初回、青学木野選手の打席
初球を詰まらせサードファールフライ
その時のスピード表示156K
156Kをマークした男
澤村拓一投手
試合結果
青学大3対2中央大
スタメン
青山学院大
1 (5) 長島
2 (6) 篠塚
3 (4) 木野
4 (2) 小池
5 (DH)加守田
6 (9) 広滝
7 (3) 奥平
8 (8) 下水流
9 (7) 政野
P 垣ヶ原・・・完投
中央大
1 (6) 西銘
2 (8) 杉沼
3 (5) 美馬
4 (3) 井上
5 (2) 鮫島
6 (9) 村山優
7 (DH)奥
8 (7) 板井
9 (4) 志田
P 澤村
先攻・青山学院大 後攻・中央大
1回表
マウンドには中央大のエース、澤村投手
1番長島さんへの初球、151Kストライクで入ります・・・相変わらず、強気なバッテリーです!
1-2から置きに来た球を見逃さず、
右中間に運ぶのですが、早速守備の解れが・・・
なぜか、普通のゴロヒットなのに3塁打になりました。
しかし、この後が素晴しかったのです!
2番篠塚さんを、2-3から154Kで空振り三振
3番木野さんを、初球156Kを詰まらせサードファールフライ
そして、日米野球にも選ばれた4番小池さんを
これまた初球、155Kを詰まらせファーストフライに!
1回裏
マウンドには、垣ヶ原投手があがります
1アウト後、細身ながらも強く叩ける2番杉沼さん、
しっかり振りきり
右中間手前にポテンヒット
せっかくのチャンス、
体張っての盗塁阻止、盗塁失敗
そして、美馬さんバットを止めたつもりでしたが、スイングを取られ三振に・・・プロなら明らかにボールとコール。相変わらず厳しい東都です。
2回表 相変わらず150K台で押し捲る中央大のバッテリー
時折見せる120K台の変化球が効果的で、
150Kを空振りさせた後、129Kを振らせて奥平さんを三振に!
2回裏 澤村さんとは対照的な垣ヶ原さんは、ボール球を上手く使って振らせていきます
パンチ力のある4番井上さんの打球は
右中間に・・・しかし、さすが横浜出身・下水流さんナイスキャッチ!
次の鮫島さんもパワーヒッター
今度は左中間にライナーが飛び、絶対抜けるだろうと
・・・で、ぬけにゃい!
またも下水流さんファインプレー
守備が良いと、投手も心に余裕を感じるのか、
インコースに食い込んでくる切れの良い球で
村山優さんを三振にとりチェンジ!
3回表
先頭はファインプレーを魅せた下水流さんから
2球目をレフトへ鋭く運び出塁
しかし、次の政野さんのバントした打球を、捕手鮫島さんが大きなバウンドをジャンプしてもぎ取り、
すかさずセカンド送球、そして1塁に送られゲッツーに
4回表 1アウト後
3番木野さんが151Kをセンターに打ち返します
4番小池さんのサードゴロの間に、ランナー2塁に進みます
そして、5番加守田さんの打席、2-2からの球を鮫島さんがパスボールして、
その球がベンチに入りセカンドランナーがホームインを指示され青学の得点
最初は、“鮫島さん、抑えなくっちゃ!”って思いましたが、澤村さんの素晴しい伸びある球を見ていると、仕方にゃいのかも・・・って。
5回表
先頭の6番広滝さん、140K後半が続き、
目がなれたのか、きれいにセンターへヒット
きっちり奥平さんが送り
2アウトランナー2塁になったところで
0-1からのユル~イ球にタイミングを合わせ
9番政野さん、タイムリー!
7回裏
先頭の杉沼さん、センター返しで出塁
続く美馬さん、バントかと思いきやバスター
ランナーは進みます
4番井上さん、三振に倒れるも
5番鮫島さんがタイムリー
しかし、ご自分がセカンドでアウトになられました
8回表 2アウト後
1番背番号3の長島さんが四球を選びます
そして2番背番号6の篠塚さんの打席
またもパスボールが出て、ランナー2塁に・・・
篠塚さんの打球は、ショート強襲になったのですが
長島さん、一気にホームイン!
8回裏
打球がレフト前に落ちるかな?と思ったのですが
レフトの政野さん、猛ダッシュで追いつきます
四球でランナー1塁に出し、
打球が右中間に飛びました
・・・が、ライトの広滝さんがナイスキャッチ!
またも四球で、2アウトランナー1・2塁
1年期待の星西銘さんがセンターにタイムリー
この日の試合は、青学が勝ちました。
青学投手の垣ヶ原さんは、バランスのいい守備力に任せながらの投球で、完投されました。
一方中央大の澤村さんも完投
この日、3試合行われたのですが
負けはしたものの、澤村さんが一番良く見えました
そして中央大が負けたのは、何より攻撃も守備も
“雑”であることだと思います。
例えばカバー一つを取ってみても、他チームの上手い選手はカバーする際、捕球する選手以上に気を使うのですが、中央大ではカバーがどんなに大切かとか、先の塁に行かせない様に確実なゲッツーは確実に決めるなどのところが甘いようです。
決して弱いからではなく、プロで言ったら、強い雰囲気のある今の4位の西武って感じです。