俺ガス
9月26日、神宮に法政対慶應の試合を観にでかけたのだが、一番気になってたのが
加賀美くんの怪我からの復帰状態
試合結果 法政大2対4慶應大
詳しくは下記の試合の詳細をクリック
法政大
[7] 土井 (智辯学園)
1 上野悠 (平塚学園)
7 加治屋 (育英)
[8] 和泉 (横浜)
[6] 多木 (坂出)
[4] 松本雅 (関西)
[3] 石川 (小山西)
[9] 松本哲 (桐光学園)
H 成田 (東北)
1 武内 (徳島城東)
[2] 廣本 (浪速)
R 中尾 (報徳学園)
[5] 長谷川 (常葉菊川)
1 西 (国府)
1 藤田 (丸亀城西)
R 難波 (中京大中京)
79 喜多 (伝習館)
[1] 加賀美 (桐蔭学園)
H5 佐々木 (作新学院)
H 大八木 (平安)
慶應大
[5] 漆畑 (慶應)
[6] 渕上 (慶應)
[9] 山口 (慶應)
[8] 伊藤 (中京大中京)
[3] 小野寺和 (前橋)
[4] 湯本 (野沢北)
[7] 山本良 (岡崎)
H 松本 (金沢泉丘)
R 夏木 (広島城北)
7 青山 (関西学院)
[2] 長﨑 (高志)
[1] 中林 (慶應)
H 髙尾康 (慶應)
R 竹内一 (慶應)
1 福谷 (横須賀)
1 小室 (大宮)
慶應大の先発は中林くん
この日は序盤変化球のキレが良かったのと、打者に粘られても根気強くストライクゾーンの四隅を突いて行く投球に好感を持った
1回表(法)
1番土井くんのセンターへ抜けようかという打球を、
セカンド湯本くんが追いつき1塁への送球も良く好プレー
2番和泉くんには四球を与えてしまったが2-3から外角低めにわずかに外れた惜しいボールだった
そして和泉くんは2塁に盗塁もアウト
3番多木くんのライナーはレフトの頭上を襲うも、
レフトの山本良くんが
腕をいっぱいに伸ばしてのナイスキャッチ
法政大の先発は加賀美くん
昨秋のリーグ戦で初めて見た時から、六大学の中で最も熱くワクワクできる投手だ
春季はリーグ戦中に故障しリタイアしてしまったが、この秋は勝ち投手にはなれなかったものの東大との1回戦に先発した
恵まれた体が全身鞭のようにしなり剛球を投げ込む
そして接戦になればなるほど、相手が強ければ強いほど力を出し切る投球に魅了されていたのだが・・・
この日は立ち上がりから変化球が多く、彼特有のリズミカルな躍動感も感じられなかった
またこの試合法政大の捕手は、今までレギュラーを務めてきた4年のキャプテン石川くんでなく、3年の廣本くんであった
彼の伸びるストレートが好きなのだが、どうしたのだろうか?
1回裏(慶)
2番の渕上くんのファーストゴロを
この試合いつもは捕手である石川くんが捌く
この回は三者凡退に
2回表(法)
1死から、
5番石川くんがライト前ヒット
6番松本哲くんが1,2塁間を破ってのライト前ヒット
いずれも初球打ちで1,2塁に
しかし中林くんが踏ん張り無得点
2回裏(慶)
この回先頭の4番伊藤くんが2球目をライトスタンドに
ソロホームランで慶應が1点を先制する
続く5番小野寺くんもライトフェンス手前まで飛ぶライトフライ
1アウトと思いきや、小野寺くんは1塁ベース上に
どうやら捕手のミットがバットに触れ打撃妨害となったようだ
バントで送られ、7番山本良くんのセンター前ヒットで1死1,3塁も8番長崎くんが三振してこの時3塁ランナーが飛び出してしまってアウト
慶應の走塁ミスでホームランによる1点どまり
3回表(法)
2死後、
2番和泉くんが2-1から
外のスライダーに手が出ず見逃し三振
よくキレた1球だった
4回表(法)
先頭の打撃センス抜群の3番多木くんに対して、
2-1からこれまた素晴しいキレのスライダーが
外に決まって空振りの三振に
4番の松本雅くんはサードの左を破っての2塁打
5番石川くんは追い込まれてから粘りに粘る
7,8球はファールを打っただろうか
しかし最後は変化球にバットが空を切り空振りの三振に
中林くんが投げ勝った
そして続く打者も打ち取ってこの回をしのぐ
4回裏(慶)
前の打席でホームランを打っている4番伊藤くんが
加賀美くんのこの日最速の146Kのストレートを右中間に2塁打
5番小野寺くんが1,2塁間を破ってタイムリー
この後送りバントで2塁に
そして7番の山本良くんがライトに2ランホームラン
???・・・加賀美くん
4対0と慶應が試合の前半を優位に進める
5回表(法)
先頭の7番廣本くんがヒットで出塁も8番長谷川くんがサードゴロで併殺
その後9番代打の佐々木くんにヒットが出るも無得点
7回表(法)
中林くんが、そろそろスタミナ切れか、とらえられ始める
先頭の5番石川くんがレフト線への2塁打
6番松本哲くんが
ショートのグラブを弾き飛ばすレフト前ヒット
7番廣本くんの打球は
三遊間を破ってタイムリーヒット
法政が1点を返して無死1、2塁
ようやく面白くなってきた・・・と思っていたら
8番に入っていた3番手投手の藤田くんが、初球送りバントを空振り
2塁ランナー飛出してしまったのを捕手が見逃さず2塁に送球アウト
あまりにも痛すぎるミスであった
この後は、四球を出すも中林くんが踏ん張りこの回でマウンドを降りる
7回裏(慶)
内野安打と四球で1死1,2塁
1番の漆畑くんがライト前ヒットで1死満塁
2番渕上くんは初球スクイズもファール
1-1から再度スクイズ敢行も球が宙に上がる
4番手投手の上野くんがこの飛球をダイレクトでキャッチ
3塁ランナー、急ブレーキも三塁に帰れずダブルプレーに
8回表(法)
2番手投手の福谷くんから
2死から
4番松本雅くんがレフトスタンドにホームラン
この後、死球で投手は3番手の小室くんに
代打の成田くんがレフトフライに倒れてチェンジ
9回表(法)
先頭の廣本くんが四球で1塁に
8番喜多くんが2-0と追い込まれながら
ライト前にしぶとく運んで無死1,2塁
9番に途中から入っていた青柳くんが、キッチリバントを決めて1死2,3塁
最後に試合の山場が・・・と思っていたら
1番加治屋くんの何球目かにワイルドピッチ
3塁ランナーが一瞬間があってから本塁にスタート
しかしそれほど大きくボールが逸れてはいなくて、
ボールを拾ったキャッチャーから本塁に入ったピッチャーへの返球で余裕のアウト
加治屋くんもファーストゴロに倒れ試合終了
法政大の走塁が酷すぎた
翌日曜日の2回戦は、慶應の中林くんが連投
法政はドラフト候補の二神くんが打ち込まれ、5対2で慶應大が連勝で勝点をあげた
春の王者法政大があっさりと勝点を落とした
俺としては二神くんもいいが、力のある投手が多いのになぜ使わないのかが不思議でにゃらにゃかった。