俺ガス
第一試合で楽しみにしていた法政大の加賀美くんが本来の力を発揮できず、この第二試合の斎藤くんと野村くんの投球に期待していたのだが・・・
それにしても、両チームとも何でこんなに点を取るのが下手っクソなんだろう・・・
どちらかを応援しているわけではなく(この日は明治側に座ったが)、若い学生達の懸命なプレーを見たくて来ているのだが、何か消極的でベンチの顔色ばっかり伺い若々しさを感じない、残念な試合だった
この試合の翌日のスポーツ紙に大学野球の欄があるのだが、そこに躍っていた文字は
『斉藤好投、投げ勝つ』
なんだかチャンチャラおかしい
よくこんな言葉を平気で載せられると思う。
スポーツ記者として恥ずかしいとか思わないのか?
そんな取材なら小学生の学級新聞でもできるぞ
こんな記事をみて、斎藤くんはきっと情けない気分になっていることだろう。彼の能力・頭脳からしたら、決して好投なんて思っていないはずだ!
斎藤くんにも、野村くんにも失礼な話だ!
ホントに記者達は試合を見ていたのであろうか?
それとも大学野球なんて誰も注目していないから、早稲田の斎藤くんのことだけ書いて紙面を埋めればいいと思っているのだろう・・・
試合結果 明治大2対4早稲田大
詳しくは下記の試合の詳細をクリック
明治大
[9] 小道 (二松学舎大)
[8] 山口 (春日部共栄)
H2 安田 (PL学園)
[4] 荒木郁 (日大三)
[3] 謝敷 (大阪桐蔭)
[7] 多田 (日大三)
[5] 千田 (日大三)
H 矢島 (桐生一)
5 越智 (西条)
[6] 上本 (広陵)
H 豊田英 (宇部商)
R6 山内慎 (沖縄尚学)
[2] 川辺 (日大藤沢)
H 戸田 (桐蔭学園)
1 大越 (日大三)
1 隈部 (熊本工)
H 遠山 (松商学園)
[1] 野村 (広陵)
H8 中村 (関西)
早稲田大
[8] 小島宏 (愛工大名電)
H8 川西 (早稲田実)
[6] 松永 (広陵)
[9] 土生 (広陵)
[7] 山田 (早稲田実)
1 大石 (福岡大大濠)
[2] 杉山 (東総工業)
[3] 原 (桐蔭学園)
[4] 後藤 (早稲田実)
[5] 宇高 (今治西)
[1] 斎藤佑 (早稲田実)
7 佐々木 (早稲田実)
早稲田大の先発の斉藤投手
ストレート主体の投球に変えたらしいが、東都の澤村くん、南くん等の剛球を見ている者からすると物足りない投球であった
東大とか、逃げ腰のスイングが目立つ明治大から、いくら三振を取ってもあまり参考にならないと思う
一番良いのは、自チームの強打者を抑えてこそ(不可能だが・・・)
1回表(明)
2死から、3番荒木郁くんがセカンドへの内野安打で出塁
4番謝敷くんが初球を叩いてセンター前ヒット
5番の多田くんは2-3から四球で2死満塁
立ち上がりアップアップの斉藤くん
6番千田くんもカウント2-3に
しかし次の内角133Kの球にバットがピクリとも動かず、見逃しの三振
春の早稲田との試合でも、チャンスに小道くんが4番なのに明らかに四球狙いの打席があって、見逃しの三振
全く見ているものを白けさせたその時のシーンを思い出させてくれた
チャンスのはずなのに、攻撃側がビビッていては投球術に長けた斉藤くんに手玉に取られるのは当然である
ベンチの指示なのかはわからないが、下位打線ならまだしも、チームの中心選手にこんな野球をさせ、もしくは自主的にし、楽しいのだろうか?
明治大先発の野村くん
彼の場合、マウンド上でかなり考えすぎなのでは?と思う
昨秋防御率0.00という偉業を達成し、早くも投手陣を一人で背負ってそれを下回ってはいけないと守りの投球になってしまったのだろうか
亜細亜大の東浜くんが、鮮烈にデビューして今苦しんでいる姿がだぶる
2回裏(早)
この回先頭の4番山田敏くんが、
ショートの右を破ってセンター前ヒット
送りバントと死球で1死1,2塁
7番後藤くんは三遊間を破ってレフト前ヒット
1死満塁に
8番宇高くんがレフト前に落として早稲田が1対0と先制
尚も満塁
しかし9番斉藤くんに普通に打たせてショートゴロ
6-4-3のダブルプレーに
3回表(明)
先頭は、春4番だった小道くん
カウント2-3で四球狙いかと思ったら
こんなクソボールに空振り三振
ベンチから狙い球等、一体どんな指示が出ていたのだろうか
3回裏(早)
1番小島くんがチョコンと右足に低めのボールを当てる死球で出塁
バントと3番土生くんの内野安打で1死1,3塁
4番は山田敏くん
この1球目に山田くんがバント
スクイズかと思ったが3塁走者のスタートがかなり遅めであった
ホームは余裕のアウト
サイン違いか3塁走者のサインの見落としか、全く不可解な場面であった
4,5回明治大は走者を2塁に進めるも無得点
5回裏(早)
ボーっとしてたら9番斉藤くんが右中間に2塁打
ここで1番の小島くんが初球をバント失敗でファールに
ここで早稲田の監督出てきて、ピンチバンターに川西くん
しかし川西くんもバント失敗で、結局打って出てセンターフライ、走者は進めず
2番松永くんのセンターフライで2塁走者は3塁に
ここで3番土生くんは2-0と追い込まれる
3球目は低めのボール球
これを土生くんが上手く拾ってライト前ヒット
追い込まれても、さすが土生くんである
まだ2年生だが、必ず土生くんはドラフトにかかると思う
それだけの魅力が1年生のときからあった選手だ
早稲田が2対0に
ここで気落ちしたのか
続く4番山田敏くんがセンター前ヒット
5番杉山くんにも1,2塁間破られ3対0に
6回表(明)
3番荒木郁くんのレフトを越えていく
・・・と思ったら山田敏くんがナイスキャッチ
6回裏(早) 1死から8番宇高くんがレフト前ヒットで1塁に
9番斉藤くんのバントはキャッチャー前
素早く拾って2塁に送球
2塁から1塁に
2-6-4のダブルプレー
7回表(明) 1死から
豊田英くんがライト前ヒット
代打戸田くんの時、
キャッチャーが1塁に悪送球
2死1,3塁となって
1番小道くんの打球は
1,2塁間を破ってライト前に、明治が1点を返す
尚も1,3塁だったが
2番の安田くんが2-1から見逃しの三振に
斎藤くんはこの回でマウンドを降りる
7回裏(早)
先頭の1番川西くんが
ショートの左を破ってレフト前ヒット
バントで送って1死2塁
3番土生くんが1塁線にバント
これが内野安打となり
1塁への送球が逸れる間に2塁走者がホームイン
早稲田4対1に
8回表(明)
早稲田は2番手の大石くんが登板
1死3塁から5番多田くんのレフトへの犠牲フライで1点返し4対2
9回表(明)
粘ることも無くあっさり三人で攻撃終了
翌日の2回戦は接戦も9回に早稲田が5点とって8対2の大勝で連勝し勝点
明治は野村くんに続く投手が不在で、打つほうも期待できない
厳しい戦いが続きそうだ