5回のゲッツーコースが、セカンドへの悪送球となる。
なんとか荻野貴選手の送球で1アウトがとれたが・・・
マウンドから下がる俊介、何を思う
3月14日のマリンスタジアムは大賑わい♪
結果はサヨナラ勝ち
オープン戦だけどうれしいよね~
試合結果 ○【M4×対3E】
ロッテ投手陣
先発 渡辺俊(1~6)→服部(7)→マーフィー(8回の3分の2)→
伊藤(8回の3分の1)→薮田(9)
楽天投手陣
先発 田中(1~7)→川岸(8)→福盛(9)
1回表
先発の俊介投手は、國學院の後輩1番聖澤にヒットを打たれる
オープン戦だからなのか、サブロー選手動かず待って捕る・・・少々寂しくもあった
しかし、セカンドフライ・センターフライ・ショートゴロと抑え、出だしはOK
1回裏
先発は田中投手・・・2アウト後、3番井口選手がライトへの2塁打に、4番金選手・5番大松選手に連続四球
しかしサブロー選手はショートゴロに倒れる
ショートの渡辺直選手、難なくベース向こうのゴロを正面で捌く。
守備範囲広がったようだ・・・小坂誠好きとしてはちょっと辛い
2回表
140K位の速い変化球を、もっと速いストレートに織り交ぜながらの田中投手と反対に、100K前後でグイグイ押し捲り、時折投げる120Kは150Kに見えるだろう球を活かす俊介投手
遅球がストライクに入ると、俄然強くなる!
この回も5番リンデン選手を118Kで見逃し三振をとり、6番フィリップス選手をライトフライに
ダッシュではなくユルユル動きちょっと危うかった捕球のサブちゃん
7番中村紀選手をショートフライに
2回裏
このところDHが目立つ7番福浦選手はファーストファールフライに
8番里崎選手の打球はフライではなくライナーで、ライトのライン寄りに飛ぶも
ライトの鉄平選手が捕っちゃった・・・ヒットになるかと思ったのに~
今江選手、出合いがしら初球うちとかではなく、2-3からのフルカウントで、田中選手が四球を出したがらないことを察してか、思い切り振っていった センターへの2塁打
そして1番西岡選手に戻り、打球はレフトへのヒット
当然の如くホームを狙うも余裕でアウト!
3回表
三者凡退
3回裏
先頭の2番荻野貴選手 初球をセフティバント!
打球はコロコロと、サードラインに添って転がっていく
中村紀選手、見つめるもベースにあたり止ったので拾うしかない
普通、こんなことされたら動揺しそうなものだが、田中投手はこの後サードゴロに三振2つとって抑える 大松選手の空振り三振は、
球がスーッと沈んでいった
4回表
ライトフライにレフトフライに、4番山崎選手からは102Kで見逃し三振を奪う
ただ山崎選手に限っては、オープン戦なのであえて無理に打ちにこなかった気がする。無理に打とうとするとフォームが崩れることを知っているのだろう。
4回裏
2アウト後里崎選手が右中間に2塁打を放ち、次の今江選手にはインを攻めてユニにかすって死球で、ランナー1・2塁にするも、1番西岡選手はセカンドゴロに倒れる
5回表
5番リンデン選手の打球は、センターに抜けそう~
しかし、井口投手捕球し
逆向きからの送球もアウトを取った
6番フィリップス選手に2-3までもっていかれ、田中投手同様俊介投手も『四球を出すくらいなら打たれたほうが良い』を選択したのか、レフトに運ばれる
ランナー1塁で7番中村紀選手を、
上手く引っ掛けさせ、ランナーが外人ということもあり、余裕でサードゴロのゲッツーコース
しかし送球がセカンドではなくライトの荻野貴選手のもとに届き、
そこからサードにもう一度返してもらいサードでアウトをとった
ランナーを残すも、俊介投手も冷静に三振をとりチェンジに
よく『バットで返せ~!』と言うけれど、バットでは球数は返せない・・・このときゲッツーを取っていれば、6球は投げなくても済んだのだ。これは今江選手に限ったことではない。エラーがつかないグラブにさえ当らないエラーは、投手の気持ちまでも乱すと思うので、守りはもっと動いてがんばって欲しい
5回裏
三者凡退・・・気になったのが142Kの表示なのだが、肉眼では変化していた気がする。140K台の変化球ってこと?
