この日、お友達と待ち合わせた・・・
野球少年である
その子はおもむろにリュックから分厚い選手名鑑を取り出し、中日の新人たちのページを見せてくれた
小川龍也投手
千葉の選手だそうだ・・・それも子供の頃から有能だったらしく、所属していたチーム名なども教えてもらった。
私は、それを教えてくれた
“あなたが選手名鑑に載る日が待ち遠しいよ”と、ふと思った・・
野球部に入部してそうそう観戦に来られないこの野球少年のためにも、この日絶対勝ってほしかった
試合結果 ○【M6対3SY】
ロッテ投手陣
先発 成瀬(1~7)→薮田(8)→小林宏(9)
ヤクルト投手陣
先発 バーネット(1~6)→増渕(7~8)
1回表
マウンドには成瀬投手
エースに育ってくれている・・・気がする♪
球速は出ないが、やっぱりこの投手の打者のバットをすり抜けていく延びは大好きだ
2アウト後、3番青木選手にヒットを許すも
ヤクルトファンも呆れていた
4番デントナを123Kで空振り三振に
1回裏
ヤクルトの先発はバーネット投手
先頭を見逃し三振に抑えるも、
2番
“本物の俊足荻野”を四球で出してしまった~♪
3番井口選手の打席、牽制あり、キャッチャー刺すつもりで意識は荻野選手へ・・・
そんな中、1-0からのストライク
走る・・・盗塁成功
側にいらしたヤクルトファンや、九十九里からいらしたご夫婦が、口々に
『速いね~、凄いよ』と、感心しきり・・・
打席に立っていた時は、『こんなにちっちゃかったんだね、荻野って選手』と言っていた。
あ~、こんなセリフ聞いた事が・・・まこっちゃんの時も聞いたな~と。。。
小柄でも実力で野球は出来る!
しかし、ちょっぴり“走っちゃお~”モードがバレてスタート速すぎて、サードに送球され
待ってましたとアウトに!
井口選手は、ふっと気を抜いたバッテリーのその後の球を打って、左中間への2塁打
4番金選手、5番大松選手を連続四球
バーネット投手は丁寧に投げ込んでいたし、球もそれほど悪くは見えなかったが、ボール球に手を出させようという配球らしかった・・・カウントが良い時、ストライクを入れられてもそうは打てない気がした。
6番サブロー選手に2-1としながらも、ボールを続けて2-3に・・・そして打ち上げてセンター平凡な案外滞空時間の長めのフライ
・・・って、落としたー!それほどの強風ではないのに~!
サードにはサブちゃんが・・・あれ? あっ、サブちゃんなぜか2塁ベースで静かに佇んでいた
3得点入った♪
完璧エラーだったが、記録上は2塁打・・・ラッキーだよサブちゃん♪
7番福浦選手、 2-1からの打球は
前進守備のセンター青木選手がバックしきれずタイムリー・・・タイムリーはいいのだが、このバックの仕方がまた怪しい。
足が速い=守備が上手いとはならない!
日ハム外野手を見てきた高田監督の目は正しかったはずなのに、なぜまたセンターに戻したのか?不思議である。
金選手はよく頑張ってくれてはいるが、なぜ福浦選手を守備で全く使ってくれないのだろう?出ないと感覚が鈍ってしまい、もし金選手に何かあった時福浦選手を出したとしても、凡ミスが出る可能性が考えられる。
時々でいいから守備もつかせて欲しいが、怪我なのか、金選手との契約なのか?
8番里崎選手には四球
9番今江選手の打球は つまりながらもサード後ろに落とすタイムリー
ホームイン・・・ランナーを置いて、敗戦処理とか新人とかではない投手から振りぬく打撃、よく出来ました~♪
1番に帰ってやっとアウトでチェンジ
この回一挙5得点
2回表
1アウト後、6番野口選手の打球は左中間センター寄りのフライ
うちのセンターは俊足に加え“本物の守備のうまい男”だから、難なくキャッチ!
