東都大学野球1部
この日の2試合目は、優勝目指す中央大と、何とか1勝でもものにして勝率・できれば勝ち星をあげて最下位回避をしたい国士舘大との戦い!
そんな試合を、かわいいスズメさんたちと仲良く観戦しました。
こんにちは わたしグレ♪
雨が続き、その上六大学が接戦になり、金曜日なのにこの日が1戦目となった試合です。
立場上“六大学に貸していただいてる神宮球場”という意識が強い東都にとって、六大学にはサラサラって試合が決まってくれると助かるのにな~という思いがあったと思います。
しかし、そう上手くはいかないもので、そんな環境の中、どこのチームが日程の“運”を持っているかがポイントとなってきそうです。
試合結果 中央大4対0国士舘大
中央大
1 [7] 杉沼 (秋田中央)
2 [8] 影山 (桐蔭学園)
3 [4] 西銘 (沖縄尚学)
4 [3] 井上(晴) (崇徳)
5 [2] 鮫島 (鹿児島工業)
6 [5] 島田 (常総学院)
7 [D] 河井 (水戸桜ノ牧)
HD 茂垣 (水戸桜ノ牧)
HD 二十八 (岩国)
8 [9] 石川 (浦和学院)
H9 上嶋 (常葉菊川)
9 [6] 遠藤 (駒場学園)
P澤村(佐野日大)
国士舘大
1 [8]7 宮川 (千葉経大附)
2 [4] 川島 (花咲徳栄)
3 [7] 大城 (中部商業)
8 島田 (横浜隼人)
4 [9] 水口 (横浜商大)
5 [D] 長江 (池田)
R 島津 (聖光学院)
6 [6] 西川(元) (桐光学園)
7 [2] 青山 (市立船橋)
R 山田(康) (金沢)
2 千葉 (花巻東)
H 松本 (愛知啓成)
8 [3] 井上 (国士舘)
9 [5] 今江 (平安)
P坂寄(鉾田第一) 久保田(鹿児島城西) 松村(市立柏)
金子(拓)(水戸短大付) 樋口(富士見)
屋宜(中部商業) 永井(神港学園)
国士舘大の先発は坂寄投手
エースの屋宜投手かと思ったのに・・・
1回表(中)
1番 杉沼さん、129K見逃し三振
2番 影山さん、四球・・・なぜ中央大では非力で、しかし俊足の選手。安易に四球を与えてしまったことが不思議に
3番 西銘さん、バントもキャッチャーフライ
4番 井上(晴)さんに対し、2-1から
97K空振り三振・・・これは他チームの参考になると思います。
中央大の先発はエースの澤村投手
1回裏(国)
1番 宮川さん、154K打ち返すもセカンドフライ
2番 川島さん、156K打ち返し
レフトへのヒット
3番 大城さんの打席で
川島さんが盗塁を決めます!
151K空振り三振で2アウト2塁・・・少なくとも進塁打を打って、4番につなげて欲しかったです。
4番 水口さん、変化球3球ボール球が続き、153K力強い空振り後、155Kボール球を見送り四球
5番 長江さん、156Kファールするも、
151K空振り三振
150K台は出ていますが、前回の伸びがなく、好調には見えない澤村さんの立ち上がり
2回表(中)
5番 鮫島さん、ピッチャーゴロ
6番 島田さん、1-1から
左中間に飛ばし
足もあるので2塁到達♪
7番 河井さんの打球は
ライナーでレフト前に飛び、
一瞬グラブを構え捕球の姿勢になったレフトですが、実はかなり前へバウンドしたレフト前の普通のクリーンヒット
国士舘の今までのしっかりした守備力が印象にあるため、捕球の構えを見た時、本当に捕球するかもしれないと思い、2塁ランナーの俊足島田さんはホームに向かえなかったようです。
フェイントってのね~♪
しかし、これが可能になったのも、国士舘の守備力がなせる業!
8番 石川さん、ショートゴロ
ショートの西川さんは打球の正面に入って、きっちり腰を落とし捕球
そこから片膝ついたままきっちり2塁へ送球
そして1塁へ送られ6-4-3の完璧なるゲッツー成立
2回裏(国)
6番 西川(元)さん、右中間もセンター影山さんの守備範囲でセンターフライ
7番 青山さん、ファーストゴロ
8番 井上さん 、セカンドゴロ
3回表(中)
9番 遠藤さん、膝元への128K見逃し三振
1番 杉沼さん、1-1から球足遅くも、
飛んだコースがよく
センターへ抜けます
2番 影山さん、 初球バントでランナー進めます
3番 西銘さん、2-3になるも四球
4番 井上(晴)さん、1-1からピッチャーゴロ
3回裏(国)
9番 今江さん152K叩くもショート正面のゴロ
1番 宮川さん、セカンドゴロ
2番 川島さん、129Kについ手が出てしまって止めるも空振り三振
4回表(中)
5番 鮫島さん、ショートゴロ
6番 島田さん、初球うちでセンターフライ
7番 代打茂垣さん、
レフトへのヒット
ショート西川さん、よく追うも抜けます
8番 石川さん、超ボテボテでしたが、さすがショート西川さん!
