足だけ~・・・飛んでた♪
東大はどんな負け方をしても入替戦がないから、応援団もチアもずっとここで応援できる・・・東都応援団からしたら、羨ましい話である
しかしこの日も負けたが、この応援にふさわしい納得のいく良い試合だった
翌日、立教大の応援団が
『お~い とうだ~い
昨日は いい夢みたか~!』
と、言っていた。
失礼にゃことを・・・と思いながらも、笑ってしてしまった
俺ガス
東大の試合ってだけで、『今日も長いのかな~?』と試合前から不安になる。
その反面、“もしかして”という淡い期待も胸に抱いて・・・
試合結果 立教大3対1東大
(延長12回)
9回まで同点・・・ヒット数は東大が勝っている~
いや11回まで同点なんて奇跡みたいなものだ
・・・
詳しくは下記の試合の詳細をクリックしてください
先日、ドラフトで戸村くんが楽天1位に指名された
東大に9回までに7本もヒットを打たれている戸村くん
毎試合ご覧になられている方には、それが何を意味するかおわかりだと思うが、この日の試合とドラフトを重ね合わせると、東大がプロに近づいたのか、スカウトが間違っちゃったのか?
戸村くんの1位指名で、慶應の中林くんは悔しかっただろう。
左腕というだけで需要がある上、総合的に見て中林くんのほうがスタミナも体格も、そして過去の投球内容も良く思う。
ただ、最後の試合が彼のイメージを落とさせただけなのに・・・
ドラフト1位とは行かないが、少なくとも5位6位辺りなら十分とっていい素材だと・・・やはり、スカウトの目と素人にゃんこの目は違うのにゃ~。
立教大
[8] 五十嵐 (新潟明訓)
[4] 中山 (日大三) 4 松本 (横浜) R 関根 (川越) 6 浅田 (星稜)
[7] 田中宗 (佐賀西)
[9] 末藤 (東邦) 9 神谷 (首里) 2 峯尾喜 (静岡)
[5] 岡崎 (PL学園)
[3] 早瀬大 (静岡) 3 手島 (桐光学園)
[6]4 伊藤公 (清水東)
[2] 前田雄 (米子西) H9 那賀 (大阪桐蔭)
[1] 戸村 (立教新座) H 渡辺 (日大三) 1 仁平 (日大鶴ヶ丘)
東大
[7] 古垣 (開成)
[6] 岩崎 (海城)
[8] 鬼原 (栄光学園)
[5]9 内海 (土浦一)
[9] 堀口 (高崎) H 宮田 (灘) 3 秋末 (浅野)
[3]5 濱田 (茨木)
[4] 髙橋 (米沢興譲館)
[2] 田中 (武生)
[1] 前田 (栄光学園) H 小島 (浅野) 1 香取 (筑波大駒場)
東大の先発は前田くん
1回表(立)
1番の五十嵐くんを2-2 から
119Kの変化球で空振りの三振に
幸先のいいスタートを切った前田くんは田中宗くんにヒットを打たれるも無得点に
立教の先発は戸村くん
1回裏(東)
1番古垣くんは初球を
レフト線にヒット
バントで送った1死2塁で
3番鬼原くんの芯でとらえた打球は
惜しくもショートライナー(2塁ランナーはセーフ)
4番内海くんのファールフライは
サードの岡崎くんが追いかけて向こう向きでキャッチ
戸村くん、好守備に助けられ無事無失点
2回表(立)
この回先頭の
5番岡崎くんがレフトオーバーの2塁打
6番早瀬大くんが
初球をセンター前に運んで無死1,3塁に
7番伊藤公くんは右中間へのフライ
センター鬼原くんが捕球も
犠牲フライには充分で立教が1点先制
8番前田雄くんのファールフライは
レフトの古垣くんが落下地点に一直線で駆け込んでキャッチ
9番戸村くんもセカンドフライで1点止まり
意外にも1点で攻撃終了
立教はこの後2点目を取るのに途轍もなく時間を要した
3回表(立)
先頭の1番五十嵐くんに対してボール3つで0-3
四球で崩れて行くいつものパターンかと思ったらこの後2-3に
そして何と空振りの三振に
2番中山くんは2塁打
3番田中宗くんのファースト右への痛烈な打球に
濱田くんがくらいつきキャッチしてアウトに
4番末藤くんもショートゴロで無得点
4回表(立)
1死から6番早瀬大くんを見逃しの三球三振に
7番伊藤公くんの1,2塁間の深いゴロを
回り込んでさばくセカンド高橋くんの好プレーで無得点
4回裏(東)
2死から
4番内海くんがセンター返しのヒットで1塁に出るも
得点には至らず
5回表(立)
この回も、頭脳と気合と遅球で三者凡退に
5回裏(東)
1死から
7番高橋くんが三塁の右を破って出塁
8番田中くんが低めのボールを見極めて四球
しかし9番前田くんはバントを失敗して3塁封殺
1番古垣くんは、0-3から2-3となりファール2つの末四球を選んで満塁に
しかし2番岩崎くんがファーストゴロに打ち取られ無得点
6回表(立)
この回、四球で出塁の田中宗くんの2塁への盗塁を
東大キャッチャーの田中くんが
好送球でアウトに
一見普通の盗塁を刺したシーンだが、東大にとっては奇跡のような出来事・・・これは、田中くんがどれほど努力を重ねてきたか痛いほどわかる場面だ!
