この日の俺のヒーローは
東大の2年生投手・平泉くんだ!
俺ガス
前日は0対18の大惨敗だった東大
10個の四球を与え、4つのエラー・・・観戦側もしんどくにゃる
東大が善戦するには与四死球とエラーを減らし、ロースコアに持ち込むこと
この日も点を取る気配こそ前日以上になかったが、投手と守備陣が頑張り締まった試合を見せてくれた
試合結果 東京大0対5慶應大
詳しくは下記の試合の詳細を
東京大
[7] 古垣 (開成)
[6] 岩崎 (海城)
[8] 鬼原 (栄光学園)
[5]9 内海 (土浦一)
[2] 田中 (武生)
[4] 髙橋 (米沢興譲館)
[9] 堀口 (高崎)
H5 濱田 (茨木)
[3] 小島 (浅野)
1 吉松 (灘)
H 笠井 (私武蔵)
1 香取 (筑波大駒場)
[1] 平泉 (武蔵工大附)
H3 秋末 (浅野)
慶應大
[5] 漆畑 (慶應)
[6] 渕上 (慶應)
[9] 山口 (慶應)
[8] 伊藤 (中京大中京)
[3] 小野寺和 (前橋)
[4] 湯本 (野沢北)
[7] 山本良 (岡崎)
1 松尾拓 (金沢泉丘)
H 梶本 (西条)
1 福谷 (横須賀)
H 髙尾康 (慶應)
R 夏木 (広島城北)
1 小室 (大宮)
[2] 長﨑 (高志)
[1] 居村 (桐朋)
1 村山 (男鹿工)
H7 竹内一 (慶應)
慶應大の先発は居村くん
東大は平泉くん
前日エース格の前田くんが早い回で降板したので、前田くんの連投もありかなと思っていたのだが、マウンドに立ったのは2年生の平泉くんだった
これが思いのほか、予想以上の好投を演じてくれた
5回で失点3という以上に、
四球が1個ってのが光った!
さすがに5回頃には握力もガクッと落ち、へばっていたのだろう、よろめきながら投げているように見えた
体力的には俺たち素人観戦者に一番近い東大野球部
130Kに満たないボールでもかなり体力を使うのだと思った
1回表(東)
2三振含む三者凡退
1回裏(慶)
1番漆畑くんの難しいバウンドのショートゴロを
軽快に捌く岩崎くん
2死1塁となって
4番伊藤くんの強烈なゴロがセカンド高橋くんを襲う
しかし、打球の勢いに屈せず
諦めないで拾い上げ
1塁アウトに!
以前だったら、弾くかもしくは止めるのが精一杯だったのだが、着実に守備力をアップさせている東大を感じさせてくれた
2回は両チームとも三者凡退
3回表(東)
先頭の7番堀口くんが四球を選んで1塁に
8番小島くんはヒッティングも
ファーストゴロで2塁フォースアウト
9番平泉くんはスリーバント失敗で走者を進められず、この回無得点
3回裏(慶)
先頭の8番長崎くんがライトにヒット
居村くんが送って1死2塁
ここで1番漆畑くんをライトフライ
2番渕上くんをセカンドフライに打ち取る
4回表(東)
1死から
3番鬼原くんがセカンドの左を抜けていくセンター前ヒット
4番内海くんは1-3から四球
ここで慶應大は早くも投手交代で村山投手に
東大の投手より慶應の投手が先に代わるとは・・・
しかし5番田中くんはセカンドゴロで4-6-3の併殺打に倒れ無得点
4回裏(慶)
1死後
4番伊藤くんが二遊間を破ってセンター前ヒット
5番小野寺くんは無理なくバットを合わせてレフト前に
1死1,2塁
しかし、ここも平泉くんが踏ん張り
6番湯本くんが低空飛行のセカンドライナー
ランナー急いで戻り、ゲッツーは免れた
ここでセカンドが捕球するも、ポロってこぼしてたら、実は楽勝ゲッツーがとれた。もしこぼしても、わざとではないと判断されるほど難しい捕球でもあった・・・やっぱり必死だったから、ゲッツーどころじゃなかったのだろう。
7番山本良くんもファーストゴロに打ち取られ無得点
5回表(東)
三者凡退・・・6球で終った
時間で言うと、プロ野球の3球でその回が終るより早い位だ!
