大学時代の記録を観ると、4年生になって一気に開花したような選手に思っていたが、そこには長けた頭脳に“努力”という才能が備わっていたようだ
新監督の現役時代を知る、その駒大OBの方の期待は大きい
いろんなお話の中、そのOBの方が『一度でいいから観たいんだよな~・・・亜細亜の練習』と仰っていた
すかさず、亜細亜好きのバキが
『おもしろいですよ~、亜・細・亜♪』
と・・・
隣りで言ってやろうかと思った
『この人、東都好きって言ってますが、本当は亜細亜好きなんですよー』
って!
陽が傾き、監督さんとコーチの方も帰られるも、まだまだ自主練習が続きます
そんな選手が飛ばす打球を眺めながら、肌寒さを感じ、選手の練習を背に帰路についた
帰り道、東都1部担当グレは、
『ショート岡さんの後は、下川さんかニャ~?ファースト増本さんの後は福山さんかにゃ?センターには嘉数さんの後は中谷さんで・・・あっ、嘉数弟さんもいるんだよね~♪』
って、もう今シーズンの新駒大にウキウキだった♪