どこに来るともわからぬピッチャーの球を、まともに捕る事さえできなかった選手が、たった一夏で盗塁のランナーを刺せるようになったのだ!!!(うれし泣き)
この回も3人で攻撃終了
7回表(立)
5番岡崎くんの絶対抜けて長打になる左中間の打球に、
センター鬼原くんが
最後まで諦めずにダイビングキャッチ
お~、凄すぎ~
8回表(立)
1死から、9番戸村くんがレフトへのヒットで1塁に
1番五十嵐くんの高々と宙に舞った打球は
3塁側スタンドに入るかに思われたが
サードの内海くんがネットの手前ギリギリのところでキャッチ
2番中山くんに対して2-0と追い込みながら2-3に
しかし最後は空振りの三振に
粘りの投球でこの回も前田くんは凌ぎきる
9回表(立)
先頭の3番田中宗くんへの5球目を投げ終えた所で、マウンド上の前田くんの様子がおかしい
審判が歩み寄り、
ベンチから監督も小走りでマウンドに
どうやら足を攣ったらしくベンチから選手が一人呼ばれ
前田くんを背負ってベンチ裏へ
『治療の為の中断』とのアナウンスがあったが、通常こんな場合は交代だろうな~、次誰が投げるんだろ~と思っていたら・・・
再びマウンドに向かう背番号11の姿
2,3球足元を確かめるように投球練習をし、試合再開
しかし3番の田中宗くんには結局四球
バントで送って1死2塁となり、5番岡崎くんのカウントは2-1に
その4球目外ギリギリのコースに暫く間を置いてから、
主審の右手が上がって三振に
前田くんの頑張りにこのときだけストライクゾーンが広くなったようだ
続く6番早瀬大くんはセカンドゴロでチェンジ
9回を1失点で投げきった前田くんに大きな拍手が
9回裏(東)
点数が入るなんてこれぽっちも考えていなかった俺は、帰り支度をしながら「いい試合が観れたにゃ~」と・・・
5番堀口くんファーストフライ、6番濱田くんレフトフライで簡単に2つのアウト
『今日は本当に良い試合だったにゃ~』なんて、次のアウトを待っていると
7番高橋くんの打ち返した打球はピッチャーの横をすり抜け
2塁ベース付近でポーンと跳ね上がり内野安打に
『え?まさか?・・・でも2アウトだし~』
8番田中くんの打席でキャッチャーがボールを後ろに逸らしてランナーは2塁へ
『え?・・・でも8番打者だし~』
そして田中くんの打球はライト方向へ
ライト線で落ち2塁から同点のランナーがホームイン
何と9回2死走者なしから東大が追いついてしまって1対1に
延長戦に突入・・・夢みたいだ~
10回表(立)
再び前田くんがマウンドへ
『大丈夫にゃのか?』
しかし先頭の7番伊藤公くんに1-3から四球、8番前田雄くんには一つもストライクが入らず連続四球
9番戸村くんが送って1死2,3塁に
ここで1番の五十嵐くんは敬遠の四球で満塁策に
2番途中から守備で入っている松本くんが
浅いセンターフライ
3番田中宗くんには2-0から
空振りの三振に
3人のランナーを背負いながらこのピンチで、全日本代表メンバーの田中宗くんを打ち取った
10回裏(東)
2死から
3番鬼原くんが2-1から
二遊間を破って1塁に
4番内海くんも2-0と追い込まれながら
三遊間を破ってレフト前ヒット
2人のランナーが出てもしやの予感も、5番堀口くんが見逃しの三振に
振って欲しかった・・・
11回表(立)
4番に入った神谷くんのピッチャー返しの打球に、差し出した前田くんのグラブに打球が当たりショート方向へ
前田くん自ら拾って1塁送球も大暴投で無死2塁に
5番岡崎くんを敬遠で歩かせて無死1,2塁と塁を詰める
しかし6番早瀬大くんを迎えたところで前田くんの牽制球に2塁ランナーが逆を突かれてタッチアウト
そして早瀬くんは大きなセンターフライで2アウト
しかし簡単には終らない
7番伊藤くんがライト前ヒット、8番代打那賀くん四球でこの回も満塁に
ここでもうひと踏ん張り
9番代打の渡辺くんをショートゴロに打ち取って
この回もピンチを凌いでしまった
11回裏(東)
6番濱田くんがボテボテのショートゴロで
1塁に頭から突っ込んで内野安打に
バントと四球で1死1,2塁
ここで9番前田くんに代打小島くん
という事はこの回で絶対に決めたい東大
しかし小島くんは凡退
1番古垣くんはボテボテの内野ゴロに
懸命に1塁に飛び込むもアウト
延長12回へ
ここで神宮球場を後にした
この後2番手香取くんが2点を失い立教が勝った