打つほうに関しては何の工夫も感じられず早打ちが目立つ
少しは粘って投手を休ませるくらいはしてほしい
5回裏(慶)
先頭の8番長崎くんがライト前ヒット
9番代打の竹内一くんもライト前ヒットで続く
1番漆畑くんの初球にワイルドピッチで2,3塁にランナー進む
漆畑くんは結局四球で無死満塁に
2番渕上くんはセカンドゴロ、ボールを2塁に送ってアウトを1つ取るが3塁ランナーはホームインで慶應が1点先制
この場面は、中間守備で打球のバウンドが大きめのゴロだったのでバックホームは無理、むしろ1塁ではなくて2塁に送球してアウトを取った事に少しばかり感心
尚も1死1,3塁でバッターは3番の好打者山口くん
なんと、2-1から空振りの三振に
なんとか最小失点でしのげれば後半面白くなると思ったのだが・・・
4番伊藤くんの打球は
ライト線に
2者が還って3対0に
東大の外野は、レフトの古垣くんとセンターの鬼原くんは動きもよく判断力も六大学での標準レベルにあると思うのだが、どうしてもライトに飛ぶと予想以上の長打になりやすい・・・にゃんばれ!
2者がホームに還っただけでなく、
伊藤くんは3塁に進む
5番小野寺くんをレフトフライに取って平泉くんはマウンドを降りる
次回もこのくらいの投球ができれば、試合は壊れないし、また応援したくにゃる♪
6回表(東)
3番手投手松尾拓くんの前に三者凡退
6回裏(慶)
東大の2番手は吉松くん
この回先頭の6番湯本くんが
三遊間を破ってレフト前に
代打の梶本くんは打ち取って、8番長崎くんは送って2死2塁
ここで外野はバックホームに備えての前進守備に、そしてキャッチャーのパスボールがありランナーは進んで2死3塁に
この時外野3人ともが、3塁に走者が進んだのに守備位置が2死2塁の場面と変わらず(ちなみに竹内一くんはそこそこパワーがあるのはわかっているはずだ)
9番に入っている竹内一くんの打球は、
レフト方向へ上がり頭上を越え
タイムリーに
いい当たりの打球であったが、守備位置を定位置に戻していれば追いついたかもしれない
守備への意識が高い古垣くんや鬼原くんにしては、判断を誤ってしまったように思えた
7回表(東)
4番手投手福谷くんの前に3者凡退
少しは粘って欲しい・・・
7回裏(慶)
2死から四球の走者が出るも
5番小野寺くんの打球を
ショートの岩崎くんが好反応でキャッチ
8回表(東)
三者凡退
3人とも早いカウントで外野フライを打ち上げる
8回裏(慶)
この回から、マウンドには
“外野手”の香取くん
先頭の湯本くんが右中間を破る2塁打
7番代打の高尾康くんがサードの右を抜けるヒット
無死1,3塁
8番長崎くんがスクイズ
・・・も外される
3塁走者がタッチアウト
ただ、この時ランナーへのタッチに手間取り、サードへ後のランナーが到達してしまった
上手くタッチできていれば、もしかしたら2・3塁間でもアウトが取れたかも・・・
さらに長崎くんが三振で2アウト
ここを切り抜けたい東大であったが
9番の竹内一くんがこの試合途中からの出場ながらも
3本目となるヒットをセンター前に
5点目が慶應大に入った
9回表(東)
2死から
2番の岩崎くんがチーム2本目のヒットをレフト前に
しかし3番鬼原くんはレフトへのファールフライで試合終了
確かにこの日の試合も東大は負けた
しかし前日とは違い、四球も少なく、守備も頑張り、次に繋がるようないい試合内容に思えた。
選手以上に、東大の監督の意識がもう少し欲張りになってくれればと・・・