3回表
先頭の8番相川選手の打球がレフトへ
フェンスに当たって2塁打・・・レフトに行くと心配になり、つい力が入ってしまう
9番福地選手に粘りに粘られるも129Kで空振り三振に
1番田中浩選手のレフトフライは
定位置・・・簡単に捕ろうとしてたが、出来れば丁寧に捕って欲しい
2番宮本選手に四球で出塁されるも、3番青木選手はサードゴロ
4回表
2アウト後
6番野口選手の打球はレフトフライ
先ほどの捕球の仕方を指摘されたのか、今度はグラブに手なんか添えちゃって♪
4回裏
先頭8番里崎選手1-3からストライクを入れに来たところを叩いて センターへヒット
9番今江選手の打球はショートゴロ・・・しかし、抜けても良い当たりに思えたが、打ってからではなく、打つと同時に宮本選手は移動していたように見えた。
瞬時に動けなくなってサードへコンバートされてたはずが、再びショートへ・・・しかし、目の前でみると経験とセンスで守っていた。
きっと画面には普通に捕球しているので、普通のショートゴロに見えただろう。
それも、ゲッツーを取りに行こうとした
セカンドのみアウト
1アウトランナー1・2塁の場面で
2番荻野選手にまわってきた きっちり振りぬき、センター前に落とす
そのスイングを観た側のヤクルトファンが
『強い打撃だね~♪ちっちゃいのに・・・』と
ちっちゃいは余計だが、本当にスイングスピードが速いし強い!
満塁になり3番井口選手は死球
とっても痛そうだけど・・・1得点
尚も満塁で、金選手引っ掛けて、5-4-3のゲッツー
5回裏
5番大松選手
見逃しの三球三振
でも、レフトフライちゃんと手を添えて捕ったし、まだ1億円プレーヤーじゃないから、次頑張れー!
6番サブロー選手
今度はセンター返しの本物のヒット
7番福浦選手の打席で、投手がサブちゃんを気にする・・・一見走塁良さそうに見えるからだろうか?
本人全く走る気なし
なのに、勝手に捕手が焦ってこぼし、走塁に遠慮がちなサブちゃんも走るしかなく2塁に到達♪
結局この回得点なし
6回表
1番田中浩選手にレフトへヒット
2番宮本選手の打球はこれまたレフトへ・・・2ランホームラン
これじゃあ、捕球の練習はちょっと無理
6回裏
2アウト後
2番荻野選手の打席 2-3からの7球目を強いスイングで内野手の頭を越えるセンター前ヒット
3番井口選手・・・ランナースタート!
そして叩いた打球はライトに落ちて、荻野選手は余裕で3塁到達
4番金選手、レフトフライに倒れ無得点
しかし、荻野選手のヒットに動きのある策・・・得点云々ではない楽しさがある
7回表
1アウト後
8番相川選手センターへヒット
なぜか捕手に打たれると、勝っていても悔しい
8回表
この回からマウンドに薮田投手が上がる
そして、ライトにはサブちゃんに代わり、強肩南選手がつく
南選手の肩は見たいが、そうなると打たれるってことだし・・・複雑だ。
2番宮本選手の打球は、早速交代した南選手のもとへ
ライト線フェンス際も足があるから追いつくのも速い
なぜ守備固めでサブちゃんと交代なのか?大松選手よりサブちゃんを交代させるってのが理解できないが、怪我ってことかな?
3番青木選手の打球もライトへ
ライト方向はいいが、ちょっと飛ばされ過ぎちゃったみたいで入っちゃった
8回裏
2アウトランナー2塁
打席には荻野選手が立っている
この日の最後の打席なのか~と・・・
外野手は前進守備の位置
決して滞空時間の長くはない鋭い打球がレフトの深い所に飛んで行き
『タイムリーだ~♪』と喜んだ瞬間、
35歳にして衰えをしらない元西武の福地選手が猛烈な勢いでバックし、キャッチ!
これが本当に上手い外野手なのだと思った瞬間であった
9回表
小林宏投手がマウンドに・・・
その背を眺め帰り支度をし席を立つ
そしてスタジアム内のTVのはしごをし、勝利の歓声と共に年がいもなく、荻野気分で猛ダッシュ!