6回表
9番嶋選手の打球は、ライト前のポテンになるかと・・・
しかし井口選手、後ろ向きのまま捕球、と思ったらグラブに当ってボールは中に浮く
しかし、もう一回捕球
そんなプレーを魅せられたら、俊介投手だって燃える♪・・・セカンドゴロにセンターフライ
6回裏
5番大松選手に四球・・・しかし、敵ながら低めのギリギリをついてくる田中投手に感心する
次の早坂選手、初球構えず投球モーションで構えてストライクを見逃す
『最初から構えてよ~!』と思ったら、やっぱり最初から構えることにしたようだ
そしてバントを成功させた
ランナー2塁で、7番福浦選手の打球はセンターへのタイムリー
歩いているお客さんが多かったが、得点が入りそうな瞬間くらいちょっとで良いから観て欲しいな~
里崎選手の打球はゲッツーに・・・
7回表
マウンドには、服部投手が上がる
3番からの打順だ・・・もしクリーンナップを抑えれば、1軍に残れる
3番鉄平選手、2球目をファール
てっきり大松選手とってくれるかと思ったが、やっぱり無理なようだ
しかし、服部投手は気を取り直して2-0から124Kストライクを決め三振に抑える
今度はライトに飛んだが、かなり深くとも荻野貴選手が落下地点に走り、正面を向きなおして余裕のキャッチ
普通に
“プロの守備”と言える
最後はセカンドフライに抑え、服部投手は1軍の切符を手にできたようだ
これでファームに落としたら『じゃあ、どうすりゃあいいの~』と言っちゃうよ!
7回裏
先頭の今江選手の打球は鋭くセンターを抜け・・・ない 絶対ヒットじゃ~ん!
内村選手(写真のストッキング上げてる選手)が誠かと思ったよ・・・流れるように捕球し送球、ショートの内村選手の位置を改めて考えると敵ながら成長を感じる
そして、三振・セカンドゴロに抑えて、田中投手は終了
もう開幕2戦目に備えて上々の出来のようだ
8回表
マーフィー投手がマウンドに
外人さんだけど、球速はないがかわしながら抑えるタイプ
6番大廣選手の打球は、ミートされてライトへのライナー でも、ライトは荻野貴選手だも~ん♪ナイスキャッチ
次もセカンドゴロに打ち取る
次の草野選手の打球は、センターへ・・・これも抜けない♪と一瞬喜んだが、逆向きの無理な体勢からの送球が少々乱れ(?)たのか金選手捕球できず、その上里崎捕手のカバーが間に合わずベンチの中へ
エンタイトルでランナー2塁へ・・・と思ったら、3塁まで進んだ
急にマーフィーが乱れ、9番嶋選手に四球を与えてしまった・・・ランナー1・3塁
そして1-3からの打球は、ゴロを打たせたものの
ショート横を抜けていってタイムリーに
マーフィーに代わり、マウンドに伊藤投手が上がる
セカンドゴロで抑える・・・良い感じに仕上がっている
8回裏
田中投手に代わり、川岸投手
3番井口選手に四球(代走正人選手)
4番金選手、2-2からコンパクトに振りぬいた打球は レフトへのタイムリー・・・そしてホームインの間にサードまで走り3塁打
大松選手サードへのファールフライに倒れるも、
早坂選手が外野フライ狙いで力いっぱい振って 犠牲フライ
9回表
マウンドには薮田投手
てっきり小林宏投手かと思っていたので、もしかしたら何かあって急遽かな?
ライトフライで1アウト取るも、山崎選手にフェンス直撃のヒットを打たれる ただ、このときの南選手の処理と素早い返球でシングルに留め置いた
お客さんから大きな拍手が・・・みなさんよくご存知だと、拍手したお客様に拍手したくなった
続く5番宮出選手の打球はライトへのライナー ランナーがいる上、風速6Mを越え始めていたのでかなりバックしながらの難しい捕球となるはずだったが、荻野貴選手ナイスキャッチ
6番大廣選手、2ランを放ち同点となる・・・これに関しては打った大廣選手を褒めるべきだと♪
9回裏
マウンドには福盛投手
寒くなってきたので、サッサと決めて~と思っていたら
サッサと決めてくれた
里崎選手のサヨナラホームラン
みんなうれしそう~
俊介投手も田中投手も、開幕2戦目の準備はできたようだ
両チームとも、後の投手が問題なのか~
今年は俊介投手には、おっそい球をたくさん使って打者を泳がせて欲しい・・・そして100Kに満たない球で三振を見たい♪
楽天の打撃は昨年以上に強く叩いてきていたが、
“策”がないようで、面白さは半減・・・
野村監督のかけ引きがなくなった分、相手チームは楽になるかも~
ただ、投手をしっかり育てた楽天は、今シーズン投手中心のチームになりそうな予感がするのだが・・・