素晴しいいつものダッシュで楽勝アウトに!プロならファインプレーとか言われる守備ですが、東都はどのチームも当たり前のプレーで、送球も的確です。
4回裏(国)
3番 大城さん、サードフライ
4番 水口さん、ミートするも、少々伸びすぎでセンターへのライナー性のフライ
5番 長江さん、ひっぱりセカンドゴロ
5回表(中)
この回からマウンドへは
久保田投手が上がります
9番 遠藤さん、0-1から1・2塁間を鋭く抜けるライト前のヒットで出塁
1番 杉沼さん、0-1から強く叩かれるも、
サードの今江さんがガッツリ捕球し、2塁送球
そして1塁に渡り5-4-3のゲッツー
2番 影山さん、ファーストゴロ
5回裏(国)
6番 西川(元)さん、2-3から
センターへヒット
7番 青山さんの打席での2球連続の投手からの速い牽制に刺され、ランナーがいなくなります
そして初球叩くもファーストゴロ
8番 井上さん、148K打ち返し
レフトへのクリーンヒット
9番 今江さん、セカンドゴロ
6回表(中)
3番 西銘さん、ピッチャーゴロ
4番 井上(晴)さん、四球
5番 鮫島さん、キャッチャーフライ
6番 島田さん、2-3から
センター前に運ばれますが、四球よりいいかにゃ~
ここで投手交代
マウンドには松村投手が上がります
7番 代打二十八さん、
死球・・・“当るための立ち位置だよ!”と隣にいた飼い主バキが言ったら、すぐ当っちゃいました
8番 代打上嶋さん、ショートゴロ
6回裏(国)
1番 宮川さん、セカンドライナー
2番 川島さん、0-1から
セカンドの頭上お通過するライナーのライトへのクリーンヒット
3番 大城さんの打球はレフトフライ
4番 水口さん、139K見逃し三振
7回表(中)
この回からマウンドには金子投手
9番 遠藤さん、 0-2から明らかに置きに来たところを叩き
ライトへ飛ばし
俊足の遠藤さんは3塁まで到達
1番 杉沼さん、2-3からライトへの犠牲フライで
先制点を上げます
2番 影山さん、2-1から
センターへクリーンヒット
3番 西銘さんの打席で
ランナーの影山さんが盗塁を成功させます
西銘さんの打球はセンターへの深いフライでしたが、前目に守っていたにも拘らず、落下地点に行くのが速く、送球できる体勢での捕球をし、ランナーは走れませんでした。
ここで国士舘大のリリーフエース・樋口さんがマウンドに
4番 井上(晴)さんにストレートの四球・・・なぜ?
5番 鮫島さんの
強い打球は3塁線ファールになったと思った当たりも、
フェアーとのことでタイムリーに
この時、サード専門ならファールでも捕球にいきますが、サードの今江さんも打球の速さも手伝ってファールだと思ったらしく必死の捕球に行きませんでした。
このようなことがあるので、ファールだとわかっていても東都のサードの上手な選手達は必ずと言っていいほど捕球に動くのが当然なのだと納得しました。
2アウトランナー2・3塁
6番 島田さん、
初球を叩き
かなり深いサードへの打球
サードの今江さんが、低めの速い送球をするも、
速すぎて(?)1塁手捕球できず、一気に2塁ランナーも還り2点タイムリー内野安打
7番 二十八さん空振り三振も、後逸し振り逃げでランナー1・3塁
8番 上嶋さん、120K空振り三振
樋口投手のキレキレの変化球は魅力的ですが、やはり相手も研究してくるので、細かなランナーへの配慮や警戒を怠らないようにしたほうが、野手も守りやすいかと・・・
国士舘を支えているのは、樋口さんの力も大きいとは思いますが、それ以上に抜群の守備力ときちっとした走塁力も大きな力になっていることも、樋口さん自身承知していて欲しいニャ~って思います。
7回裏(国)
5番 長江さんの打球はピッチャーの上を大きなバウンドで抜けるも、
ショートの速いダッシュ力のカバーでショートゴロに
6番 西川(元)さん、146K見逃し三振
7番 青山さん、センター返し
ショートの遠藤さん、走りながら最後は飛ぶも抜けます・・・しかし、最後まで捕球に向かう姿は、頼もしいものです♪
8番 井上さん、
ショート方向へ飛ぶも
イレギュラー気味にすり抜けるようにレフトへ
9番 今江さん、152K見逃し三振
8回表(中)
この回から、
マウンドには屋宜投手が上がります
9番 遠藤さん、ショートライナー
1番 杉沼さん、139K見逃し三振
2番 影山さん、素晴しいセーフティーバントも
セカンドのベースカバー速く、ファーストからの送球に間に合いアウトに
8回裏(国)
1番 宮川さん、キャッチャーフライ
2番 川島さん、
ユルゴロながらセンターへ抜けて出塁
3番 大城さん、ショートゴロ
セカンドに送られ
1塁アウトで6-4-3のゲッツー
9回表(中)
この回からマウンドには
永井投手が上がります
3番 西銘さん、ライナー性の当たりもライトフライ
4番 井上(晴)さん、
140K空振り三振
5番 鮫島さん、セカンドライナー
9回裏(国)
4番 水口さん、初球打ちでライトフライ
5番 長江さん、1-2から
レフトへヒット
(代走島津さんに)
6番 西川(元)さん、センターフライ
7番 代打松本さん、ファーストゴロで試合終了
確かに国士舘は負けましたが、もし樋口さんではなく屋宜さんが7回途中から出ていたらどうなっていたでしょう?
それくらい、樋口さんの出来が悪かったように思えました。それも技術的なことではなく、野球に対して舐めてかかったような投球の姿
どんなにいい球を持っていても、“気持ち”ってものが最後は決め手になるのかもしれません。
決して好調にはほど遠く思えた澤村さんですが、この日はそれこそ“気持ち”で投げ抜いていた気がいたしました。